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正式名称:RX-93 ν-GUNDAM パイロット:アムロ・レイ(U.C.0093) コスト:3000 耐久力:680 変形:× 換装:× 覚醒技:× 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 ビームライフル 8 75 コスト相応のBR 射撃CS ダミーバルーン - 73 相手のアシスト武装を誘導する サブ射撃 フィンファンネル 12 27 高性能なファンネル。リロードが遅い 特殊射撃 ニューハイパーバズーカ 3 104 宙返りしながら背面に装備したBZを撃つ 特殊格闘 フィンファンネル・バリア 300 - 射撃バリアを展開する。FFを5基使用 格闘 動作 入力 威力 備考 通常格闘 袈裟斬り→横薙ぎ→斬り払い NNN 174 発生が良好。主力 派生 逆袈裟斬り→斬り上げ N前N 176 打ち上げダウン。追撃が容易 前格闘 突き刺し→キック 前N 101 初段のダウン値が低い 横格闘 袈裟斬り→横薙ぎ→回転斬り 横NN 174 判定が非常に弱い 後格闘 斬り上げ 後 86 打ち上げダウン。補正が緩め BD格闘 パンチコンボ BD中前 210 発生・判定が優秀で高威力。主力 解説 攻略 射撃武器 【メイン射撃】ビームライフル [常時リロード 3秒/1発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 2.0][補正率 70%] コスト相応のBR。サブ・特射・特格(バリア)にキャンセル可能。 νガンダムの主力武装。他の武装は確定を取りづらいため依存度がとても高い。 弾切れすると相手に与えるプレッシャーがガタ落ちするので弾数管理はしっかりと。 ブースト量に甘えて連射するとすぐに弾切れするのでBZなどを上手く織り交ぜていきたい。 【射撃CS】ダミーバルーン [チャージ時間 2秒][属性 実弾][ダウン][ダウン値 2.0(0.2/0.8)][補正率 60%(-10%/-30%)] ダミーを順次に射出する。NEXTと違い追加入力なしで3個射出する。 ダミーには射撃バリア判定と相手のアシスト武装を誘導する効果がある。 射出ごとに反動でやや後退する。慣性の影響を受けやすい。 ダミーは射出後から約4秒フィールド上に停滞した後に爆発する。 相手に優秀なアシスト持ちがいる場合は適度に撒いておくと地味に嫌らしい。 特にジオ・ヴァサーゴ・ラファエルあたりには高い効果が望める。 着地保護に使う場合は慣性が乗る代わりに防御能力が低下したV2のMBSと言った感じ。 前もって溜めておく必要はあるしダブルロックに弱いがオバヒ時の着地暴れに有用。 また、硬直が短いので盾を仕込みやすいのでダミーを掻い潜ってきた相手の攻撃を防げることも。 本体10ダメージ、爆風70ダメージ。 【サブ射撃】フィンファンネル [常時リロード 7秒/1発][属性 ファンネル+ビーム][よろけ][ダウン値 0.9][補正率 90%] フィンファンネルを1基ずつ射出する。レバー入力で取りつき方向を指定できる。 ホールド入力で6基まで連続射出可能だが、バリア展開中は1基しか射出不可。 あまり使われないキャンセルルートだが特射にキャンセル可能。 有効射程とリロード速度(回転率)を除けば、銃口補正や取りつき速度などはファンネル系武装で随一。 ファンネル武装の特徴として機体の赤ロックとは別に追尾距離を持っており、緑ロックで射出しても誘導する。 そのため迫ってくる相手には緑ロックから撒くのも有効。逆に遠ざかる相手には効果が薄い。 FF射出は硬直が短いので盾を仕込みやすい。 ブースト残量が少ない時などにFF小出しから盾のタイミングを調整できると生存力向上に一役買う。 FF→盾で相手の格闘をガードした場合、相手のよろけ硬直中にFFが刺さることもある。 【特殊射撃】ニューハイパーバズーカ [撃ち切りリロード 6秒/3発][属性 実弾+爆風][ダウン][ダウン値 2.5(2.0/0.5)][補正率 60%(-30%/-10%)] 宙返りしながら背部にマウントしたバズーカを撃ち出す。 弾頭・爆風ともに打ち上げダウン。メイン・射CS・サブ・各種格闘からキャンセル可能。 空撃ち時は宙返りせずに途中でモーションが止まる。今作から弾数が2発→3発に増加した。 全BZ中でも発生は早いが、宙返りで高度が上がるというリスクがあるので迂闊に多用はできない。 タイミングが合えば宙返りでBR程度の射撃やゼロのロリバスも回避できるが、安定はしないので魅せに近い。 主な用途はBRの節約・弾幕形成・迎撃・コンボの〆など。 他のBZと比べて打ち上げ幅が大きく、BR→BZ≫BZなどはνガンダム特有の手軽な拘束手段。 コンボの〆としてBZCすればブーストを節約しつつ打ち上げダウン 手堅いダメージ増加が見込める。 温存しておく必要はないので1発になったらさっさと牽制で撃ち切ってしまおう。 弾頭90ダメージ、爆風20ダメージ。 キャンセル時は57ダメージ(弾頭48ダメージ、爆風12ダメージ)、ダウン値2.2(1.7/0.5)に低下する。 【特殊格闘】フィンファンネル・バリア [時間リロード 25秒/300カウント][クールタイム 5秒][効果時間 8秒] 「死ねるか!」 FFを5基使用してピラミッド状の射撃バリアを展開する。視点変更あり。 開幕時はゲージ0。ゲージが300の場合のみ使用可能。νガンダムの生命線。 FFを2基以上射出していると使用不可。バリア展開中はFFは1基しか射出できない。 覚醒リロードはされないがリロード時間短縮は適用される。 バリアの耐久力は300とかなり優秀で、時間減少を含めても大体BR3発は防いでくれる。 また、バリアの残耐久によっては照射ビームを受けても本体にダメージが入る前に離脱できる。 しかし入力からバリア展開までに僅かに間があるので被弾の危険を感じたら早めの展開を心掛けよう。 見た目とは裏腹にνガンダム本体に当たった射撃のみを無効化する。 そのため強制ダウン中などの無敵時間にはバリアにもダメージが入らない。 また、バリア展開中にシールドガードした場合はシールドガードが優先される。 防げるもの一覧 ビーム・実弾・爆風・照射属性の射撃 投擲属性の武装 アンカー属性の武装 オーラ属性の武装 防げないもの一覧 格闘全般 格闘属性のアシスト ヅダの特格(爆風のみ防げる) 格闘 【通常格闘】袈裟斬り→横薙ぎ→斬り払い 袈裟斬り→横薙ぎ→多段ヒットの斬り払いの3段格闘。3段目に視点変更あり。 判定は弱いが発生が優秀でνガンダムの格闘中で一番早い。虹ステ合戦時の主力。 吹っ飛びが緩いので出し切りから前ステで各種追撃が狙える。 1段目から前派生で逆袈裟斬り→多段ヒットの斬り上げ。最終段に視点変更あり。 補正が出し切りに比べて悪い代わりに最終段で打ち上げるので斜面でも追撃が安定する。 また、ダウン値が出し切り比べて低いので前派生から特格派生が全段入る。 通常格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 袈裟斬り 65(80%) 65(-20%) 1.7(1.7) よろけ ┣前派生 逆袈裟斬り 125(65%) 75(-15%) 2.0(0.3) よろけ ┃┗2段目 斬り上げ 176(44%) 29(-7%)×3 2.6(0.2×3) ダウン ┣┗2段目 横薙ぎ 121(65%) 70(-15%) 2.0(0.3) よろけ ┗3段目 斬り払い 174(53%) 28(-4%)×3 2.9(0.3×3) ダウン 【前格闘】突き刺し→キック サーベルで突き刺し→左足裏で蹴り飛ばす2段格闘。初段のダウン値が0.85と低め。 発生・判定・伸びが万能機としては良好で、虹から素早く出せる格闘の中ではそれなりの判定。 しかしコマンド上出しづらく、初段の範囲が狭いので基本的に使いにくい択である。 特格派生は先行入力すれば斜面でも安定して繋がる。 前格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 突き刺し 38(90%) 38(-10%) 0.85(0.85) よろけ ┗2段目 キック 101(75%) 70(-15%) 1.85(1.0) ダウン 【横格闘】袈裟斬り→横薙ぎ→回転斬り 袈裟斬り→返し横薙ぎ→回転斬りの3段格闘。3段目に視点変更あり。 伸び・回り込みは良好なものの、判定は全機体でも下から数えたほうが早いほど弱い。 振り合いには心許ない性能なので格闘戦にはなるべく付き合わないこと。 横格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 袈裟斬り 65(80%) 65(-20%) 1.7(1.7) よろけ ┗2段目 横薙ぎ 121(65%) 70(-15%) 2.0(0.3) よろけ ┗3段目 回転斬り 174(53%) 42(-6%)×2 2.5(0.25×2) ダウン 【後格闘】斬り上げ サーベルを居合いのように構えて斬り上げる1段格闘。 威力と補正に優れ、相手を打ち上げるので追撃が容易。 始動に使えばダメージが伸びやすいが、発生・判定に優れるBD格があるので影が薄い。 後格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 斬り上げ 86(82%) 45(-9%)×2 2.0(1.0×2) ダウン 【BD格闘】パンチコンボ 左フック→右タックル→左ジャブ→左ジャブ→右ストレートの5段格闘。3段目から視点変更あり。 原作終盤でのサザビーとの一騎打ちの再現。各種格闘の任意段から特格入力で派生可能。 2段目がダウン属性なので上り坂では3段目がダウン追撃になる場合がある。 発生・判定・伸び・突進速度が高水準でまとまっているνガンダムの主力格闘。 コマンド上、虹ステ合戦時に連続して出せないのが難点。また、攻撃時間が長いのでカット耐性は低い。 万能機が持つ格闘としては強い判定を誇るが、過信できるほどではないので無闇に振りすぎないこと。 BD格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値(単発ダウン値) 属性 1段目 フック 75(80%) 75(-20%) 1.7(1.7) よろけ ┗2段目 タックル 131(62%) 70(-18%) 2.0(0.3) ダウン ┗3段目 ジャブ 150(57%) 30(-5%) 2.1(0.1) よろけ ┗4段目 ジャブ 168(52%) 30(-5%) 2.3(0.2) よろけ ┗5段目 ストレート 210(--%) 80(--%) 5.5↑(--) ダウン コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル) 入力 威力 覚醒中 備考 BR始動 BR≫BR 128 135 攻め継続 BR≫BR≫BR 158 167 基本 BR≫BR→(≫)特射 148(164) 156(173) BRの節約に BR→(≫)特射 114(146) 121(155) 非強制ダウン。ブーストに余裕があれば追撃したい BR→(≫)特射≫BR 137(169) 145(179) 主力 BR≫NNN→( )特射 195(204) 199(215) 近距離の基本 BR≫後→( )特射 160(182) 169(192) 素早く終わる BR≫BD格NNNN 200 211 BR≫BD格N→( )特射 179(192) 189(203) カット耐性微増し N格闘始動 NNN→( )特射 203(227) 213(239) 特射の虹ステ繋ぎは最速前ステ。覚醒中は非強制ダウン NNN NNN 239 259 お手軽高威力。繋ぎは前ステで安定 NNN NN BR 247 260 主力。ダメージ+カット耐性微増し NNN N前N 240 259 打ち上げダウン。覚醒中は非強制ダウン NNN→特N→( )特射 246(252) 258(265) 高威力。特格派生の繋ぎは微ディレイ。オバヒでも繋がる N前N NNN 228 249 前方が上り坂の時に。繋ぎは横ステ推奨 N前N 横NN 232 244 ダメージ底上げ N前N→特N→( )特射 231(235) 244(248) オバヒでも繋がる 前格闘始動 前 NNN→( )特射 212(230) 224(241) 前N→特NNNN 241 254 特格派生は先行入力。オバヒでも繋がる 前N→特N→( )特射 215(231) 227(243) カット耐性微増し 横格闘始動 横→( )特射≫BR 140(177) 149(188) カット耐性重視 横 NNN→( )特射 211(225) 224(239) 横N→( )特射≫BR 177(206) 186(218) カット耐性重視 横N NNN→( )特射 229(237) 236(249) 基本コンボ 横N→特NNNN 232 245 オバヒでも繋がる 横N→特N→( )特射 215(227) 228(240) カット耐性微増し 横NN≫特NNNN 254 269 要高度。高威力。BD格の繋ぎは最速前BDC 後格闘始動 後→( )特射≫特射 171(209) 180(220) カット耐性重視。高高度打ち上げダウン 後 NNN→( )特射 239(254) 250(266) 後→特NNNN 241 258 オバヒでも繋がる 後→特N→( )特射 215(231) 227(244) オバヒでも繋がる BD格闘始動 BD格N NNN→( )特射 231(237) 241(248) 主力 BD格N NN BR 223 234 カット耐性とダメージのバランスが良い BD格N 後→( )特射 205(223) 217(236) カット耐性重視。打ち上げダウン BD格N≫BD格NNNN 234 244 BD格の繋ぎは横BDC BD格N≫BD格N→( )特射 220(230) 231(241) BD格NNN NNN 237 248 覚醒中は非強制ダウン BD格NNN N前N→( )特射 242(246) 255(259) 威力重視 BD格NNN 横NN( BR) 238(246) 249(257) BRの繋ぎは最速前フワステ BD格NNN≫BD格NNNN 246 259 コンボ時間が非常に長い 覚醒中限定 NNN NNN(2hit)→特 --- 264 NNN N前N→( )特射 --- 265(269) 打ち上げダウン NNN→特NNNN --- 268 覚醒中はディレイが必要ない。オバヒでも繋がる 前N→特NNN 前N --- 255 特格派生は先行入力 外部リンク したらば掲示板2 - νガンダム Part.11 したらば掲示板2 - νガンダム Part.10 したらば掲示板2 - νガンダム Part.9 したらば掲示板2 - νガンダム Part.8 したらば掲示板2 - νガンダム Part.7 したらば掲示板2 - νガンダム Part.6 したらば掲示板2 - νガンダム Part.5 したらば掲示板2 - νガンダム Part.4 したらば掲示板2 - νガンダム Part.3 したらば掲示板2 - νガンダム Part.2 したらば掲示板2 - νガンダム Part.1
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ZGMF-X24S カオスガンダム 性能 COST EXP HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水 MS形態 42500 513 13000 108 27 26 25 4 ○ × ○ △ MA形態 27 24 27 6 ◎ ○ × × 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命属 命中 CRI 必覚値 支援 備考 MS形態 ヴァジュラ・ビームサーベル 3400 10 0 1~1 ビーム打撃 格闘 85 6 - × 高エネルギービームライフル 2800 10 0 2~4 ビーム 射撃 75 9 - ○ ファイヤーフライ誘導ミサイル 600×8 18 0 3~5 通常弾 射撃 50 3 - ○ ビーム突撃砲 3600 18 0 2~7 特殊ビーム 射撃 90 9 - ○ ヴァジュラ・ビームサーベル 3400 10 30 ALL ビーム打撃 格闘 100 12 - × 追撃武装 MA形態 ビームクロー 3300 10 0 1~2 ビーム打撃 格闘 80 6 - × ファイヤーフライ誘導ミサイル 600×8 18 0 3~5 通常弾 射撃 50 3 - ○ カリドゥス複相ビーム砲 4300 16 0 3~6 貫通ビーム 射撃 70 6 - ○ ビーム突撃砲 3600 18 0 2~7 特殊ビーム 射撃 90 9 - ○ ビームクロー 3300 10 35 ALL ビーム打撃 格闘 100 12 - × 追撃武装 アビリティ 名前 効果 備考 MS形態 変形可能 MA形態に変形 「変形」コマンドでユニットが変形 デュートリオンビーム受信機 デュートリオンビーム受信でEN全回復 常時発動 アンチビームシールド防御 ビーム系(射撃)2300減、他(貫通ビーム除く)25%減 「防御」コマンドで発動 ヴァリアブルフェイズシフト装甲 打撃/通常弾/誘爆3400減 常時発動 MA形態 変形可能 MS形態に変形 「変形」コマンドでユニットが変形 デュートリオンビーム受信機 デュートリオンビーム受信でEN全回復 常時発動 ヴァリアブルフェイズシフト装甲 打撃/通常弾/誘爆3400減 常時発動 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 開発先D 5 ガイアガンダム 5 アビスガンダム 5 フォースインパルスガンダム 5 セイバーガンダム 備考 長射程武装の性能が高く、アビリティも豊富、発展先も優秀と、かなりの優等生である。 序盤に作るなら捕獲したギャプランからの開発が早い。
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正式名称:LM314V21 VICTORY 2 GUNDAM 通称:V2 パイロット:ウッソ(ハロ) Gクロスオーバー:巨大ローラー作戦 コスト:3000 耐久力:650 盾:ビームシールド(ノーマル時はBD格闘時/AB時は別項参照) 変形:× V2モード 射撃 名称 弾数 威力 備考 射撃 ビームライフル 8 100 判定が細いが高誘導 サブ射撃 マルチプルランチャー 3 130 足を止めて発射 特殊射撃 アサルトバスター換装 100 --- AB形態へと換装 格闘 名称 入力 威力 備考 地上通常格闘 横切り→回転して横切り N 190 使い勝手が悪い 空中通常格闘 横切り→二段蹴り N→N 192 初段が当てやすい 地上ステップ格闘 横斬り→斬り上げ(→射) ス→N(→射) 180(205) 出し切り後に射撃派生アリ 空中ステップ格闘 突き刺し→横斬り&胴抜き斬り ス→N→N 208 隙が大きいが使い勝手は良好 特殊格闘 光の翼 特→特 181 主力、コンボパーツとしても有用 BD格闘 ビームシールドを展開して突進 BD 138 射撃防御可能 V2アサルトバスターモード 射撃 名称 弾数 威力 備考 射撃 メガビームライフル 5 140 単発で強制ダウン CS メガビームキャノン - 253 照射ビーム サブ射撃 スプレービームポッド 3 181 拡散ビーム 特殊射撃 装備解除 --- --- 通常形態へ換装 格闘 名称 入力 威力 備考 地上通常格闘 N 190 通常形態と同性能 空中通常格闘 N→N 192 通常形態と同性能 地上ステップ格闘 ス→N(→射) 180(212) 派生先が変わる以外は通常形態と同性能 空中ステップ格闘 ス→N→N 208(214) 通常形態と同性能だが、どこからでもヴェスバー派生可能 特殊格闘 光の翼 特→N→N 226 通常形態と同性能だが、総段数が増す BD格闘 BD 138 射撃防御可能 後格闘 メガビームシールド 後→射→格→ジャンプ -501010 メガビームシールドを展開Ⅴビームを発射前方へと飛ばして設置その場に設置 共通 名称 弾数 威力 備考 モビルアシスト ガンブラスター×2 5 30~125 サーチ対象を包囲する形で追尾し、数回射撃 Gクロスオーバー 巨大ローラー作戦 200 どんなに高く飛んでもあたる 【更新履歴】 09/01/05 各種武装に詳細なデータを追加 08/10/18 換装アシストキャンセルの情報を追加 08/08/22 全角数字や括弧を半角に修正 解説 攻略 コスト3000の高機動万能機体。 高水準な機動性能に加えて機体サイズが小さいため、射撃戦における優位性が高い。 また、特殊格闘の「光の翼」は当てやすさ・カット耐性ともに優秀な近接武装であり、格闘戦でも被弾率を抑えながら戦うことが可能。 だが通常形態では先出しで積極的に仕掛けられるような武装に乏しく、受けの立ち回りを意識して戦うのが無難。 しかしアサルトバスター形態に換装すると、時間制限はあるものの攻撃性能が大きく上昇する。(詳細は後述) この形態を如何にタイミングよく、かつ効果的に運用できるかがこの機体のキモと言っていいだろう。 原作ではV1の上位機種だったのだが、本作ではパーツ別の変形などは(ZZなどと同様に)廃止されてしまっている。 特にV1と違い、通常形態時は後格闘によるビームシールド防御が使えない事に注意したい。 射撃武器 通常形態時 【メイン射撃】ビーム・ライフル [常時リロード][リロード 6秒/1発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 2.0][補正率 %] [威力:100][発生:16F][硬直 45F][キャンセル→サブ射撃] 攻撃判定が細いものの、発生・誘導に優れる当てやすいBR。 しかし高コスト機としては、威力がたった100と最低クラス。 サブ射撃でキャンセル可能なので、ヒット確信から追撃してダメージを伸ばしたい。 リロードが若干長いが、実際はAB解除とともに全弾リロードされるため燃費は悪くなかったり。 【サブ射撃】マルチプルランチャー [撃ち切りリロード][リロード 5秒/3発][属性 実体弾][ダウン][ダウン値 2.0][補正率 %] [威力:130][発生:21F][硬直 67F][キャンセル→なし] ダウン属性のグレネード実体弾。 この手の武装では珍しく爆風は発生しないが、その分威力が高めなのでダウン値対ダメージ効率がやや高い。誘導も良好。 射撃時は立ち止まってしまい慣性移動も行わない。なので短時間とはいえ隙を晒してしまうことに注意。 メイン射撃と同様に換装で全弾リロードが行われるが、使用頻度が低く燃費も十分なのでありがたみに欠ける。 【特殊射撃】アサルトバスター換装 [常時リロード][リロード 30秒/1発(100カウント)][属性 特殊][-][ダウン値 -][補正率 -] [威力:なし][発生:なし][硬直 35F][キャンセル→なし] V2アサルトバスターモードに移行。 弾数がMAX100でないと発動できず、強制解除・任意解除に関わらずリロードが再開されるまで20秒のタイムラグがある。 加えて、弾数0からの弾数リロード時間は30秒。 つまり弾数が0になると、再び換装するには最短でも50秒はかかってしまう。 そのためリロード目的で序盤に使ってしまうか、取っておきとしてここぞという局面でのみ使うかの2択となる。 対人戦ではゼロ落ち狙いでの立ち回りでもしない限りは、換装は1回までと考えておいたほうがいい。 アサルトバスター形態の持続時間は約18秒。 発動中、特射入力で任意解除が可能。 時間切れによる強制解除時は硬直が無いが、任意解除時は換装時と同じく0.5秒ほどの硬直時間が発生する。 なお、解除時も含めて換装時にメイン&サブ弾数が全弾リロードされる。 この換装時のリロードを利用して、換装→即解除をする事によって20秒に一度BRを即フルチャージする事ができる。 対人では役に立たないが、とにかく手数が欲しいCPU戦ではかなり有効。 特殊格闘以外の各種格闘から換装キャンセルも出来る。強制ダウンを奪いたい時や、攻め継続などに利用したい。 主な利点 メイン射撃の性能大幅強化 空中ステップ格闘をメイン射撃でキャンセル可能になる(腰部ヴェスバーによる追撃) CSの使用可 光の翼が3回まで連続使用可 BD格闘の前面判定強化 オートシールド機能追加(シールド耐久値は他の機体よりは多め) 主な欠点 機動力がV2時より少し低下 被ダメで解除されることはないためダウンさせられると時間が無駄になる 換装回数の問題(一戦闘で2回、良くて3回) MBRの判定の大きさによる敵シールドの発生率の上昇 V2アサルトバスター形態時 超強力なメガビームライフルを軸に、タイマンでも混戦でも積極的に攻撃を仕掛けることが可能になる。 また、実体シールドによるオートガードが付与されるので、射撃戦での耐久値も上昇する。 目に付く欠点はBD速度の低下ぐらいのもので、基本的には通常形態よりも強力な性能と考えていい。 【メイン射撃】メガビーム・ライフル [常時リロード][リロード 6秒/1発][属性 ビーム][ダウン][ダウン値 5.0][補正率 %] [威力:140][発生:16F][硬直 45F][キャンセル→サブ射撃] 立ち止まらずに撃てる単発強制ダウンの極太ビーム。 F91のヴェスバーとは桁違いの性能を誇る。 銃身が長い上に射角も良好で、弾速も通常時より増す。そのくせ発生や硬直は変わらないという超性能っぷり。 しかも当たり判定が非常に大きいので、Wゼロのメイン射撃以上に接射が有効な武装と言える(というか本作ではもっとも有効)。 弾数が5発しかなく、リロードもやや長いので適当に撃っていると早々と弾切れになってしまう。 いくら性能がいいからといって着地や硬直等を狙っていかないと換装時間をロスするだけなので、無駄撃ちは厳禁。 【CS】メガビーム・キャノン [弾数無限][チャージ時間 1.55秒][属性 ビーム][ダウン][ダウン値 5.0][補正率 %] [威力:252][発生:39F][硬直 135F][キャンセル→なし] 右肩部バスターパーツからゲロビを照射。 チャージ時間はそこそこだが、ただでさえ時間制限があるAB時に撃つためリスクは大きい。 発生が遅い分、銃口補正は強めで着弾もほぼ一瞬。撃つ場所が右肩部からなので、やや右上方に偏っている。曲げられない。 撃つならAB形態終了間際がベストではあるが、そうもいかない。 ロックオン射程外でも銃口補正は落ちづらいので、着地を見計らえば十分狙える性能はある。(遠距離だと肉眼で見づらいのでやや勘には頼るが) ゲージが0になる前にCSを使うと、(使ってる間に0になると)、CSが終わった時点でABが解除される。 【サブ射撃】スプレービームポッド [撃ち切りリロード][リロード 5秒/3発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 5.0][補正率 %] [威力:181][発生:18F][硬直 65F][キャンセル→なし] 左肩部バスターパーツから発する拡散ビーム砲。足が止まる。 メインからキャンセルで撃つことは可能だが、メインが当たった場合強制ダウンのためキャンセルしても意味がない、むしろ膨大な隙をさらすだけ。 メインが当たらなかったとしてもサブ射もメインを撃った方向と同じ方向に撃つためまず当たらない。 キャンセル前にサーチを切り替えればもう一方のほうに撃てるので、その時ぐらいしかキャンセルで撃つ必要はない。 また、弾が出る場所がABの左肩部分のため、相手側から見て左方向にステップやBDしているだけでほぼ当たらなくなる。 威力は近距離でならメガビームライフルより高いダメージを出すことも可能だが、ほぼ0距離でないといけないため当てるのは難しい。 射程ギリギリでヒットした場合の威力はカスとしか言いようがないほどで、しかも補正がかなりきついためそこからメインにつないでもダメージは伸びない。 撃つたびにいちいち足が止まるため、これを使うくらいならメインを使った方がいい。 近距離迎撃には最適だが、基本的に残弾のある内はメガビームライフルを優先したほうがいいので、メイン射撃が弾切れでもない限り、無理に使わなくてもいい。 一応、CPUデビルガンダム戦ではDGHを一発で潰せるほか本体もある程度近づいて当てれば一発ダウンなので、メインとうまく併用すると楽に倒せる。 【特殊射撃】アサルトバスター解除 [リロード無し][リロード -][属性 特殊][-][ダウン値 -][補正率 -] [威力:なし][発生:-][硬直 35F][キャンセル→なし] V2モードに移行する。任意のタイミングで可能。 換装時と同じく、一瞬の硬直はある。 ちなみに時間切れでの自動解除の場合は硬直は無い。 上述の通り、一度戻すと最低でも20秒、最高50秒は再換装不可となるため計画的に。 換装が解除されるとV2のメイン&サブの弾数が全弾リロードする。 弾数節約、メイン&サブ弾数リロード、火力よりも機動力が必要な場合、といったあたりが使い所。 【モビルアシスト】 ガンブラスター×2 [リロード無し][リロード 無し/5回][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 0.5][補正率 90%] [威力:30~125][発生:76F][硬直 30F][キャンセル→なし] ガンブラスター2機がその場で1度ビーム射撃、斜め前に移動後止まって再び射撃、を3回繰り返す。 しかし性能がどうにもよろしくない。コスト3000のアシストとしては、底辺の性能と言っていいだろう。 ガンブラスターは移動時に相手に誘導し直すものの、一度でもステップを挟まれると2度と誘導は行われない。 なので地対地での牽制では無駄に終わるのが目に見えており、空中の敵に対して使用するのがベター。 近距離では動きの遅いファンネルのイメージで使用できる。 ただし非常に当たりづらくこれでダメージや自身への格闘カットを狙おうと思わないほうがよい。 カンブラスターの移動スピードは速めで、追尾距離も長い。近距離から逃げる相手に使うのが効果的。 火力不足な通常形態の時にガンガン使い、連続射撃をあびせよう。終盤のGCO+AB+アシストでのたたみかけにもどうぞ。 格闘 発生や踏み込み速度は標準クラスでまとまっているが、高コストの格闘としては物足りない性能のものが多い。 なお、基本的に格闘性能は換装後も変化しないものと思っていい(変化するのは派生関連のみなので)。 【地上通常格闘】 [発生:23F][初段硬直 105F][ヒット時キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] 派生 累計ダメ 単発ダメ サブ射C 特格C ダウン値 累計補正率 単発補正率 属性 1段目 110 110 162 227 1 80% 80% よろけ ┗2段目 190 100 223 194(ダウン追撃) 1 50% 80% ダウン 横切り→回転して横切りの単発二段技。一回のボタン入力でニ回切る。 発生こそ早めだが踏み込みが遅く、外すと大きな隙を晒してしまうので使いづらい。 また、2段目後に特格を出してもダウン追い討ちにしかならないので初段を特格Cするのが無難。 地対地で敵の格闘を回避しての反撃に使うぐらいに留めるべき。 【空中通常格闘】 [発生:23F][初段硬直 76F][ヒット時キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] 派生 累計ダメ 単発ダメ サブ射C 特格C ダウン値 累計補正率 単発補正率 属性 1段目 90 90 142 207 1 80% 80% よろけ ┗2段目1HIT 146 70 188 225 1 65% 90% よろけ ┗2段目2HIT 192 70 224 240 1 50% 90% ダウン 横斬り→ダブルニープレスの3HIT2段技。1(よろけ)→2(よろけ→ダウン)。 踏み込みは並程度にあるが、誘導は3000コストの格闘とは思えない程微妙(特に上下)。 初段判定が横に広く、敵のステップに引っ掛けやすい。発生やダメージ効率もV2の格闘の中では良好と言える。 ニープレスの1HIT目から特殊格闘にキャンセルするとダメージ・カット耐性ともに伸びていい感じ。 2撃目も特格派生は可能だが、画面端でもない限りダウン追い打ちになってしまう。 【地上ステップ格闘】 [発生:25F][初段硬直 61F][ヒット時キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] 派生 累計ダメ 単発ダメ サブ射C 特格C ダウン値 累計補正率 単発補正率 属性 1段目 100 100 152 217 1 80% 80% よろけ ┗2段目 180(205・212) 100 213 229 1 50% 80% ダウン 横斬り→斬り上げの2段技。1(よろけ)→2(ダウン)。 2段目の斬り上げで高く打ち上げ、射撃による派生追撃が可能(キャンセルではない)。1→2→3(ダウン)。 ノーマル時はビームライフル、AB時は両腰のヴェスバー2本で追撃する。 しかし射撃よりも光の翼に繋げたほうが威力・カット耐性ともに上なので、射撃派生は封印安定。 【空中ステップ格闘】 [発生:25F][初段硬直 99F][ヒット時キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] 派生 累計ダメ 単発ダメ サブ射C 特格C ダウン値 累計補正率 単発補正率 属性 1段目 87 87 135 187 1 74% 74% よろけ ┗2段目 208 214 219 2 10% % ダウン 多段HITの突き刺し→横斬り&胴抜きの多段HIT二段技。1(よろけ)→2(ダウン→ダウン)。 技時間が非常に長く、コンボ中も動きはするがカット耐性は低め。ダメージ効率もイマイチ。 ただし回り込み性能の高さから迎撃をかわしつつ仕掛けたり、 初段止め時の後退モーションにより敵の格闘を回避できたりと光るものを持っている。 (ちなみに初段の突き刺しは、マチスの乗るゾロ改へと止めを刺した原作再現だと思われる) AB形態時は初段以降のどの段階からでも射撃派生でヴェスバーを放つ。 強制ダウンだが、ただでさえ隙がある格闘からその場で停止して放つのであまりお勧めはしない。魅せ技用と考えよう。 【BD格闘】 [威力:138][ダウン値:1] [発生:31F][初段硬直 75F][ヒット時キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] シールドを前面に突き出して突撃する単発多段HIT技。1(ダウン)。 発生や踏み込み速度に難があり、威力も低いので封印するのが無難(というか、暴発に気をつけたい)。 ただし、技後の硬直は割と少ないため格闘の存在しない射撃機体などに対しては先出しも検討していい。 シールド部分には射撃ガード判定があるが、発生が遅めなので期待してはいけない。 一応通常形態時にビームシールドが出るのはこの格闘を実行した時のみなのだが、原作では毎話1回以上は使っていた気もする……。 AB形態ならシールドの範囲が広がるので、射撃に対するガード面積は勿論、攻撃判定も肥大し性能が強化される。 しかし威力は変わらないので封印した方がいいことに変わりはない。 忘れがちだがこの格闘でも各種キャンセルは可能である。追撃はまず入らないが。 【後格闘】 ※V2AB時のみ使用可能。 [威力:50(Ⅴビーム派生時)or10(前方設置時)][ダウン値:1.0(Ⅴビーム)or1.0(シールドスパイク)] [発生:23F(→最速Ⅴビームは30F、シールドスパイクは42)][初段硬直 76~134F(最速Ⅴビームは79F、シールドスパイクは77F)][キャンセル→なし] メガビームシールドを展開する。 格闘ボタンを押しっぱなしにすると展開時間の延長が加減できる。 任意と自動の二つのガード性能を併せ持っており、時間制限付きながら盾としての性能は破格と言っていい。 更に任意盾には当たり判定があり、種類にもよるが格闘を弾き返すこともできる。(これを狙うなら後述の盾飛ばしの方が確実) 射撃ボタンでVビームを発射し、格闘ボタンで前面にシールドを飛ばして設置、ジャンプボタンでその場に設置できる。 今作は入力が↓+格闘同時押しなので、↓押しながら格闘ボタン押しでは発動しない点に注意。 特にこの機体は抜刀動作が存在しないため入力ミスをすると確実に格闘が暴発してしまい、結果として痛い反撃を貰うこともままある。 入力のコツとしては↓+格闘をするまえにいったんレバーをニュートラルに戻すこと。 シールド展開中に射撃ボタンを押すとシールドからVビームが出る。 Vビームの誘導性は良いが、かなり小さい上に弾速が絶望的に遅い、さらに射程も短いので魅せ技でしかない。 どうしても使うなら相手の射撃を防御したついでに出すぐらいのものだろう。 一応スタン属性の射撃なので、当たればメインやサブ、特格などにつなげられるが、ロマンの域を出ないだろう。 同じくシールド展開中に格闘orジャンプボタンでシールド設置が可能。シールドをもっていない状態で戦うことになるが、しばらくすると戻ってくる。 追加格闘ではV2のロングステップほど離れた前方へシールドを飛ばし、ジャンプ入力ならばシールドをその場に残してV2がジャンプする。 シールドに触れるとわずかながら10ダメージを受けよろける。しかもダウン値が何と3。 シールド→空N格2段目1Hitで強制ダウンする。 設置シールドに自分から突っ込むと多段Hitし強制ダウンする場合もある。 F91のヴェスバーモード中に格闘ボタンで出るビームシールド設置の大型版と考えればいい。 用途としては着地時に使って着地狙い射撃を防ぐ、または設置版を出してそれを文字通り盾にしてチャージショットを撃つなどが挙げられる。 射撃硬直中でもない限り、素直に着地するくらいなら盾を使いダメージの軽減に努めたほうが幾分マシである。 特にメガビームシールドの場合、盾範囲が広めで視界に移っていない射撃を防ぐことを期待できる上、 F91等のシールドと異なり、展開後ジャンプボタンでシールドを設置しつつ次の行動に移れるため、W0が相手でもない限りメリットの方が大きい。 【特殊格闘】光の翼 [威力:103→181(→226)][ダウン値:0.5→0.5] [発生:36F][初段硬直 63F][ヒット時キャンセル→なし] ダウン属性の二段技。1(ダウン)→2(ダウン)。 その場で宙返りしてから、光の翼を左右に大きく展開して体当たり。 ヒットすれば通常時は1回、AB形態ならさらにもう1回まで追撃が可能。1→2→3(ダウン)。 左右の攻撃判定が広い上に突進速度&射程が非常に優秀。 横ステップで誘導を切られたとしても問題なく当たってしまうことも多々あり、闇討ちやカットだけでなくタイマン状態での奇襲にも有用。 しかし発生はあまり早くないため、格闘対格闘では負けやすい。 また、上下への誘導性能がやや悪いので、確実に当てるにはできるだけ高度を合わせることが重要。 今作の格闘攻撃の仕様上、遠距離(緑ロック)の敵機をロックしている状態で使用すると、機体が向いている方向に飛ぶため、逃げ格としても使える。 ただしブーストゲージを消費するので、着地を狙われては元も子もない。 大抵は2段目~3段目の間に受身を取れる。場合によっては2段目すら抜けられる。 また致命的な弱点があり、光の翼が建物に当たると、建物を破壊するか動作終了まで移動が止まってしまうため、かなり大きな隙になりやすい。 建物が多い場所などで出すと結構な確率で引っ掛かるため要注意。 地上立ち状態のカプルに対してはしっかり真正面から出さないとスカる場合が多い。 現在最も多い使われ方として、格闘の締めに持ってくる事が多いが、補正率も手伝いダメージがさほど伸びない。他の格闘からの派生で使った場合はダメージが軒並み210前後になる。 貴重な3000コストが微々たるダメージを狙っている…と言うと言いすぎだろうが、そういう面もある。 ダウン値は高くなくて、格闘の追撃に使う場合AB時のみの3段目出しを除けば、空中ステップ格闘3段をちゃんとフルヒットさせてからの追撃でないかぎり強制ダウンはしない よって、急いでダメージを稼ぎたい場合等に使う事は考えものといえる。 ただし、格闘カットを回避する手段としては非常に有効なので、基本的にはカット対策としての利用となる。特に、各種格闘初段→光の翼は、ダメージはともかくカット耐性は信頼できる。 余談だが1段目~2段目の間や2段目~3段目の間にターゲットの敵が別の攻撃などで位置がずれた場合でも追いかけるが、ずれ方によっては光の翼を出した状態でV2が真横に移動する場合がある。 光の翼で勝てる格闘(同時出しでnot0距離限定、主に判定や発生の面で強いとされる格闘が対象) フリーダム BD格闘 ZZ 特殊格闘をはじめとする投げ系(でがかり部分のみ) 負ける格闘 ゴッド ゴッドフィンガー(タイミングによって一方的に負けるか、カウンターヒートエンドを食らう) Z ステップ格闘(近距離のみ。少し遠いと光の翼が勝つ) カプル 地上BD格闘(光の翼先だしだと角度によるがほぼ負ける) 換装アシストキャンセル 換装時の隙をアシスト召喚動作で上書きする技。V2に限った技ではないが、V2が使うと大きな利点があるので覚えるべし。 やり方としては特殊射撃→アシストを流れるように押すだけ(ずらし押し)。決して難しい部類ではないので要練習。 この技が自在に行えるようになれば地上or空中ステップ→アシキャンの動作で足を止めず、地上ならば空中へ浮かないので着地硬直を晒すこともなくなる。 何より大きな点は近距離でも換装が行いやすくなるため、乱戦になるほど重要度が高い。 コンボ 威力 備考 (V2時)BR→サブ 143 硬直が伸びるがダウンを取りたいときに (V2時)空ステN→サブ 214 (V2時)BD以外の各格闘(出しきり)→サブ - 硬直が伸びるがサブ射での追撃 (V2時)空ステN→特格×2 219 (V2時)空N→特格×2 207 (V2時)空NN(1段目)→特格×2 225 (V2時)BD以外の各格闘(1段)→特格→特格 - カット対策、主力の格闘コンボ。格闘によっては2・3段目からも繋がる (AB時)空スN→メインC 214 (AB時)特格×3→CS 234 CSは3段目ヒット中に BD格→特格 ??? 下から突き上げるようにBDしないと決まらないコンボなので、実用的ではない。しかしカッコイイ (V2)空ステ格1段→(AB換装)→空N2段→特格(2回)→CS ??? 換装時にチャージを行っておく。もし出来なければ翼で3回斬るのもよし。魅せコン 戦術 接近戦は極力避け、中距離射撃中心で戦う。アサルトバスター形態では強制ダウン射撃を活かすため、接射距離に行くのも良い。 相方との連係は他のどの機体より重視し、詰めと逃れをいかなる時も意識する。 とにかく丁寧な行動を心がけないとV2で良い結果は得られない。 アサルトバスター換装の使いどころは思案のしどころ。ギリギリまで残しておいたりすると、換装前に撃墜されることがあるので抱え落ちは何としても避けるべし。 相手に効果的にダメージを与えられる局面を見極める事。 光の翼の射程は頭に叩き込んでおこう。使いこなせば、近距離でかわした相手の射撃は全て反撃のチャンスとなる。 格闘コンボ中の移動距離が微妙でカットされやすいので、カット防止のために光の翼を使うことを覚えておきたい。 この機体の主戦力ともいえるアサルトバスター換装はメイン射撃をいかに多く当てるかが鍵。 格闘はBD格闘の判定範囲拡大化、特殊格闘の3段目追加、後ろ格闘追加の3つしか変更点が無いためわざわざ格闘狙いで行く必要はない。 AB形態の戦法としては3つある。 1つ目は序盤に使ってメイン射撃でダメージを取り、耐久値アドバンテージを得る方法。 序盤発動のAB換装をフルに使い切らないことがポイント。各機体に一発でも当てられれば御の字だと考え、当てられないと判断したなら手動解除を行う。 この方法なら大体の場合30秒前後でABのリロードが完了するはずなので、安定して2回目のAB換装が行いやすく、お勧めの方法。対戦向き。 2つ目は序盤に温存し、1落ち前に使う方法。 根性補正で火力が上がり、序盤に使うのと違い、ノーマルBRの弾を使い切った上での発動がほとんどのため、無駄がない。 ただし、根性補正による火力強化はいいが、せっかくのAB時に射撃を当てられないうちに撃墜されたのでは完全に計画倒れとなる。 プレイヤーのV2ABの操作に細心の注意が必要な方法。手動シールド防御を行える粘り強さも求められる。CPU戦向き。 3つ目はGCOにあわせて使う方法。 追い討ちなどに使う戦法。GCOの範囲表示の大きさやそのことによる視界の見えにくさを利用し、目くらましとする。 相手はGCOを避ける事に集中力を割いている場合がほとんどなのでメイン射撃の当てやすさは随一。アシストも絡めればなお良い。 試合終盤では相手側にとってこれが相当プレッシャーになる。「詰め」の一手用。 VS.V2対策 バランスタイプなので特に押せるポイントは無い。総合的な機動力もかなり高い。アシストキャンセルでABに換装してくる人がたまにいる。少し驚くかもしれない。 機体としての分類は中距離機だが、ノーマル時はオーソドックスな武装しかないため、同じ中距離機のνと違いけん制能力が低い。 ABと光の翼以外でウリとなる点が機動力ぐらいなので、その肝心の機動力を上回る機体(ゴッドやフリーダム)や近接戦に強い機体、遠距離攻撃が豊富な機体に対して弱い。 そのためか3000同士でのぶつかり合いで優位に立てる機体がほとんどいない(W0とはおなじ中距離射撃機のため相性面ではほぼ互角)。 相方を攻めてペースを狂わせるのも良い作戦。 AB時は単発ダウンのMBRを始め、武装強化が著しい。BD速度が減少したABを叩けるか否かが勝負。 また、ABに換装したと同時に回避重視に切り替えるのも良い。18秒程耐えれば元に戻る。 通常形態の時は多少上位の2000機体という感じで高い火力は持ち合わせていない。 アシストの性能も接近戦では冴えないので接近戦を仕掛けてもいい。 接近戦を仕掛ける際には先出しの光の翼に注意。 各種ステップはワンステップでは回避不能。 格闘で迎撃しようとするとほぼ確実に打ち負ける。 落ち着いてバクステ射撃で対処するようにしよう。 なお、壊れる建物に隠れるとV2は光の翼を出しにくくなる。 光の翼が引っ掛かってしまうため本陣である筈のVステージの町の近くでの戦いが少し苦手。 今作は自分のステージが苦手と言った機体が結構多い。 以下作成中,,,,,,
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歴代主人公が兄弟だったらpart27 ガンダム一家、南へ(前編) /序 ジョッシュ『こちらブラボー・リーダー! ビッグバード応答せよ!』 管制官『こちらビッグバード、どうした、無線封鎖中じゃなかったのか?』 ジョッシュ『レーダーに飛行中のMS、MAと大型艦の反応多数! そっちじゃ確認してないのか!』 管制官『なんだって? …ああ、そいつは民間機だな。 フライトプランもちゃんと出てる』 ジョッシュ『民間機!? ふざけるな、熱量はどう見ても軍用、それも特上品だぞ! どっかのテロリストか、ゲリラじゃないのか!?』 管制官『機体は軍用機だが、所属は民間、一部は個人所有の機体だ。 へんなちょっかいかけるなよ? 中には“月”の所属もあるんだ。 国際問題起こして、ボスの額に磨きをかけんでくれ』 ロラン『近海で演習中の連邦軍みたいですねぇ』 アムロ「(軍の暗号通信をあっさりと…相変わらずムダに高機能だな…)」 ディアナ「ありがとう、ロラン」 ダイスケ「特に珍しい光景とは思えませんが…何かお気になる点でも?」 ハリー「ディアナ様?」 ディアナ「…具体的にどう、とは言えないのですが…なんとなく気に掛かるのです。 小石が引っかかっているような…微妙な違和感が…」 ダイスケ「了解いたしました。 部下には気を引き締めるように言っておきます。 ですが…」 ディアナ「? なにか?」 ダイスケ「ディアナ様におかれましては、此度の航海、ごゆるりとなされますよう… なに、何事かあったとて、これだけの“ガンダム”があれば恐れるものはありますまい」 ダイスケ艦長の振り返った窓の外には、 機首を並べるウェーブライダーとGフォートレスの姿がある。 その向こう側にはラクス・クラインの座艦、エターナルがあり、ディアナの乗るホエール同様、 格納庫には飛行能力を持たない、あるいは低い更なるガンダムを納めているし、 視界の外にもまだいくつものガンダムが飛んでいるはずだった。 アムロ「あ~、いや、戦闘力はともかく、人間としては未熟者ばかりですので、 あまりあてにはなさらない方が… まあ、そういう事態になれば、全力を尽くすのにやぶさかではありませんが」 ダイスケ「いやいやご謙遜を。 正直申しますと、ギンガナム艦隊全軍を以てしても、 今の我々にどれほどの被害が与えられるものかと…」 ハリー「ダイスケ艦長、そのような発言は控えられよ。 ギンガナムが聞けば、本当に試しかねん」 ギンガナム「ぶえーーーーっくしょい!」 キラ「………」フキフキ バルトフェルド「おや? お風邪かい、ギンガナムの御大将?」 ギンガナム「む…いや、これはだれぞが小生の噂をしておるとみた。 大方ディアナか、その腰ぎんちゃくであろう!」 言うが早いか、隣を進むホエールに向かって舌を出すギンガナムと、尻馬に乗るメリーベル。 ラクス「それはなによりですわ。 せっかく皆で出かける海水浴、風邪などで邪魔されてはつまらないですからね」 ギンガナム「うむ! もっとも小生、生まれてこの方風邪などひいたことは無いがな!」 ラクス「まあすごい!」 バルトフェルド「………」 キラ「………」 メリーベル「あはははは! さっすがギム!」 ギンガナム「それにしても、プライベート・アイランドをポンとお買い上げの上に、 ガンダム家ご一同様ご招待とは…トレーズ・クシュリナーダ、 並みの変態さんとは一味違うな!」 キラ「(ギンガナムさんは並? …特上、かなぁ…)」 メリーベル「もちろん特上だよね」 キラ「っ!!」 メリーベル「大盛りつゆだく卵のせ!って感じ?」ニヤニヤ ラクス「はい?」 ギンガナム「むう、メリーベルもそう思うであるか!」 キラ「なんだ、トレーズさんのことか…」 メリーベル「んん~?」 キラ「え…」 メリーベル「考えてることがそんなに顔に出るようじゃ、まだまだ修行が足りんよ~、坊や」ケタケタケタ ロザミィ『ぎゅ~~~~ん!』 ファ『ロザミィ、推進剤を無駄遣いしてると帰れなくなるわよ』 華麗にバレルロールなんぞを決めるギャプランを見れば、通信器など通さなくても 彼女の上機嫌は判るというものだ。 ロザミィ『もう! ファお姉ちゃんってばうるさいんだから… そんなことじゃ、フォウにお兄ちゃん取られちゃうわよ!』 ファ『ロザミィ!』 ロザミィ『きゃー♪ お兄ちゃん助けてー♪』 ファ『ちょっと! カミーユどきなさい!』 カミーユ『え? ちょ、ちょっと待て二人とも!』 ウェーブライダーの周りでドッグファイトを始めるギャプランとメタス。 フォウ「あらあら…」 クリス「あの子達も相変わらずねー」クスクス エターナルの展望デッキ。 対空監視にも使われる場所だけに、視界は広く、周囲を飛び回るMSや、二隻の戦艦に並ぶ ビグ・ラング、GP-03デンドロビウムの姿も一望できる。 クリス「フォウもMS持ってこなかったの?」 フォウ「私が動かせるのはサイコだけだから…プルたちも来るって聞いてたし」 変形すれば飛行できるとは言え、サイコ・ガンダムの移動速度そのものはかなり遅い。 浮いているところを大型艦で曳航するのが常だった。 フォウ「戦闘にでかけるならともかく、バカンスにはあまり相応しいものじゃないから」 クリス「それを言うなら、MSとかMAとか引っ張り出す時点でおかしいの。 毒されちゃだめよ?」 フォウ「はぁい」 ザビさんちの事情 時系列は少しさかのぼって… ドズル「クシュリナーダ? OZ総裁のトレーズか?」バサリ ミネバ「そうです。 マリーメイアからご招待されました」 ドズル「ほう…お招きをしてくれるお友達が出来たのはいいことだな。 ハマーンも同行するのか?」 ハマーン「は。 …教職にある者が同行するのもどうかと思いましたが 」 ドズル「ならば問題はあるまい。 ミネバ、楽しんでおいで」 ミネバ「やったーー! ありがとうございます、お父様!」ギュッ ゼナ「もう…ミネバには甘いんですから…」 ドズル「はっはっは、可愛いミネバのお願いだからな」ヒョイ 小柄とは言え、10歳になる子供を軽々と抱き上げるドズル。 ミネバ「お、お父様! ミネバはもう子供ではありません!」 ドズル「何を言うか。 大人になっても、お前は俺達の子だ。 親には娘を抱く権利があるのだ!」 ミネバ「もう…」 ドズル「さて、そうと決まれば旅行の準備をせねばな! ハマーン、すまんが手伝ってくれ」 ハマーン「はっ」 ハマーン「という訳で、お前達にも同行してもらうことになるんだが…」 プル「やったー!! 海だー! おでかけだー!!」プルプルプルー!! 部屋中を走り回るプルと、その姿に額を押さえるプルツー。 プルツー「姉さん…」 ハマーン「キュベレイを運ぶ必要上、ジオン航空からメロゥドを廻してもらうことに なると思うが、どうする?」 プル「あたしジュドーと一緒がいい!」 プルツー「…ジュドーはGフォートレスか、メガライダーを使うのでは?」 ハマーン「まあ、そうだろうな」 プル「えーーーー!!」 ハマーン「兄弟達と合流するなら、エターナルか、月からのアルマイヤー級… おそらくホエールに便乗させてもらうことになる」 プルツー「ガンダムの半数近くが高速飛行能力を持つとはいえ… ペイロードはほぼいっぱいですね…」 指折り数えてプルツーがつぶやく。 ハマーン「なんだかんだと飛び入りも多そうだしな」 プルツー「了解しました。 私はメロゥドに乗ります。 姉さんはどうするの?」 プル「むー…せめてプルツーと一緒がいいけど、ハマーンがいるし… あ!そうだ! ZZってコクピットもう一つあるんだよね!?」 ハマーン「コアトップに乗るつもり、か?(汗」 Gフォートレスの機首にあたる、コアトップのコクピットは、 MS形態ではビームライフルのお尻にあり、戦闘になると派手に振り回されることになる。 ハマーン「まあ、戦闘など起きないとは思うが…」 プルツー「姉さんが長距離飛行でシートにじっとしていられるわけ無いでしょう… どちらにせよ、姉さんのキュベレイはメロゥドでいいかと。 最悪、私がリモートでコントロールしますから… 姉さんの身ひとつならなんとかなるでしょう」 ハマーン「そうか。 …いつもすまんな、プルツー」 プルツー「は? あ、い、いえ…」 ハマーン「だがまあ、たまには子供らしいワガママも言っていいのだぞ? 誰かさんのように、いつもではかなわんが」 プル「ん?」 プルツー「そういえば、(保護者役の筈の)グレミーは?」 ハマーン「なにやら…」 グレミー「クーラーの効いた場所でルーさんと尊い労働に従事してきますよ。 社会に責任のない階級の方々は、どうぞ非生産的な時間を満喫してきてください」 ハマーン「…と、いう事だそうだ」 プル「あれ? ルーは行かないの?」 プルツー「行かないわけないだろう…どうせまた、口先で丸め込まれたんだよ」 ハマーン「……優秀なヤツだと思ったんだがなぁ…」 プル「ハマーン?」 プルツー「ふぁ、ふぁいと!」 ハマーン「コホン! とにかく、旅行の件に関しては以上だ。 二人とも、出発までに荷物を纏めておくように。 それと、今週末にミネバ様の新しい水着を買いに行くので、 希望するなら同行してもかまわんぞ」 プル「わーい! みんなとお出かけー!」 プルツー「了解です」 ちなみに… グレミー「たしかに、クーラーは効いてるけど…」 コズン「オラ新入り! ぼさっと突っ立ってるんじゃねぇ!」 アコース「ルーちゃんの紹介じゃなきゃ、とっくに蹴り出してるぞモルァ!!」 港に程近い、製氷業者がバイト先だったそうな。 その頃、もちろんルーは――― アムロ『プラスの調子はどうだい、ルー・ルカ』 ルー「もうご機嫌です! さっすがアムロ・レイ仕様!」 アムロ『そうか…並のパイロットじゃ、反応が敏感すぎて使いづらいらしいんだがな』 ルー「そうなんですか? 私はこれくらいキビキビ動いてくれたほうが気持ちいいですけど♪」 アムロ兄さんから借りたZプラスで兄弟たちに同行していたとさ。 到着・海よ ジュドー「いっちばーん!」 ビーチャ『あっ! てめっ!』 プル『あーーっ! ジュドーずるいーーー!!』 GフォートレスをZZへ変形させて砂浜に降り立ったジュドーは、 膝を着いたZZを駆け下りながら服を脱ぎ捨てる。 ジュドー「あち!あち!」 砂の熱さに悲鳴を上げつつも吶喊、 ジュドー「イーーーーーヤッッッホウ!!」 エメラルドの海に飛び込んだ。 アムロ「あいつら…」 ディアナ「うふふっ、元気でよろしいではありませんか」 アムロ「元気すぎです。 まだここの主に挨拶も済ませてないのに…」 ハリー「その主が参られたようです」 アムロ「う…」 ディアナ「まあ♪」 トレーズ「ようこそ、“エメラルドの島”へ!」 にこやかに笑う男はサングラスにアロハと言う砕けた格好だったのだが… ロラン「どことなく…」 ガロード「いや、変だろ、それ…」 エ レ ガ ン ト だった。 ラクス「まあ! 私、世界で一番アロハが似合うのは、バルトフェルドさんだと思ってましたのに… 考えを改めなければなりませんわね」 トレーズ「いえいえ、本来アロハとは夏の海を前に、心安く纏うもの… 我が着こなしも、まだまだバルトフェルド氏の足元にもおよびません」 バルトフェルド「いやいや、それを言うならアロハの着こなしとは本来無形のもの。 上だ下だと言うのが野暮ってもんだ」 トレーズ「なるほど…さすがは“砂漠の虎”…」 バルトフェルド「フッ…トレーズ・クシュリナーダ…噂にたがわぬ男のようだ…」 ラクス「…男同士の友情ですのね…」ウットリ キラ「そう…なのかな?」 アスラン「違うだろ、断じて」 トレーズの言う“エメラルドの島”は直径1Kmほどのほぼ円形の島で、そこから南西に向かって 丸くさんご礁が広がっている。 島には熱帯雨林特有の濃い緑がしげっており、空から見れば緑の石を嵌めた指輪に見えなくも無い。 遠浅の翠の海と相まって、「エメラルド」と名づけるのはなるほどと思わせた。 キラ「『オズの魔法使い』で魔法使いの住む町が、『エメラルド・シティ』って言うのもあると思うよ」 ガロード「へぇ~ …っと、キラ兄、もうちょっと引っ張って」 キラ「ん」 アスラン「将来的にはOZの保養地になるそうだが…」 ウッソ「それまでは、テント暮らしって、訳です…ねっ!」ガッチン! テントと言っても、軍でも使われる大型のもので、設備的にはほとんど仮設住宅のそれである。 アスラン「(その辺に売ってるもんじゃないだろう…どうやって手に入れたんだ?)」ヒソヒソ キラ「(よく判んない…こういうのって、 いつもガロードかジュドーが、何処からか持ってくるから…)」コソコソ ウッソ「(あんまり突っ込まない方が良いみたいですよ。 そこんとこ)」ボソボソ シロー「こぉら、手が止まってるぞ!」 三人「「「はーい!」」」 ディアナ「私たちも、お手伝いをしなくてよいのでしょうか?」 ターンエーとスモーが遮光シートを広げて作った日陰の下。 白いテーブルとデッキチェアを並べて、月の女王は優雅にトロピカルドリンクを召し上がられていた。 もちろん、製作者は傍らに控えるロラン少年である。 ロラン「大丈夫ですよ。 みんなああいうの得意ですから」 ハリー「彼らは簡単に片付けているように見えますが、ご婦人に手伝っていただくには、 些か厳しい作業です。 それくらいなら、海を満喫していただく方が安心と言うもの」 ディアナ「ふむ…それでは、“大尉さん”は何をなさってらっしゃるの?」 ロラン「え…」 ハリー「は? …いえ、私は、御身の警護が…」 ディアナ「大変ですわね。 ですが、こんなに離れていて、いざという時ディアナ様を お守りできますの?(訳:お邪魔虫はとっととお行きなさい)」 ロラン「………」 ハリー「ああ…いえ、もちろん、お近くにあればなお確実ですが。 それでは…ロラン君、キエル・ハイム嬢のお相手は頼んだぞ」 ロラン「お二人とも…」 ロランの恨めしげな目をものともせず、ハリーは波打ち際ではしゃぐキエル達の元へ向かう。 ディアナ「前から思っていたのですけれど、この炎天下で暑くないのかしら?」 長袖シャツに黒のジャケット、長ズボンとロングブーツ…とても夏の海に臨む装いではない。 ロラン「なんでも、見えない所に汗をかくコツがあるそうですが…あ」 キエルとソシエのハイム姉妹に、水飛沫による攻撃を受けるハリー。 ギンガナム「無粋者がああああっ! この雄大なる海に失礼であろう!!」 トドメとばかり、巨大な水鉄砲による一撃を加えるギンガナム。 ディアナ「おやおや」クスクス ハリー「……ギム・ギンガナム!!」 ギンガナム「ほほう、怒ったか! ならば武人としてなんとする!?」 ハリー「むろん! 目には目を以て!」 ソシエ「お使い下さい、大尉どの」 絶妙のタイミングで水鉄砲を差し出すソシエ。 ハリー「かたじけない! ギム・ギンガナム! そこへ直れ!!」 かくて始まる水撃戦。 砂浜に、少女たちの笑い声が弾けた。 遅れてきたあんちくしょう ミリアリア「ん?」 メイリン「? どうかしたの?」 ミリアリア「なんか飛んでる…こっちに向かってる?」 ルナマリア「あ、フォウが言ってた第二陣かも…ガルダ・タイプと…ザンジバル?」 ミリアリア「…詳しいんですね…」 女子高生にしてみれば、全部『飛行機』で一くくりである。 メイリン「そうなのよー。 お姉ちゃん、こう見えてミリオタだから…」 ルナマリア「オタ言うなっ! パイロットライセンスもってれば誰でも知ってるわいっ!」 ガロード「CCM-87…リリー…マルレーン?」 コウ「げっ!」 ポーチから取り出した双眼鏡でザンジバルの艦名を読み取ったガロードの声に、 コウが悲鳴を上げる。 キラ「あれ? シーマさん、お仕事で来れないんじゃなかった?」 シーブック「コウ兄のために仕事を放り出して…ってタイプじゃ、ないよなぁ…」 口は悪いし態度は横柄だが、やることはきっちりやるタイプ、 と言うのが彼ら兄弟のシーマに対する評価である。 何かと迫られるコウはさておき、飾らない人柄に好意を持っている兄弟は多い。 シーマ「アルマイヤー級が一に、あれは、クラインのエターナルかい? 隣のデカブツといい、なんだか随分と賑やかだねぇ…」 コッセル「無人島、って話だったんですが…」 シーマ「これから無人島じゃなくなるんだろうさ。 お前たち、クライアントも居るって話しだし、素人衆に迷惑をかけるんじゃないよ?」 乗員s「「「へい!」」」 コッセル「シーマ様! あれは…」 シーマ「GP…03? まさか…」 プル「プルツーーーー!!」プルプルプルプルーーー!! プルツー「姉さ…んんっ!」ガシイッ! ザブーーン! ドラム缶のフロートに板を渡しただけの即席桟橋から、 飛びついたプルと飛びつかれたプルツーが転落する。 ミネバ「大丈夫か、二人とも…」 ハマーン「…なにをやっとるんだ、お前たちは」 プルツー「“たち”は心外です…」 マリーメイア「相変わらず騒々しい御付ですこと」 父とおそろのアロハに飛沫を(ちょっぴり)かけられて、 眉を引きつらせながらマリーメイアが出迎える。 トレーズ「賑やかでいいじゃないか、マリーメイア」 こちらはマリーメイアよりも爆心地に近い立ち位置ながら、なぜか飛沫を浴びていないトレーズ。 マリーメイア「くっ…さすがお父様…私はまだお父様の域に達してはいないと…」 ミネバ「マリーメイア! それに、マリーメイアのお父様、本日はお招きありがとうございます」ペコチャン トレーズ「ようこそ、我が魔術師の都、『エメラルドの島』へ! あいにくと何も無いが、自然だけはたっぷりある。 都会の喧騒を忘れて、のんびりして行って欲しい」 シーマ「やぁれ、こんな辺鄙な所で、見慣れた顔に逢うとはねぇ…」 アムロ「ようこそ、と俺が言うのもなんだが…まったく世間は狭いね。 そちらは仕事のようだが?」 シーマ「ああ、OZから保養施設の建設を請け負ってね。 今日はその施工前調査さ」 そのため、涼しげなサファリルックのアムロに対して、シーマは一分の隙も無いスーツ姿である。 シーマ「クライアントにも挨拶しとかないとねぇ…居るんだろ?大将」 アムロ「相変わらずさ。 ちょっと覚悟をしておいた方がいい、かな?w」 遠くのコッセル「シーマ様! こちらは作業を始めます!」 シーマ「ああ! そっちは任せたよ!」 シュウト「あ! ワーカージムだ!」 アル「ほんとだ…ちぇっ、ザコじゃないのか…」 バーニィ「ほんとだな。 性能はザコの方がいいのに…」 シーマ「ウチみたいな現場で使うなら、ジムの方がいいんだよ」 バーニィ「ぎくっ!」 シュウト「こんにちはー」 アル「こ、こんにちは…」 アムロ「ジムの利点は整備性の良さと、ローカルデータ通信によるデータの共有、分散処理にある。 一箇所に大量投入するような使い方をするなら、ザコソルジャーよりも コストパフォーマンスがいいんだ」 一機で作業を行うならザコの方が能力は上だが、 一つの作業を5機、10機で行うなら、作業効率はジムの方が高い。 ジムは投入された数に作業量が正比例するが、対して大量のザコソルジャーを投入するには、 小さなグループ毎にリーダーを置く必要があり、全体での作業効率は大きく落ちることになる。 バーニィ「それで、工事現場とかじゃジムが使われてるのか…」 アムロ「…あれは、アナハイムがライセンス生産してるタイプだな」 シーマ「相変わらずいい目してるねぇ…外面は変わらないはずなんだけど。 ちょいとあそことは縁があってね。 営業の人間から使ってくれって頼まれたから使っちゃいるんだが…」 アムロ「何か問題でも?」 シーマ「造りが雑って言うのかね? 細かい故障はしょっちゅうだし、なーんか、愛嬌がなくってねぇ… あっちのグループはアンタの所(ラーカイラム社)の奴だけど、 現場の評判はあれの方がいいね」 シーマが畳んだ扇子で指すワーカージムの周りには、いかにもな荒くれ男たちが集まっており、 和やかに談笑している。 アムロ「ウチは現場主義だから」 シーマ「ははっ、いい心がけだ。 がんばって大きくなっとくれ」 大きな音を立ててアムロの背中を叩くと、シーマは手を振って踵を返した。 ミネバたちを出迎えているトレーズに挨拶をするつもりらしい。 コッセル「んじゃあ、いつも通り頼むぜ、ガーベラ」 プロフェッサー「了解している」 応えて、プロフェッサー・ガーベラは専用のフライングベースを駆り、ザンジバルから飛び立った。 ジム達が集めたデータを受信し、精密な地図を構築するためである。 シュウト「あれ? 見たことないタイプ…」 アル「ほんとだ」 バーニィ「モノアイだけど…」 アムロ「ああ。 フレームがジオン系とも違う。 多分、アナハイムのプロフェッサー・タイプだろう」 シュウト「へ~、あれが…」 アル「プロフェッサー?」 シュウト「学術研究用に、情報処理能力を強化したタイプなんだって」 アムロ「しかし…構造はキャプテンに近いな…」 バーニィ「アナハイムお得意のコピー品ですか?w」 大手重工業メーカーのアナハイム社は、市場を脅かすほど優秀な他社商品があれば、 よく似たコピー商品を売り出すことがあった。 アムロ「かもしれないが…あれは特殊用途向きで、量産にはコストが見合わないんだが…」 そもそも、キャプテン・ガンダムはまだ量産計画すら無く、当然の事ながら アナハイム社が気にするほどの業績を上げているわけでもない。 シュウト「あ! 兄さん、キャプテンが帰ってきたよ!」 アル「噂をすれば、だね」 シュオォォォォォ… キャプテン「ただ今戻りました」 シュウト「お帰り、キャプテン」 キャプテン「ただいま、シュウト」 アムロ「パトロールご苦労さま。 どうだった?」 キャプテン「危険レベルの高い大型獣の類は、痕跡も含め発見できませんでした。 島内に限れば、ほぼ安全かと思われます。 それと、密林の中をコウが必死になって走っていましたが…」 アムロ「ああ、それは気にしないでいい。 それじゃあ、すまないが以後はシュウトたちの相手をたのむ」 キャプテン「了解しました、マスター」 プロフェッサー「あれが、この世界のキャプテン…コマンダー同様、ぬるま湯に慣れきって… むっ?…これは!?」ピピピッ 南の島に降る雨は ポツン… アイナ「あら? 雨かしら…」 ノリス「むっ!」 シロー「いかん!」 空を見上げたアイナの前に、モクモクと育ち始める積乱雲。 シロー「みんな! 物陰に入る…うわっ!」 どざーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!! 『バケツをひっくり返したような』などという表現では生ぬるい。 まるでプールの水がそのまま落ちてきたような、水圧すら感じるほどの雨が 『エメラルドの島』を襲った。 ジュドー「うひゃー、これがスコールってヤツか…」 強風を伴う豪雨は『濡れて行こう』などと言えるような暢気なものではない。 まともに受けていれば、体温をあっという間に奪われる。 皆大慌てで木陰やテント、二隻の戦艦に駆け込んだ。 アル「これじゃ身動き取れないよ…」 ガンダイバー01「そんな時は!」 ガンダイバー02「我らにおまかせ!」 シュウト「ガンダイバーズ!」 キャプテン「近隣海域の調査は終わったのか、ガンダイバーズ」 ガンダイバー03「はっ! サメやシャチなど危険な海棲生物は」 ガンダイバー04「この付近には居ない模様です!」 キャプテン「ご苦労。 それでは、みんなの移動を支援してくれ」 ガンダイバーズ「「「「「「了解!」」」」」」」 ステラ「ガイアーー!」 ガイア「!!」ヴィン! MA形態に変形したガイアガンダムが砂浜へ駆け寄り、 水辺ではしゃいでいた少女たちをボディの下へ招き入れる。 ルー「ガイアって、無人で動くの?」 ルナマリア「………AIとかリモートシステムとかは、無いはずだけど…」 ステラ「ガイア、いい子♪」 ガイア「♪」 ディアナ「ここまで激しいと、雨という気がしませんね」 月の、完全に制御された気候しか知らないディアナにとって、それは『雨』の範疇を越えていた。 ロラン「話には聞いてましたけど…僕も初めて見ます」 ディアナ「これが、地球… 大自然と言う言葉がありますが…自然の、なんと大きなことか… ロラン・セアック?」 ロラン「はい」 ディアナ「今、この時のためだけでも、ここに来た甲斐はありました。 ありがとう、ロラン」 ロラン「はい…」 マイ「うわ…」 ホルバイン「へぇ…外から見ると面白いな」 モーター付きのゴムボートで外洋に出ていた二人の視線の先には、 雨雲で傘を被ったような『エメラルドの島』があった。 さんご礁冠からそれほど離れていないのに、 二人の頭上はこれでもかと言うほどの青空が広がっている。 ホルバイン「ま、海に潜っちまえば一緒だがな。 それじゃぁ行くぜ」 マイ「えっ…も、もうですか?」 ホルバイン「爺さんが待ってる」 ウェットスーツのジップを引き上げると、慣れた様子でバックパック―宇宙服の 呼吸システムと同じもの―を背負い、ゴーグルを下ろした。 ホルバイン「エントリー」 くるり、とバックロールで海に飛び込む海兵あがり。 マイ「ああっ! 待ってください、ホルバインさん!」 その頃のヨーツンヘイム社。 モニク「えぐえぐ…」カチャカチャ ジーン「…相変わらずうっとおしいわねー」 ハンナ「大泣きするぐらいなら、最初から素直に誘われてればいいのに…」 エンマ「いい加減、あの天然のリズムに慣れて欲しいもんだわ」 ザビエル「航路すら設定されてないんだから、後から追いかけるわけにも行きませんしねぇ」 デュバル「これはジ(ry」 エンマ「はいはい、判りましたから仕事してください。 なんだかんだでマイ君が居ないと、業務が滞るなぁ…」 テントの設営作業を続けていたガロードは、近くの日陰でスケッチをしていたティファ ―もちろんモチーフはガロードなのだが、当人は知る由もない―の手を取って、 設営の終わった一つへ飛び込む。 ガロード「うわっちゃー、アレだけでもうずぶ濡れだよ…」 言うが早いか、着ていたパーカーとシャツを脱ぎ、ぎゅうぎゅうと絞るガロード。 ティファ「…!!」 とっさに顔を背けたティファだったが、 絵描きとしての観察眼がきっちりとイロイロを焼き付けていた。 鎖骨のあたりとか、引き締まった腹筋とか。 ティファ「(ガロード、無防備すぎ…)」(////) ガロード「ティファ?」 ティファ「はっ、はいっ!」 つい裏返るティファの声。 ガロード「俺、着替えとか取ってくるから、ちょっと待ってて。 俺のシャツ、タオルにしちゃっていいからさ」 ティファ「えっ?」 ティファが振り返った時には、ガロードは上半身裸のままでテントを飛び出していた。 実に落ち着きが無い。 そして、傍らの二段ベッドには、ガロードの着ていたパーカーとシャツが干してある。 ティファ「あう…」(////) 恋する乙女は、様々な意味でいっぱいいっぱいだった。 ドモン「はあっ! せいっ! ふん!!」 滝のような雨の中、これ幸いと型稽古を始めるドモン。 拳の一撃、蹴りの一振りごとに、飛沫が飛び散る様はさすがと言えよう。 クリス「あらら、やってるわねー」 レイン「あ、クリス…」 クリス「まったく…試合が近いんでしょ? もっとのんびりすればいいのに」 レイン「そうね。 でも、あれが、ドモンだから」 クリス「おやおやー、相変わらずオアツイですねー」 レイン「もう! …そっちも、相変わらず?」 クリス「おおっと! ええ。ええ! 相変わらずですとも!」 バーニィ「へぷしっ! うー、風邪ひいちゃったかな…」 ↑エターナル格納庫にて、ザク・マリン整備中。 クリス「あんにゃろ、せっかく南の海に来たってのにーーーー!」 レイン「でも…いえ、『だから』ほっとけない…でしょ?」 クリス「ぐっ…」 レイン「お互い、大変な相手を選んじゃったけど」 クリス「…そうね、がんばりましょ」 アイナ「すごい雨…」 シロー「典型的なスコールだな。 たしかこの辺りは今、乾季だから、そんなに長くは降らないはずだけど… ノリスさん、大丈夫かな?」 大きな木の下で雨宿りする二人。 アイナの傍らにあったノリスは、“足”を確保する、と、豪雨の中へと駆けて行った。 アイナ「ん~、心配はいらないんじゃないでしょうか?」 別れ際の笑顔を思い出しながらアイナが言う。 意外と茶目っ気のあるあの男は、いたずらっ子のような目をしていた。 実は近くに潜んでこちらを伺っているかもしれないが――雨のために5mも離れれば、 人影すらまともに見えない状況である。 アイナ「そう言えば、こんなふうに二人きりになれたのって、久しぶりですね」 シロー「えっ? …そういえば、そうか…」 つい、指折り数えてしまうシロー。 アイナ「いつも兄さんか…」 シロー「ウチの弟たちが回りにいたからなぁ… そうか、二人きりか…」ポリポリ アイナ「そうですね、二人きりです…」(////) ベルトーチカ「なんか…静かね…」 チェーン「そうですね。 船体も固定しちゃって、主機はアイドリング状態ですし… 上陸してる乗員も多いんじゃないでしょうか」 ムーンレイスの船ならば、もちろん乗員もムーンレイスの筈である。 地球人以上に地球の自然は珍しいだろう。 アルマイヤー級戦艦、ホエールの客室デッキには雨の音も届いておらず、 二人の妙齢の美女が話し、歩く音だけが響いている。 それだけに。 べしゃり… 重々しい水音は、廊下に朗々と響いた。 ベルトーチカ「ひっ!」 チェーン「………だれ?」 硬直するベルトーチカの姿に違和感を覚えつつも、 チェーンは何者かの気配を感じて誰何するがいらえは無い。 気のせいかと、一歩踏み出した、その瞬間であった。 ????「うらめし~~~」 チェーン「っ!!」 ベルトーチカ「 き ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ っ!!! 」 軍用艦の、正反対まで届きそうな、ベルトーチカの悲鳴が上がった。 チェーン「あう…」クワンクワン 三半規管をソプラノボイスに直撃され、チェーンが目を回す。 ベルトーチカ「いやあああああっ! 神さま仏さま、アムロ!たすけてーーーー!!」 ????「…あー、ベル? 落ち着いてくれる?」 チェーン「…セ、セレーネ、さん?」ドッキンドッキン セレーネ「あろーはー」ボタボタ 前に降ろしていた髪をかき上げると、そこには化粧ッ気の無い白皙の美貌が現れる。 チェーン「びっくりさせないでくださいよ、心臓が止まるかとおもった…」 セレーネ「あっはっは、ごめんね~。 むしゃくしゃしてやった。 反省は…ちょっと、してる…かな?」 木陰にハンモックを吊るして、気持ちよく寝ていた所に突然の大雨である。 人の一人や二人は驚かせたくなるというものだが… セレーネ「正直、ここまで驚かれるとは思わなかったけども」 チェーンにしがみ付いたまま、般若心経を唱え始めるベルトーチカ。 チェーン「ベルトーチカさん、もう大丈夫ですから! セレーネさんの悪戯ですよ? ね?」 何事かと集まり始める乗員、ハムラビ経典を声高に暗唱するベルトーチカ… セレーネ「いや、もう、大騒ぎね」 チェーン「誰のせいですか、誰の」 エターナルの展望ラウンジで、近々行われる父、ドーリアン外務次官の遊説で使う 草稿を纏めていたリリーナが、ふと手を止めて顔を上げた。 リリーナ「ヒイロ、大丈夫かしら…」 シャクティ「………」 およそ『サバイバル』と言う戦場において、もっとも心配するだけムダな相手が ヒイロ・ユイと言う少年であるのだが…そこはそれ。 一応、仮にも乙女の一端であるシャクティとしては、色々ツッコミたいところを ぐっと我慢してマグのココアをすするしかない。 セシリー「そういえば、ヒイロはテント村に居なかったみたいだけど、どうしたの?」 シャクティ「密林の奥に危険なところがないかどうか、確認してくるそうです」 セシリー「ふーん…そういうのって、衛星写真とかで判るんじゃないのかしら?」 リリーナ「いえ…切り立った崖などは上からの写真では判り難いですし… 実際に人の目で確認しなければいけないところはいっぱいあると…」 セシリー「ははぁ…それで、そんなに心配そうな顔をしてるわけだ」 リリーナ「はい。 ヒイロの強さは判っていますが… もし、イカのお化けとか、蟹のお化けなんかと出くわしたりしたら、 なんて思うと…」 セシリー「いや、そんなの居ないから」 シャクティ「っていうか、南海の大○獣って。 セレクトが渋すぎません?」 ロックオン『ちょうどいいや、今のウチに片付けちまうぜ、刹那』 刹那『了解だ』 デュナメスとエクシア、二体のガンダムが、巨大なGN熊手で砂浜の砂をさらう。 さんごの欠片や、漂着したビンや缶、木片など、自然の砂浜には意外と危険物が多い。 一般的な海水浴場であるならば、地方自治体などが行っているのだが… 刹那『刹那・F・セイエイ、ガンダム・エクシア…海岸整備ミッションを開始する』 ロックオン『きちんとしとかないと、フェルトの可愛いあんよに傷が付くからな』 さすがはガンダム!強風くらいものともしないぜ! シーブック「うわぁ…シュールな光景…」 ウッソ「ニナさんとかが見たらなんて言うでしょうね…」 そして。 ガロード「ティファ! ティファー!!」 ティファ「!!」 ぐるぐると思考の迷路に迷い込んだまま、ガロードのシャツに手を伸ばそうとしていた ティファは、テントの外から聞こえた元気のいい声に、軽いパニックに陥る。 ガロード「ティファ! 出てきて、早く!」 ティファ「?」 なにやら随分と興奮しているようだ。 テントから出ると、先ほどの雨は幻だったのかと思うほど、空は晴れ渡っていた。 ガロード「ほら! あれ!あれ!」 空を指差すガロードに、視線をめぐらせて見ると… ティファ「わぁ…」 シュウト「うわっはー」 アル「おっきな虹ー!」 シュバルツ「うむ!」 東方不敗「見事なり!」 アル「…えっ!?」 混迷の度合いをさらに深めて続く。 カレーの女王さま 殺気―― そんな不確かなモノを感じて、とっさに振り返ったのは、 さすがにガンダム兄弟の五男という所だろう。 だが… どさん! ヒイロ「こちらスネーク。 目標を確保した」ッピ! 4つも年下とはいえ…断固たる、自らの意思で以て、大人でも逃げ出すような訓練を修め、 現役でフリーランスの工作員をやらかすような弟が相手では… 一介の大学ラガーマンに勝ち目はない。 コウ「ヒ、ヒイロ?」 ヒイロ「動かないほうがいい。 今回の任務には手段を選ぶなと言われている」 アムロ『こちらビッグボス。 でかしたぞスネーク。 すぐに迎えをやる』ッピ! ヒイロ「了解」ッピ! コウ「おい、いきなりなんだよ!」 ヒイロ「夕飯の時間だ。 『可能な限り家族そろって』が我が家の決まりだ」 コウ「…だからって、人を投げ飛ばすことないだろう」 ヒイロ「身体能力ではコウ兄さんは俺をはるかに上回る。 確実に確保するには奇襲が最も有効だと判断した」 その間にもヒイロはねじ上げた腕を畳んで、ケーブル・タイでコウの両親指を縛り上げる。 コウ「あだだっ! いくらなんでも、やりすぎ!」 ヒイロ「俺はコウ兄さん相手に油断はしない。 まともな力比べになれば、俺は圧倒的に不利だからな」 ヒイロが小柄で痩せていると言うこともあるが、二人の体重差は実に倍近い。 コウ「む…」 普段、周りから地味だの影が薄いだの、散々な言われようなだけに、ちょっぴり嬉しいコウ。 もちろん表情に出すわけには行かないので、なんとも微妙な気分になる。 ヒイロ「…迎えが来たようだ」 シュオオオオォォォォォ… キャプテン「ご苦労様です。 お迎えに上がりました」 ヒイロ「ご苦労。 目標の搬送を頼む」 キャプテン「了解しました」 コウをお姫様だっこで抱き上げるキャプテン。 彼の構造上、人間を担いだり背負ったままで空を飛べないのである。 コウ「うわっ! うわわわわっ!」 バーニア・スラスターを吹かして舞い上がったキャプテンに、ヒイロはワイヤーガンを撃つ。 噴射炎の影響を受けない距離を保って、コードネーム・スネークも空の住人となった。 ヒイロ「…いい夕日だ」 アル「あ! コウ兄さん」 シュウト「ああーーっ! 兄さん、遅いよ! 僕、もうお腹ペコペコだよ!」 コウ「ご、ごめん」 テント脇の広場―もちろんMSで密林を開墾した―には、この手のイベント定番メニュー、 カレーライスの芳香が漂っている。 小学生の類に漏れず、カレー大好き少年の二人には、 つらい待ち時間だったことは、想像に難くない。 ロラン「はい、ライス。 カレーは甘口中辛辛口お好みでどうぞ」 ロランの指す先には三つ並んだ寸胴鍋。 コウ「ありがとう…だけど、なんか、人が多くない?」 ただでさえ大家族に加えて、そのご友人さまご一同。 マイ「さらにエターナルとホエールの乗組員の皆さん、 リリー・マルレーン社の皆さんもご一緒ですよ」 ジュドー「って訳なんで、お代わりは早い者勝ちだぜ」 キャンプファイヤーの炎に照らされている広場には、むくつけき野郎どもの集団がいくつもある。 何処と無くスマートなホエール乗員はともかく、 リリー・マルレーンの連中は見るからに食べそうだ。 この後訪れるであろう争奪戦を憂いつつ鍋に近づくと、 さりげない風を装って、アイナがすすすと歩み寄る。 コウ「?」 アイナ「ちなみに、辛口はニンジン抜きですわ」ヒソヒソ コウ「!!」 よくよく見れば、それぞれのカレーは味付けだけではなく、具も微妙に異なるようだった。 辛口カレーはスープを思わせるサラサラとしたもので、一口サイズのジャガイモや タマネギ、カボチャ、ブロッコリーなどがゴロゴロと入っているが、 確かにニンジンは見当たらない。 コウ「やた!」 コウももちろん日本人として、カレー大好き人間ではあった。 が、ニンジンの対処だけは苦労させられていたのである。 一方で、 ドモン『ニンジンの入っていないカレーはカレーじゃないっ!』 風雲再起&炎天号『『ヒン、ヒン』』 ロラン『馬にカレーを食べさせない!』 ――というやり取りが過去にあり、とにかくガンダム家のカレーにはジャガイモ、 ニンジン、タマネギが基本となっていた。 アムロ「よし、それじゃあ、揃ったな。 頂こうか」 兄弟たち「「「「「 い っ た だ き ま ー す !!」」」」」 いっせいに翻るスプーンたち。 コウもちょっと期待しながら一口―― コウ「辛っ!!!…いけど……」 さらに一口。 コウ「…けど… うっ……ンまぁぁぁ~~~い!!!」 口から金色のビームでも吐きそうな、極上の笑顔で叫ぶ。 セレーネ「そんなに美味しい?」 ニヤニヤと、とても悪い顔で笑っているセレーネ姉さん。 しかし、コウはカレーに夢中で気付いていない。 コウ「いやこれ、絶品ですよ! 最初は火を噴きそうになるくらい辛いのに、 辛味が舌に残るのは一瞬! あとは山盛り野菜とベースのチキンの旨味が怒涛のごt(ry」 体育会系大学生らしい豪快なスプーン捌きでカレーを掻き込むコウ。 カガリ「アスラン、このカレー、旨いか?」 アスラン「ああ、これは、旨いな。 店で売れるレベルだぞ…」 カガリ「そうか、辛くても、アスランにも旨いんだ…」 アスラン「? ん? どうした?」 カガリ「わたしも、このカレーは旨いと思う。 でも、アスランも旨いって言う。 …とりあえず、わたしの目指すべき所が見えたかもしれない…」 アスラン「…そう言えば、辛いのに、旨いな」 キラ「辛さのレベルで言えば、カガリの料理よりも上なぐらいなのに…」 ラクス「美味しいですけど…辛いです(涙」 キラ「ああああ、ほら、お水…」 アスラン「辛いのがダメなくせに、辛口なんかよそうからだ。 残りは俺とキラで片付けるから、甘いのもらってこい」 ラクス「ううううう~、アスランはいつもそうやって、私のことを子ども扱いするんです」 アスラン「実際子供なんだから仕方ないだろう。 だいたい君は…」 ガン! カガリ「アスラン、言い過ぎ!」 アスラン「------!!!」←悶絶中 キラ「カガリも、すぐ手を出すのは、止めたほうがいいと思うよ…」 カガリ「だって、言っても聞かないじゃないか。 だったら拳で聞かせるしかないだろ」 ルナマリア「くぅ…なんて仲良しフィールド…」 メイリン「割り込める空気じゃないね…」 コッセル「…評判はよろしいようですな」 シーマ「ん…ま、まあ…あんたたちのお陰で、この手のメシは慣れてるから…ね。 ………なにヘラヘラ笑ってるんだい! さっさと喰っちまわないと片づけができないだろ!」(////) ↑辛口カレー担当。 甘口編中辛編をどうするか苦悩しつつ、続く。 カレーを食す女神さま セシリー「あら? 中辛なんだ?」 シーブック「……当たり前だろ」プイ セシリー「んふふ~♪」 エル「うわ~、野菜たっぷりって言うか…」 イーノ「野菜しか、無いって感じ…」 中辛カレーはいわゆるキーマカレーと呼ばれるものに果てしなく近く、 細かく刻まれた様々な野菜がこれでもかっ!と入っていた。 ジュドー「このプチプチサクサクとした食感がなんとも…」 ルー「コウさん、これ出されてもニンジンより分けるのかしら?」クスクス ジュドー「コウ兄ならやるね。 喰い終わるのいつになるやら」ケラケラ モンド「ナンって旨いんだな~」モグモグ ビーチャ「後引くな」ムシャムシャ リリーナ「セシリーさんの包丁捌きときたら、それはすごかったですわ」 ヒイロ「…おそらく、毎日作る食数で、ロラン兄さんを上回る数少ない存在だ。 ほとんどが特殊なメニューとは言え…その技量も、推して知るべし、だな」 リリーナ「………一応、私も手伝いましたのよ?」 ヒイロ「っ!! ………(滝汗」 リリーナ「もう! 材料を切るお手伝いを少ししただけです。 味付けはセシリーさんがされましたから、安心して召し上がってください!」ツーン ロラン「ハリー大尉?」 キエル「どこかお加減でも?」 ハリー「あ、いえ…このカレーの材料をディアナ様が手ずからお切りになられたのかと思うと、 感無量と言いますか…あまりに勿体無くて…」 ディアナ「私が手伝ったのは、ほんの一部です。 それでセシリーさんたちのご好意を 無にするというなら、こちらにも考えがありますよ、ハリー・オード?」 ハリー「はっ! ハリー・オード、参ります!」 ギンガナム「相変わらずめんどくさい男なのである」 メリーベル「うまうま♪」 その時、世界が凍りついた。 ロザミィ「はい、お兄ちゃん、あーん♪」 それは、誰もがパートナーに向かってやってみたい、あるいは、 されてみたい奥儀の一つと言えよう。 だが、“世間体”と言う見えない強敵の前に、誰もが挫折してきたのである。 それに果敢に挑む少女(見かけは大人♪)があった―― ファ「…ロ…ロザミィ…あなた………」 カミーユ「まて、ちょっとまて、ロザミィ!」 ロザミィ「あ~ん♪」 カミーユ「(くっ…な、なんてプレッシャーだっ!)」 主に背後から。 食べなければロザミィが臍を曲げ、ワガママがエスカレートする可能性がある。 食べれば食べたで、ファやフォウ、そしてなにより一人身連中の有形無形の攻撃がオソロシイ。 ヒイロであったなら、埋設式の対人地雷を踏んでしまった気持を思い出したかもしれない。 すなわち。 ヒイロ「進むも地獄、留まるも地獄…さあ、どうする、カミーユ兄さん…」 思い出していたらしい。 ロザミィ「あ~ん♪」 カミーユ「………(滝汗」 ファ「カっ、カミーユ?」 フォウ「………」 喰うのか? やっちゃうのか? 『あーん』をやっちゃうのか? そのとき、みんなの心が一つに! ――は、ならなかった。 ロザミィ「お兄ちゃん、あ~ん♪」 フォウ「あむ」パクッ カミーユ「へ?」 ファ「あ…」 ロザミィ「あああああーーーーっ!!」 フォウ「ムグムグ…甘口も、けっこう美味しいわね」ニッコリ ファ「フォウ…」 ロザミィ「違うの! あれはお兄ちゃんのなの! フォウはダメなの~」 カミーユ「た、助かった…」 ロザミィ「フォウ、ひどいーーー!」 フォウ「ふっふっふ、隙を見せれば死、あるのみ。 まだまだ甘くてよ、ロザミィ」 ノリス「…外部からの援軍、か。 なるほど、強運の星がついているらしい…」 トレーズ「星、というよりは、幸運の女神たち、と言うべきではないですかな?」 ノリス「トレーズ殿… ははっ、なるほど、確かに」 ロザミィ「ばかばかばかばかばか! フォウのばか~!!」ポカポカポカ フォウ「お~っほっほっほっ、敗者の遠吠えは心地よくってよ!」 ファ「もう、二人とも静かになさい。 フォウは高飛車プレイ止める! 似合い過ぎよ…」 続いちゃう。 カレー?の王子さま アル「リンゴー♪」 シュウト「パイナップル!」 プル「パパイアだ!」 プルツー「…レーズン?」 リィナ「レーズンは普通のカレーでも使うよね?」 マユ「えーー! それは無い!」 リィズ「…ウチは使うなぁ」 マユ「うそっ! ウチって少数派?」 ミネバ「…バナナ……」 プル「ええーーっ!」 リィナ「ホント?」 プルツー「ほんとだ…バナナ、入ってる…」 ミネバ「あ、けっこう美味しい…」 ソシエ「ちっちゃい子たち、おおはしゃぎね」 ロラン「あはは、ちょっと、がんばりすぎちゃいました?」 キエル「でも…さすがね、ロラン」 ディアナ「まったくです。 普通、こんなにフルーツを入れたら、甘くてカレーになどならないでしょうに…」 ギンガナム「理屈などどうでもよろしい!」 トレーズ「ふふふ、確かに… 美味なるものは美味なるものとして頂く。 それこそエレガントというもの…」 ギンガナム「うむ! そしてカレーとは軍隊食である! ただひたすら喰らうべし!」 ↑三味コンプリート&二週目突入中。 メリーベル「いやぁ、スエッソン連れてこなくて良かったねぇ♪」 ギンガナム「む…彼奴ならば寸胴で飲み干しかねんからな」 ティファ「ごちそうさまでした」 ガロード「ありゃ? もうおしまい?」 二皿目に、中辛カレーに挑んでいたガロードが目を丸くする。 ティファ「うん。 もうお腹いっぱい」 ガロード「…ティファって、ホントに食べるの少ないよな」 ガロードが使っている皿よりも一回り小さいものに、彼からすればほんのちょっぴりライスと カレーが乗っていただけのものだったのだ。 育ち盛りの少年としては…ましてやガンダム家の食卓という激戦区を知る身としては、 心配が先に立ってしまう。 ガロード「疲れてるとか、どっか調子悪いとかはないんだな?」 ティファ「ええ。 大丈夫よ、ガロード。 本当にお腹いっぱいだし…今日はちょっと食べ過ぎちゃったくらい」 ルー「まあ、ティファはあたしから見ても小食だけどね」 ジュドー「いえいえ、ルーさんに比べれば大抵の女性は小しょ」グエッ ルー「氏ね!氏んでしまえ!」ギリギリ エル「ティファってほっそいもんなぁ…あたしもちょっとダイエットしようかな…」 レイン「あなた達の歳で、不必要なダイエットなんて、考えなくて良いわよ(苦笑」 ちょいちょい。 ガロード「ん?」 シャクティ「女性には、甘いものは別腹と言いまして。 どんな小食な人でも、デザートならまだ入るというものです」 ガロード「デザート…甘いもの、か…」 ウッソ「シャクティ?」 ガロード「ティファ、ちょっと待ってて」 言うが早いか、ガロードは皿を置いて立ち上がった。 ティファ「ガロード?」 ガロード「すぐ戻る。 ジュドー!俺のカレー食うなよ!」 ジュドー「ちっ!」 シャクティ「ふっふっふ、デザートげ~っと、です」 ウッソ「あ、そういうつもりだったんだ」 ルー「いや、それで安心するのはどうなのよ?」 ロープを持ち出したガロードは、それを使ってひょいひょいと枝のない椰子の木を 登り始める。 シロー「猿だ…猿がいる…」 アイナ「まぁ…器用ですねぇ」 アムロ「おーいガロード、俺の分も頼む!」 ガロード「知らねーよ! 自分の分は自分で取ってくれよ!」 と言いつつも、ナイフで熟していそうな実を全部切り落とす。 そして、ロープの摩擦をブレーキにして木の幹を滑り降り、 落とした椰子の実を二つ拾い上げた。 この間、僅か数分。 セシリー「すごいすごい」パチパチ あまりの早業に、周囲から喝采が起こる。 ガロード「えっ! や、や、どもども」 両手がふさがっていたため、頭をぺこぺこと下げて応えるガロード。 アムロ「おい、残りはどうするんだ?」 ガロード「欲しい人が持ってけばー?」ドップラー・エフェクト アムロ「あいつ…」 マイ「ふむ…あれが、ティファさん効果ですか…実に興味深い…」 セレーネ「人体実験は、ダメよ?」 マイ「駄目ですか?」 アムロ「駄目だ!!」 マイ「駄目ですか…」 この上ココナッツを使った氷菓を作り上げると言う、意外な才能を魅せるガロードでは あったのだが、それはまた別のお話。(書いてて長くなりすぎた^^;) ティファと、その恩恵を得た女性陣+年少組は大満足だったようである。 ティファ「……おいし♪」 もうちょっと続くんじゃ。 Bonus track ※リズムが悪くなりそうだったので、投下時に削除した部分です シュウト「あ、ヤシの実だ」 アル「ガロード兄さん、どうするの?」 リィズ「え? なになに?」 ガロード「えーい、集るなチビども! 刃物使うから近くに寄るんじゃねー」 椰子の実は外側を強靭な繊維の分厚い層が包んでおり、それを切り落とすには かなり勢い良く大降りのナイフを振り回す必要がある。 キャプテン「ガロード、よければ私がやろう」 ガロード「キャプテンが?」 キャプテン「私なら刃物を使わずに外殻部分を外せる」 椰子の実の一つを取り上げると、マニピュレーターの出力を上げて、 みかんの皮を剥くように繊維層をむしりとってしまった。 ガロード「おおー、こいつはいいや」 シュウト「キャプテンすご~い!」 ガロード「んじゃ、こっちもたのむぜ」 キャプテン「了解だ」 胡桃を大きくしたような内殻を地面に固定すると、今度こそガロードはナイフで その先端を切り飛ばす。 ガロード「おし、チビども、コップもってこい。 キャプテンはこっちのジュース注いでやって。 100ccずつくらいなら、全員分あるだろ」 硬い殻の内側には1~2cmほどの白い層があり、さらにその内側には液状の胚乳がある。 果汁ではないが、それはココナッツジュースと呼ばれ、観光地などでは普通に屋台などで 売っている飲み物だった。 シャクティ「ガロードさん、まさかココナッツの果肉をそのまま出して、 デザートと仰るおつもりですか?」 エル「ひねりがないぞー。 お前のティファたんに対する愛はそんなものかー」(棒読み) ルー「ちょ、あんたも便乗する気?」 エル「いやぁ、言うだけならタダだし♪」 ティファ「あ、あの、ガロード、私は別に…」 ガロード「フッ…このガロードさまを、その程度の男と思ってもらっちゃぁこまるな…」 エル「お♪ なんか期待できそうなヨカーン♪」 ルー「え、マジ?」 深めのバットにもう一つのココナッツジュースを空け、実をナイフで二つに割る。 それにスプーンを添えるだけでも立派なデザートにはなるのだが・・・ ガロードは手を止めず、スプーンで果肉をすべてそぎ落としてしまった。 イーノ「なんか、妙に手際がいいよね…」 リィナ「やっぱりロランさんのご兄弟?」 そして、小さなボンベを取り出すガロード。 ウッソ「それって、強制冷却用の…」 ジュドー「液化窒素ぉ!?」 ガロード「下がってたほうがいいぜ?」 ぶしゅーーーー… あっという間に凍ってしまうココナッツジュース。 ジュドー「なんつー強引な・・・」 ガロード「これで、仕上げだ♪」 ナイフで凍ったココナッツジュースを砕き、果肉と共に携帯用のミキサーに入れる。 そしてスイッチオン。 ガロード「ガロード・ラン特製、ココナッツのシャーベット、完成! さ、食ってみてくれ」 椰子の実の内殻を皿にして、ガロードはティファに差し出した。 むしろスムージーに近いが、真っ白な、見た目からして涼しげな氷菓である。 ロラン「意外な才能…」 シロー「ほんとにティファが絡むと油断ならんやっちゃなーw」 器の用意が無く、色気よりも食い気な男子はカレーに使った皿を差し出す者もいたが、 貝殻を加工するちゃっかりさんもいる。 ジュドー「ほら、リィナ」 リィナ「うわ~、ステキー♪ ありがとう、お兄ちゃん!」 プル「いいないいなー」 天国に一番近い?島 ヒューーーン……ぽん! 打ち上げ花火の炸裂音と、子供たちの歓声が潮騒に乗って聞こえる。 トレーズとブランデーを燻らせながらのんびりしていたアムロの元に、 プロフェッサー・ガーベラを伴ったシーマが現れた。 シーマ「お寛ぎのところ、邪魔するよ」 トレーズ「これはこれは、美女の来訪はいつでも歓迎いたしますよ。 秘蔵のヘネシーですが、いかがですかな?」 シーマ「いいねぇ。 役所に提出する書類を放り出していいんなら、ご相伴に預かるんだけどね」 トレーズ「失敬、ガラハウ女史はお仕事でいらしたんでしたな」 アムロ「俺は、外したほうがいいのかな?」 シーマ「ああ、いや、要件は仕事の話じゃないんだ。 ちょいとした余禄でね。 むしろアンタのほうにかかわりがある」 アムロ「伺いましょう」 プル「温泉!?」 ハマーン「この島にある、と?」 アムロ「正真正銘、ついさっき見つかったらしい。 現在、泉質なども含めて調査中らしいが…どうやら使えそうと言うことだ」 プル「わーーーい♪ 温泉だ♪ 温泉だ♪」 マイ「…ですが兄さん、信玄公の隠し湯でもないでしょうに、 今更見つかる温泉と言うのも変じゃないですか?」 セレーネ「そうね、赤外線の衛星写真があれば、一発で見つかるわよね?」 アムロ「ああ、トレーズも気にしているみたいだ。 本格的な調査隊を編成するようなことを言っていたが… いずれにせよ数日はかかるだろう。 それはさておき、リリー・マルレーンの連中が簡単な設備を設置中だ。 済み次第、使って良いらしい」 プル「やたー! 温泉♪ お風呂♪」 プルツー「ね、姉さん、落ち着いて」 両手を取られたプルツーがぶんぶんと振り回されて目を回す。 セシリー「あの、それって露天風呂…なんですよね?」 アムロ「いや、見つからなかった理由の一つでもあるんだが…」 プル「プルプルプルプルプルプル~~~~~~♪」ザッパーーン プルツー「姉さん! 湯に入る時はかかり湯を…」 エル「へぇ~~、なんか、いい感じ」 ルー「鍾乳洞の中に、温泉とはねぇ…」 先陣を切るのはやはり、怖いもの知らずな連中だった。 入り組んだ洞窟の奥に差し渡し10mほどの広場があり、源泉と地下水が ややぬるめの温度で混ざった温泉になっている。 照明はありあわせのライトを使っているとのことだったが、 岩陰をうまく使った間接照明が濡れた岩肌に反射して雰囲気を出していた。 ルナマリア「メイリン! あんた、温泉に入るのに水着なんて着てどういうつもりよ!」 メイリン「だって、恥ずかしいじゃない…」 ルナマリア「喝! 産まれた時はみな裸。 その姿になって同じ湯船につかる。 これこそ『裸のお付き合い』! これぞ温泉の醍醐味でしょうが! 混浴のスパってんならともかく、あたしは姉として認めませんからね!」 キエル「だ、そうですよ、ソシエ」 ソシエ「…判ったわよ、脱げばいいんでしょ、脱げば」 ステラ「うぇ~~い♪」ザッパーーン ルナマリア「あんたはもちっと慎みって言葉を覚えろ!」 カガリ「…大変だな、お前も」 ルナマリア「己のツッコミ体質が恨めしいわ…」 ラクス「ふぁ、ふぁいとです!」 セレーネ「う゛あ゛~~~~…」 チェーン「もう…おじさんみたいな声ださないでくださいよ…」 セレーネ「いや~、あとは、星が見えれば完璧だったんだけどねぇ…」 クリス「ま、これはこれで気楽ですけどねー。 どうです?お一つ」 セレーネ「む~、でかした、クリス。 あんたいい嫁になるわよ」オトト チェーン「ちょっと、こんな所で酔っ払わないでくださいよ?」 ベルトーチカ「まあまあ、あんまりカリカリしてると小皺が増えるわよ。 くぅ~~五臓六腑に染み渡る~」 チェーン「もう、ベルトーチカさんまで…クリス! 私も!」 アイナ「あら? なにやらとってもいい香り♪」 ベルトーチカ「なぁに? アイナってばいけるクチ?」 ディアナ「ふむ…伏見の大吟醸ですか…おいし♪」 無邪気にはしゃぐ女性陣。 そして、彼女たちに魔の手が忍び寄っていることを、まだ誰も気付いていなかった。 たった一つの影を除いて… ちょい短めだけど今回はこれまで。 まだまだ続く…といいなぁ。 目覚め 光りの一切が差し込まない闇の中。 だが、そこには何かが蠢く気配だけがあった。 シュバルツ「なるほど…胸騒ぎの正体は、これかっ」 ガーベラ「マスター」 シーマ「あん?」 ガーベラ「そろそろお休みになられませんと…」 シーマ「…もうそんな時間かい?」 補助モニターのデータグラスを外して、目頭を解すシーマ。 シーマ「ん……」 大きく伸びをすると、からだのあちこちでボキポキと音がする。 シーマ「あ゛~、随分なまってるねぇ…」 ガーベラ「…定型の書類作成でしたら、私もお手伝いできますが」 シーマ「ふん…貧乏性だから、仕事は仔細まで把握しときたいだけさ。 別にあんたの能力を疑ってるわけじゃないよ」ポンポン 立ち上がってプロフェッサー・ガーベラの頭を叩いたシーマは、 部屋のクローゼットから着替えと洗面用具を取り出して適当なマチルダに詰める。 ガーベラ「どちらへ?」 シーマ「せっかくだからね、温泉だよ、お・ん・せ・ん♪」 ガーベラ「ご案内します」 シーマ「別に夜道を怖がる歳でも…」 ガーベラ「ご案内します!」 シーマ「…はいはい、好きにおし」 アイナ「あらん♪ 社長さん、遅いですわよ~♪」 ほんのり桜色に染まったその顔は、お湯のせいだけではないだろう。 チェーン「アムロのォ、ばかーーー!」 ベルトーチカ「唐変木ーーー!」 チェーン「朴念仁ーー!!」 ベルトーチカ「エロ大名ーー!!」 なにやら色々と鬱屈していたらしいチェーンとベルトーチカ。 ディアナ「いいですか、ロラン。 だいたいあなたは人が良すぎます」 壁に向かって滔々と説教を続けるディアナ。 そこは、すでに魔女の宴の様相を呈していた。 シーマ「あんたたち…って、こんなに飲んでるのかい!!?」 ゴロゴロと転がる陶器やガラスの一升瓶に目を丸くするシーマ。 セレーネ「んふふ~、だいじょうぶですよぉ…かんざけはのこりませんから~」 シーマ「ひらがなしか喋れないくせに、大丈夫もないだろさ… ハマーンとレインが混じってないのがせめてもの救いかねぇ」タメイキ クリス「まぁまぁ、ため息をつくと、幸せが逃げると言いますよ? ささ、景気付けに、お一つ♪」 シーマ「あんたも酔ってんだね…ガーベラ!」 ガーベラ『はっ』 申し訳程度の壁越しに応えるプロフェッサー・ガーベラ。 シーマ「悪いけどレインを呼んできておくれ! 寝てたらたたき起こしてよし!」 ガーベラ『………』 シーマ「ガーベラ?」 ガーベラ『マスター、洞窟の奥で異常振動を感知…接近中!!』 シーマ「なんだって?」 ガーベラ「御免!!」 バンバン! ティファ『ガロード! ガロード!!』 ガロード「ん…ティファ?」 3段ベッドが二つ並んでいるテントの中。 真面目なティファに付き合ううち、すっかり早寝早起きが身に付いてしまったガロードは、 年少組を起こさないように気をつけつつ、テントのジップを引き上げた。 ガロード「ティファ、どうし…」 ティファ「危険が…破壊が迫っています! 早く! シーマさんが!」 星明りでも青くなっているのが見て取れるティファは、軽いパニックになっていた。 ガロード「ティファ…」 ティファ「ああ…こんな…こんなに近くにあったのに!」 ガロード「ティファ! 落ち着け!」 ティファ「っ!」 ガロード「大きな声だして、ゴメン。 でも、大丈夫だから! 俺が、ぜったい何とかするから!」 ロラン「がろーどぉ? なにかあった…」 轟! ガロード「!!」 ティファ「………」 ロラン「みたいですね」 寝ぼけ眼だったロランの表情が、スイッチを切り替えたように精悍なものになる。 ガロード「ティファ、チビスケどもと一緒にホエールに行くんだ。 ロラン兄は皆を起こして!」 ロラン「わかりました。 ガロードは?」 ガロード「ダブルエックスを出す!」 シーマ「っっ痛ぅ…」 ガーベラ「大丈夫ですか、マスター」 シーマ「大丈夫なもんかね。 腰ぶつけちまったよ…あたた」 ガーベラ「申し訳ありません…」 シーマ「いったい何が…暗くて良く見え…」 照明は先ほどの衝撃で全て破壊されてしまったらしい。 僅かに、自分に覆いかぶさるプロフェッサー・ガーベラのモノアイ光と、天を満たす星明り。 シーマ「星?」 ガーベラ「マスター、お静かに…何か…います」 ビィン… それは、はるか高みからシーマたちを見下ろしていた。 シーマ「ガン…ダム?」 ダイスケ「総員起こし急げ! サーチライト全点灯!」 乗組員「艦長! 左舷前方に未確認人工物!」 ダイスケ「照明弾! 確認急げ!」 ルー「うそ…」 エル「なんで、アレが…」 ジュドー「………」ギリッ ギュアアアアァァァァァァ…… ヒイロ「ガンダムヘッド…デビル・ガンダム!」 ふははははー、やっちまったぜーとハイになりながら終盤へと続く。 しーちゃん様大人気だったのでヒロイン差し替えましたw 出撃 ドモン「ばかな! デビル・ガンダムはあの時確かに!」←腰タオル一枚+フルーツ牛乳 東方不敗「いや…まだ処分されていなかったDG細胞があったとすれば…」←越中+白牛乳 トレーズ「自己進化、自己増殖、ですか… しかし、あの後行われた、連邦軍の徹底捜索をどうやって…」←コーヒー牛乳のみ ぴっぴっぴ… ジェネラルジオング『グガー(はぁ~い、居酒屋ざくれろ)』 アムロ「…なんでお前が…まあ、ちょうど良かったけど…」 Gジオング『グガ?(あらぁ、アムロ? どうしたのよぉ、ヒソヒソ声で…)』 アムロ「ああ、ちょっと立て込んでてね。 すまないが、そこにデビル・ガンダムはいるかい?」 Gジオング『グガガー(あんにゃろなら店長相手にクダ巻いてるわよ。 替わりましょうか?)』 アムロ「いや、それには及ばないよ。 楽しんでいるところをすまなかったな」 Gジオング『グガー(いいってことよ♪アタシとあんたの仲じゃない。 それよりタマには顔をだしてよ? スペちゃん、最近あんたの顔みてないって寂しそうなんだから)』 アムロ「あー…この所、ハロたちが行きつけてるって聞いてたからなぁ」 Gジオング『グガ…(あ、そっか。あんたが居たら、あの子達が寛げないわねぇ…)』 アムロ「スペリオルにはこっちから埋め合わせしておくよ。 じゃあな」 Gジオング『グガガー♪(あのおチビちゃんとキャプテンによろしくね~♪)』 ぴっ! アムロ「さて、オリジナルがあそこに居るということは、 アレは生き残ったDG細胞から成長したヤツか… どの程度の戦闘経験が蓄積されているか、だな」 ガロード「ダブルエックス、出るぜぃ!」 比較的近くに駐機してあったこともあり、最初に空へ舞い上がったのは ガロードのガンダム・ダブルエックスだった。 V2ガンダムほどの巡航能力は無いが、 短時間なら量産型空戦用MSを空で追い回すだけの運動性能を有する。 ガロード「リリー・マルレーン! こちらDXのガロード! そこにシーマさん居るかい!?」 コッセル『こちらリリー・マルレーン、コッセルだ! それが、シーマ様の姿が見えないんだ。 ウチの連中でさがしちゃいるんだが…』 ガロード「やっぱり、温泉にいるのか…」 コッセル『その可能性は高い。 ガーベラが一緒だったらしいから、めったなことは無いと思うんだがな』 ガロード「とにかく、退避の準備だけは進めといてくれよ! ヤツがデビルなら、本体はあんなもんじゃない!」 コッセル『わかってるよ! 俺だって去年のGF中継は全部見てるんだ』 シーマ「どうだい」ヒソヒソ ガーベラ「……全員の呼吸、脈拍、正常…どうやら目を回しているだけのようです。 アレだけの崩落に巻き込まれて…」ボソボソ シーマ「ふん、やっこさんの生体コアには若い女が向いてるらしいからね… わざわざ避けてくださったんだろうさ」ヒソヒソ 見下ろす巨大なガンダムの頭部…通称、ガンダムヘッドと 目が合ってしまったシーマは身動きが取れないでいた。 こちらを認識しているのは確かなのだろうが、次にどう動くかが予測できない。 ガーベラ「MS飛行音接近…DXです」 ゴゥ… 僅かに覗く空を横切るDX。 明らかに攻撃用のアプローチではなく、こちらの状況を見極めようとする機動だった。 ガロード「Gヘッドの根元に熱源8…こいつだけ熱分布が違うから、プロフェッサーだな… ってことはこれがシーマさんか…クソッ! 近すぎだぜ…」 攻撃すれば巻き込みかねないし、接近、救助しようとすればGヘッドが黙っていないだろう。 ガロード「どうする…」 シーマ『ザザー ガロード、聞こえるかい?』 ガロード「シーマさん!? 無事だったんだな!」 シーマ『はん、あたしをだれだとお思いだい。 …と、言ってもこっちも身動きが取れないんだけどね』 シーマ「あたしもガーベラもとりあえず怪我はない。 他の子たちも、目を回してるだけみたいだけど… さっき見た感じじゃそーとー出来上がってたからね。 目を覚ましても自力で逃げられるかどうか…」 ガロード『出来上がってって…酒盛りしてたのかよ…』 シーマ「ガンダム頭はさっきからこっちを見たままピクリとも動いてない。 多分、こっちの品定めをやってるんだろうがね…」 ガロード『だーーっ! こっちからは手が出せねーし…』 シーマ「せめてそっちに気を取られてくれればいいんだけどねぇ…」 偽ディアナ「ダイスケ艦長、状況は?」 ダイスケ「は、今のところ、未確認物体は動きを止めております。 全乗員の収容は完了、発進いつでも可能。 民間人の収容と、MSの発進でデッキは大混乱のようですが」 オペレーター「ハリー大尉、発進よろし!」 ハリー『ハリー・オード、出る!』 偽ディアナ「大尉、誰一人とて犠牲を出すことは許しません。 よろしいですね!」 ハリー『承知しております!』 偽ディアナ「民間人収容の後、ホエールは戦闘域より脱出。 本艦は後方支援に徹します」 オペレーター「エターナルより入電! 『ワレ戦闘域ニテ敵ヲ討タントス。 ほえーるハ民間人ヲ収容ノ後、直チニ離脱サレタシ』」 ダイスケ「あちらも考えることは同じようですな。 しかし…エターナルは民間籍の筈ですが(苦笑」 偽ディアナ「ですが、戦闘力はあちらの方が上。 ちがいますか?」 ダイスケ「ちがいませんとも。 ストライク・フリーダム、インフィニット・ジャスティスの 支援を行うには向こうの方が適しているのも確かですし。 まあ、軍人としての矜持の問題ですな」 偽ディアナ「それは、犠牲者を出さずにすませることで示しなさい」 ダイスケ「それがディアナ・カウンターと、承知していない不心得ものは この艦にはおりません。 ご安心を」 偽ディアナ「それではダイスケ艦長、よしなに」 ダイスケ「はっ!」 キエル「(ディアナ様…どうか、ご無事で…)」 ガロード「大尉さん!」 ハリー『ガロード君、状況は?』 ガロード「あんま良くねぇ。 ガンダム頭の根元に気を失った6人込みで 人が7人、モビルシチズンが一人」 ハリー『気を失っている?』 ガロード「シーマさんの話じゃ、相当出来上がってたらしい。 んで、ガンダム頭が洞窟を吹っ飛ばした時の衝撃で目を回しちゃったんだと」 ハリー『怪我人は?』 ガロード「見て判るような大きなキズはないって。 のんきに寝言いってる人もいたから、大丈夫だと思う」 ハリー『この位置では攻撃して排除する訳にもいかないか…』 ガロード「スモーのIフィールドで押さえ込めない?」 ハリー『質量が質量だ…拘束を逃れるためにGヘッドも暴れるだろう。 だが、ターンエーとターンX、三機がかりでなら…』 ガロード「あとは、ガンダム頭がいつまでじっとしててくれるか、ってとこか…」 シュウト「キャプテン、気をつけてね…」 キャプテン「大丈夫だ、シュウト。 私も対MS戦闘をまともにやるつもりはない。 要救助者を確保したら、すぐに戦闘域を離脱する」 アル「がんばって、キャプテン!」 キャプテン「シャクティ、二人を頼む」 シャクティ「ええ。 がんばってね、キャプテンさん」 キャプテン「キャプテン・ガンダム、出動する!」 ホエールのMSデッキからキャプテンが飛び立ち、彼を見送る三人の背後を 青いザク…水陸両用MSの元祖とも言うべきマリンタイプが歩いてゆく。 バーニィ『バーナード・ワイズマン、ザク・マリンタイプ出ます!』 ゆっくりと浮上を始めたホエールから、ザクは夜の海へと飛び込んだ。 トレーズ『聞こえるかね、ガロード君』 ガロード「トレーズさん? こちらガロード、感度良好」 トレーズ『先ほど東方先生とドモン君がそちらに向かった。 Gヘッドの動きを止められれば、直ちに姫君たちの救出にかかるそうだ』 ハリー『どうやら、目が揃いつつあるようだな』 ガロード「そうだね。 了解だよ、あんがと、トレーズさん」 トレーズ『…招待した庭先に、あんなものが潜んでいたとは…全く以て、思いもよらなかったよ。 これはまさに己が不徳の極みと言ってもいい。 どうか、皆を無事に助けてやって欲しい』 ガロード「へへっ、大丈夫だって! この炎のMS乗り、ガロード・ランさまに万事お任せってね!」 その頃― ノイン「あれだけのガンダム、あれだけのパイロットが揃っているんです。 こんな無茶をやる必要は…」 ゼクス「まあ確かに、駆けつけた所で全て終わった後という可能性のほうが大きいが… だからといって、何もしないでは、トレーズはともかく、リリーナが怖い。 …ノインにはいつも心配かけてばかりだ。 酷い男だな、私は」 ノイン「…それでも、付いていくと決めたのは私です。 御武運を、ゼクス」 ゼクス「すまん、ノイン」 サリィ『3段ロケットにブースター4連装。 計算では20分もかからないはずだけど、 もちろんGもそれなり、よ?覚悟はいい?』 ゼクス「もとより!」 サリィ『それじゃ、緊急シークェンスということで、カウントダウンは30から♪』 ゼクス「レディの様子はどうだ?」 サリィ『とりあえず、見た目は平静で連邦軍と交渉してるわ。 たいしたものね、彼女』 ゼクス「それくらいでなければ、トレーズのパートナーは務まらんよ」 サリィ『確かにw それじゃ、がんばってね』 もうちょっと、もうちょっとだけ続くんぢゃ。 戦端 ギンガナム『ふはははは! ディアナに貸しを作れるとは、まことに重畳!』 ハリー『くっ…ギム・ギンガナムの手を借りねばならぬとは…』 ロラン「ははは(乾いた声)…お、お二人とも、人の命が懸かってるんですから…」 ギンガナム『うむ、ディアナはどうでもよろしいが、 アイナ嬢をはじめ、皆失うには惜しい美姫である。 それにセレーネはガンダム家のお姉さん! その危機を救うとなれば、男子の本懐でもあるな! ディアナなどどうでもよろしいが』 ハリー『ぐっ…ぐぐぐっ…』 ロラン「(ハリーさんも、からかわれてるって、判らない人じゃない筈だけど…)」 シロー『アイナアアアアアアアア!!』ゲッショゲッショ… ノリス『アイナ様ああああああああ!!』ズシャンズシャン… アムロ「要救助者!? どういうことだ!」 ガロード『ガンダム頭の根っこん所に、温泉の女湯があんだよ! 酒盛りしてたおねーさま方が気を失って倒れてる!』 アムロ「…あンの“うわばみ”どもめぇ~~~」 マイ『ドモン君は?』 ガロード『東方先生と一緒に、おねーさま方を助け出すのにどっかに潜んでるって。 ターンエーとか3機がかりのIフィールドでガンダム頭を押さえ込んで、 その隙に助け出す段取りなんだけど…』 アムロ「……この位置ではそれがベストか…ヤツの気をそらせられればいいんだがな。 ガンダム各機! 救出作戦が始まれば、デビルが大暴れを始めるのは間違いない。 DG細胞の拡散を防ぐためにもここでケリをつけるぞ」 兄弟たち『『『『了解!』』』』 ロラン「斥力場座標設定…Iフィールド!」 ギンガナム「小生、今宵も、 絶 好 調 で あ る !」 ハリー「ユニバァアアアアアアアアアアス!!」 Gヘッド「ゴアアアアァァァァ!!」 キャプテン「始まりました!」 東方不敗「応っ! 遅れるなよ、ドモン!」 ドモン「はい、師匠!」 密林の闇を駆ける鋼と人の獣たち。 ドモン「姉さん、ご無事で……………ぐはぁっ!」バタッ! 亀裂に飛び込んだドモンの視界に、真っ先に入ったのはベルトーチカだったそーな。 ドモン「………」ドクドク 東方不敗「女子の裸ひとつでその有様とは…レインも苦労するのう…」 シーマ「じいさん!」 大急ぎでバスタオルを体に巻いたシーマが、脱衣所で目に付いたタオルや服を投げつける。 東方不敗「着せとる暇はないぞ」 シーマ「被せるだけでも、無いよかマシだろ」 ガーベラ「接近警報! 大きい!」 ズガーーーン! Gヘッドs「「「ギュラアアアアアア!!」」」 シュバルツ「クッ、これ以上は押さえきれんかっ!」 山を、森を割って、ガンダム・シュピーゲルを追う無数のガンダム・ヘッドが現れた。 アムロ『援護を!』 ライフルが、ミサイルランチャーが一斉に火を噴き、Gヘッドを貫く。 夜間でありながら、それらは驚異的な命中率を見せたが… キラ「数が…多すぎるよ!」 キャプテン「離脱します!」 クリスを抱いたキャプテンがスラスターを煌かせて空へ舞い上がった。 東方不敗「くぁあっ!」 驚! 新手のGヘッドを、マスター・アジアの掌から放たれた巨大なエネルギーが粉砕する。 東方不敗「いつまで寝とるか、このバカ弟子がぁっ!!」 ドモン「はっ!」オハナバタケハ… 東方不敗「引くぞドモン! 急げ!」 チェーンとベルトーチカを軽々と両肩に担ぎ上げるマスター。 ドモン「は、はいっ!」 シュバルツ「アイナ嬢はまかせろ!」 自らのコートをかけてアイナを抱き上げるシュバルツ・ブルーダー。 ドモン「シュバルツ!」 シーマ「へ?」 目を転じれば、Gヘッドと大立ち回りを繰り広げるガンダム・シュピーゲル。 シュバルツ「ゲルマン忍法、空蝉の術だ! 急げよ!」 すでにディアナはプロフェッサー・ガーベラが抱き上げていた。 ドモンはバスタオルを被せられ、気を失っている…というか、 幸せそーに大口を開けて寝ているセレーネを抱き上げる。 ガーベラ「マスター!」 スラスターを点火、ゆっくりと上昇を始めたプロフェッサー・ガーベラが 右手をシーマに差し出した。 シーマはその手に飛びつこうと… ふみっ! …して、床に転がる一升瓶(肥後熊本の銘酒『美少年』)を踏みつける。 シーマ「え?」 ごろん! シーマ「えええええっ!!」 Gヘッド「ウゴァアアア!」イタダキマス! ガーベラ「マスター!」 シーマ「しまっ…」 ばくん! ガーベラ「マスター!」 ガロード『まだまだぁ!!!』 ゴッ! 襲い来るGヘッドをかいくぐり、ろくな減速をせずに シーマを捕らえたGヘッドへ突撃するガロード。 ハイパービームソードを眉間に突き立てて動きを止めると、 シーマをくわえ込んでいる口に両手を差し込んでこじ開けた。 ガーベラ「なんと言う無茶を…」 ガロード『プロフェッサー!早く!』 すでにロランやハリーたちは襲い来るGヘッドの相手に忙殺されている。 ガーベラはディアナを抱いたまま、かろうじて上半身が外に出ているシーマに近づいた。 シーマ「後ろ!」 ガーベラ「むっ!」 シーマの警告に、ガーベラが身を翻す。 ガロード『こっちくんなっ!』 突進するGヘッドを、DXが蹴り上げる。 そこへフィンファンネルのビームが集中する。 ガロード『アムロ兄、ナイス!』 アムロ『総員DXを援護! なんとしてもシーマを助け出せ!』 ずるり。 だが、ヘッド部分は機能を停止していたが、首の部分はまだ幾ばくかの機能を残していたらしい。 否、DG細胞の三大機能の一つ、「自己再生」の効果であったのかもしれない。 シーマを捕らえたGヘッドは、ゆっくりと地中へ潜りはじめていた。 ガロード『んなっ!』 量産など端から考慮されていないDXは、MSとして破格の出力を誇る。 が、それでもウェイト差が大きすぎた。 物理的な力の差は歴然である。 ガロード『だからって~~~~~』 リミッター解除、ラジエータープレート開放、強制冷却開始! アクチュエーターが、フレームが、ミシミシと悲鳴を上げ、 コクピットには警告ランプが片端から瞬きはじめる。 ガーベラ「マスターーー!!」 シーマ「お行きガーベラ! あんたはその子を守るんだよ!」 ガーベラ「ですが!」 シーマ「お行き。 あんたには、やることがあるんだろう? まあ、ついでにその子を…その“子”って言っていいのか微妙だけどさ… その子を助けてやっておくれよ。 ただでさえ月の女王なんてやらされて大変なんだ。 こんな所で怪我したり、死んじまったらバカみたいじゃないか」 ガーベラ「マスター…」 あまりに静かな口調、穏やかな表情(バスタオル一枚の艶姿であったが…)に、 ガーベラは二の句が継げなかった。 その間にもGヘッドは次々にプロフェッサーとDXに襲い掛かる。 コウ「くそっ! こんなことなら…」 GP-03デンドロビウムのメガ粒子砲で長距離射撃を加えながら、 コウは己のうかつさを呪っていた。 動く武器庫ともあだ名されるデンドロビウムだが、 その武装コンテナの中には武器がほとんど入っていなかったのである。 とは言え、そもそもバカンスに行こうと言う人間が、 MS一個大隊を相手に出来るほどの武器弾薬を用意する方がどうかしている。 かくしてデンドロビウムのコンテナには食料やテントなどが納められていたのだった。 アムロ『コウ! シーマがGヘッドに捕まった!』 コウ「なんだって!!」 アムロ『ガロードがかろうじて踏ん張ってるが、分が悪い! 行け!』 コウ「コウ・ウラキ、吶喊します!!」 多人数で戦闘シーンやると、話が進まん…orz まだつづくよ! チクショーメ! 奪還、そして コウ「うわあああああああああっ!」 メガビーム砲を撃ち込み、大型ビームサーベルを構えて突進するGP-03。 反射行動なのか、ガンダム・ヘッドたちも口からビームを吐き出すように撃ち返すが、 GP-03のIフィールドを突破はできない。 コウ「あれか!」 兄弟たちの火線が集中する先に、唯一“外”を向いていないGヘッドの集団がある。 コウ「タッチダウン!」 GP-03にランディング・ギアなどない。 いわゆる胴体着陸で理矢理着陸させ、機体を地面にこすりつけることで減速させるコウ。 Gヘッドも立ち塞がるが、暴走するトラックに“竹の子”が立ち塞がるようなものだ。 コンテナが空でも200tを超える自重にものを言わせて跳ね飛ばす。 コウ「ガロード! 下がれぇ!!」 Gヘッドと文字通り格闘していたダブルエックスが、あわてて飛びのいた。 シーマを捕らえたGヘッドが、地中に逃げ込もうとする。 が、既にGP-03は目前である。 コウ「これで!!」 メガビーム砲の砲身を突き出し、Gヘッドの顎の下に突き通す。 スロットルレバーを押し込む。 機体前方下部のスラスターが点火。 大型ビームサーベルでGヘッドの胴?をなぎ払う。 コウ「どうだあああああっ!!」 ほんの僅かな間に、ガンダム家の五男坊はこれだけの操作をやってのけた。 メインノズルの噴射炎を地面に叩きつけ、急上昇するGP-03。 その、騎士の馬上槍よろしく、高々と掲げられたメガビーム砲の先端には、 シーマをくわえ込んだGヘッドが突き刺さっていた。 ジュドー『よしっ!』 ガロード「やった!」 アムロ『ガロード! 止まるな!』 ガロード「っ!!」 報復、と思う知能があるわけではないだろうが、Gヘッドたちが残ったDXへめがけて殺到する。 あわてて離脱しようとするガロードだったが、無茶の祟ったDXの動きはいかにも鈍い。 シロー『ガロード!!』 ガロード『このっ!!』 ステラ『うぇ~~い♪』 四足獣型のMA形態に変形したガイア・ガンダムが乱立するGヘッドの間をすり抜け、 よろめいたDXをビーム砲身とウイングに引っ掛けるようにして器用にすくい上げた。 シン『ナイス! ステラ!』 ステラ「うぇい♪」 ガロード『…さんきゅー、助かった……』 とびっきりの衝撃が来たかと思うと、さらなるGに振り回され、 身に纏うものはバスタオル一枚しかないというのに、空を目掛けて寒風に吹き晒される。 シーマ「まったく、なんて無茶をしでかしてくれるんだい」 コウ『シーマさん、大丈夫ですか?』 シーマ「これで大丈夫だったら、ガンダム・ファイターでもやってるよ!」 あちこち痛むし、寒いし、髪は乱れる、肌はホコリとオイルでドロドロだ。 コウ『す、すみません…』 だが、気分は悪くない。 シーマ「ククッ…」 思わず喉の奥が鳴る。 そう、悪い気分ではなかった。 コウ『す、すぐ収容しますから、じっとしててください』 同時に、咆哮を上げていたGP-03のスラスターが絞られ、 コロニー出身者であるシーマにとって慣れ親しんだ浮遊感が彼女を包む。 自由落下による無重量状態。 コウはステイメン――GP-03の中核をなすMSをアームドベースから切り離し、 滑るようにシーマに近づく。 ステイメンが手を差し伸べる。 シーマ「(まるで、ダンスに誘われてる気分だねぇ)」 ヒイロ『警報! 直下!!』 衝撃、そして、暗転。 ちと尺のバランスが悪いけど、今回はここまで。 続くぜー! 機神、参戦す それは、あたかもさかしまの雷のようだったと言う。 アムロ「よし、全員、一時後退だ! 体勢を立て直す!」 コウがシーマをどこぞの海賊よろしく確保したのを確かめると、 アムロはMS全機に後退を指示した。 それなりの連携を見せるのは流石に兄弟ゆえ――ダテに日登町を何度も焦土化させるような ケンカはやらかしていない――のだが、発端がそもそも突然の遭遇戦で、 戦力も準備が整った者から投入というドロナワな展開になってしまっていた。 ひとえに、早急に救助しなければならない者たちがいたせいなのだが… それが無ければ、もっと効率的に戦えたはずなのだ。 アムロ「なにより、最大戦力の一つであるドモンが遊兵になってしまっているのが…」 ロラン『アムロ兄さん!』←最大戦力其の弐 アムロ「どうした」 ロラン『高熱源を感知! MSクラス…早いっ!』 ゴウン! 衝撃波の輪を引きずり、“それ”は一直線に天を目指す。 ヒイロ『警報! 直下!!』 コウ『えっ?』 とっさに警告を発するヒイロはさすがだったが、警告を受ける側には、 実戦はともかく、集団戦における訓練が圧倒的に不足していた。 コウ『うわぁっ!!』 オーキスが弾き飛ばされ、ステイメンが文字通り叩き落される。 アムロ「コウ!」 ロラン『コウ兄さん!』 刹那「…っ!」 ガンダム・エクシアが謎の影を追って空を舞う。 肉弾にてGP-03を攻撃した敵性MSは、放り出されたガンダム・ヘッドへ手を伸ばしていた。 刹那「(武器選択、GNロングブレイド…)」 間合いは必殺。 抜き打ちに放たれた一撃は、しかし… 刹那「なっ!」 敵MSの人差し指と中指、わずか二本で挟み取られた。 GN粒子をコーティングすることで驚異的な切断力を発揮するエクシアのセブン・ソードであったが、 刃が当たらなければ豆腐一丁斬ることはできない。 刹那「馬鹿な…」 シン『このぉお!!』 斬艦刀アロンダイトを振りかぶり、ディスティニーが背後から肉薄する。 だが、謎のMSはあわてたそぶりすら見せずにGNロングブレイドを掴んだ腕を振る。 刹那『ぐっ!』 シン『んなぁっ!!』 横合いからエクシアを叩きつけられ、バランスを崩すディスティニー。 アスラン『まだだっ!』 ディスティニーを目隠しに使ったインフィニット・ジャスティスが全身の ビーム・エッジを起動、斬りかかろうとするが…シーマを回収した謎のMSは、 Gヘッドの残骸をインフィニット・ジャスティスに力任せに投げつけた。 アスラン『くっ!』 とっさにそれをシュペールラケルタで両断するアスランの反射神経も並ではないが、 結果として無防備な隙を敵に晒す結果となる。 アスラン『ぐああっ!!』 VPS装甲が貫かれることはなかったが、わき腹へ加えられた蹴りの衝撃は そのままコクピットのアスランをなぎ倒す。 ロックオン『くっそ、長距離射撃じゃ、どうやったってシーマさん巻き込んじまう…』 アムロ「だが、近づけばウチの近接自慢があの様か…何者だ?」 ウッソ「どうする…あと、空中で接近戦が出来るとしたら、僕か、 ウィングのヒイロ兄さんくらい… ロラン兄さんは人質のいる状態で戦える人じゃないし…ここは僕がっ」 ヒイロ『ウッソ、待て』 ウッソ「ヒイロ兄さん?」 ヒイロ『ヤツに殺意は無い…今は機会を待て』 ウッソ「殺意って…なんでそんなこと判るんですか!」 ヒイロ『エクシアもディスティニーも体勢を崩されただけだ。 ジャスティスも胴部の一番頑丈な所を蹴っている。 ヤツの機動性なら、追撃を加えることは容易だったはずだ』 ウッソの脳裏に、一瞬でGP-03に追いついた姿がフラッシュバックする。 ヒイロ『牽制射撃すら封じられたキラや俺たちに、 シンやアスランが勝てなかった相手をどうにかするのは無理だ』 ウッソ「だからって…」 ヒイロ『ヤツを牽制しろ。 これ以上動くなら、俺たちも黙っていない。 そうヤツに判らせろ』 ウィング・ゼロがビームサーベルを引き抜き、腰を落として すぐにでも飛びかかれる姿勢を作る。 ウッソ「わかりました!」 V2ガンダムが両手でビームサーベルを構え、“光の翼”を最大まで展開する。 ヒイロ『ドモン兄さんがすぐ駆けつける。 それまでヤツを好きにさせるな』 東方不敗「ほう、あやつ、なかなかやりおるぞ」 ドモン「…あの動き…まさか」 シュバルツ「いや、あれは、正しく流派東方不敗!」 未だ目を覚まさぬ女性陣を担ぎ、あるいは抱きかかえ、エターナルを目指す三人。 ガーベラ「水の上を走る、だと?」 キャプテン「右足が沈むより早く左足を前に出せば、可能なのだそうだ。 私にはできないが、爆熱丸もやったことがある」 ガーベラ「これが、ガンダム・ファイターなのか…」 エターナルは海上50mほどのところで遊弋しており、 飛行能力を持たない2機のキュベレイmk-Ⅱが直援として甲板上にあった。 東方不敗「ちと高いか…ドモン、肩を借りるぞ!」 ドモン「はっ、どうぞ!」 東方不敗「ぬん!」 ドモンの肩を踏み台に、東方不敗が宙へ舞い上がる。 シュバルツ「はあっ!!」 ドモン「せいっ!」 気合と共に、続く二人。 プル『すごーーい!』 プルツー「…非常識な……」 はしゃぐプルと、額を押さえるプルツーの目の前で甲板に降り立った三人は そのままMSデッキへと飛び込んだ。 ドモン「ふう、届いたか…」 東方不敗「むう、とうとう軽身功でも抜かれたか…」 ドモン「こちらは人一人、そちらは二人。 抱えている重さがちがいますよ」 レイン「ドモーン!!」 ストレッチャーを押す衛生兵――正確にはエターナルの医療スタッフという名目――を 引き連れたレインが、大急ぎで駆け寄る。 女性スタッフ「くぉらっ! 男どもは散れっ!!」 主が女性と言うこともあるのだろうが、そこはかとなく女性の立場が強いようだ。 レイン「大丈夫? 怪我はない?」 ドモン「ああ。 デビル・ガンダムが相手とは言え、戦ったわけじゃないからな」 レイン「でも、これ、血でしょ?」 ドモン「そっ、それわぁっ!!」 東方不敗「さて、ようやく肩の荷が降りたわい」 ドモン「師匠、マスター・ガンダムは…」 東方不敗「既に呼んではあるが…このようなことになるとは思ってもいなかったのでな。 到着までまだしばらくはかかろう」 シュバルツ「東方先生、あの、謎のMSに心当たりはありませんか?」 東方不敗「ふむ、暗くて良くは見えなんだが…なにやら見覚えがあるような… だが、確かにあやつの技は流派東方不敗。 …しかし、わしの弟子はドモンと風雲再起のみ。 てすさみにウッソ坊を鍛えたことはあったが、技は教えておらん」 シュバルツ「ふむ…」 ドモン「なに、捕まえてみれば全て判ることだ。 それでは師匠、行って参ります」 東方不敗「うむ。 ゆめ敵を侮り、油断することなきように、な」 ドモン「は。 とう!」 MSデッキから、大空へ身を躍らせるドモン。 ドモン「出ろぉおおお! ゴォォォッド・ガンダァアアアアアアムッ!」 パキィィン!! 夜の海原を割り、世界最強のMF、ゴッド・ガンダムが顕現する。 シュバルツ「ガンダム・シュピーゲル! 来いっ!」 操者不在のまま、なおも戦っていたガンダム・シュピーゲルが印を組むと、 装甲の隙間から猛烈な勢いで煙幕が噴き出す。 MFならではの爆発的な機動で、ネオ・ドイツのMFはシュバルツの元へとはせ参じた。 ドモン「そういえば、シュバルツ。 なんであんたがここに?」 シュバルツ『胸騒ぎを感じて…と言えば、乙女のようだがな。 今にして思えば、デビルの存在に呼ばれたのかもしれん』 ドモン「お互い、デビル・ガンダムに呪われた身、か…」 シュバルツ『ふ…泣き言を言っても始まらん。 デビルだろうとなんだろうと、眼前に立ち塞がるなら打ち倒すのみ!』 ドモン「ああ、それが俺たちガンダム・ファイターだ!」 シュバルツ『行くぞ、ドモン!』 ドモン「応っ!」 謎MSの正体、引いちまった… 続くよ! 驚天 ダコスタ「医療班より連絡。 救助者6名は無事! …えー、気持良さそうに寝てる、とのことです…」 バルトフェルド「大物だね、彼女たちは」 ラクス「良いことではないですか。 あとは…」 バルトフェルド「シーマ女史を残すのみ、ですな。 砲術! 照明弾を絶やすなよ!」 アスラン『あれはっ!』 シン『おいおいおい』 ジュドー『マジかよ…』 ウッソ『兄さん、あれって…』 ヒイロ「やはり、お前か…」 刹那『ガン…ダ…ム…』 鎧武者を―どことなく爆熱丸を思わせるシルエット。 間接稼動域が広く、マッシブに見えるのはMFの共通した特徴である。 シュバルツ「………」 ドモン『ば…ばかな…』 両手の上にシーマをのせ、ゆっくりと降下した謎のMSを、エターナルから 打ち上げられた照明弾の、マグネシウム光が照らす。 ドモン「なんで、お前がそこにいる! シ ャ イ ニ ン グ ・ ガ ン ダ ム !!」 それは、第13回ガンダム・ファイトにおいて、ドモンとともに予選大会を戦った ネオジャパン代表モビルファイター、シャイニング・ガンダムであった。 ジュドー「ぼろぼろじゃん…」 装甲はいたる所にヒビと欠けがあり、アンテナブレードも曲がっている。 デュアル・カメラも右目側に光りが無く、フェイスプレートは左側が脱落して、 アンダーフェイスがむき出しになっていた。 そして何より、胴中央――コクピットの正面から、背後まで貫く巨大な、破砕孔。 シン『ドモン兄?』 ドモン「うそだ…なんでお前がここにいる… なんで俺たちの邪魔を…デビル・ガンダムに与するような真似をする!」 シュバルツ『落ち着けドモン! 見かけがどうあろうと、ヤツが敵であることは間違いない!』 ドモン「だけど…あいつは、シャイニングは…」 ウッソ『シーマさんが!』 地上に降り立ったシャイニング・ガンダムの傍らに、Gヘッドが近付く。 ぱっくりと開いたその口の中へ、シャイニング・ガンダムは、 いっそ恭しいとも言えそうな手つきでシーマを下ろした。 ドン! シャイニング・ガンダムの手からシーマが離れた瞬間、 ウィング・ゼロのスラスターが吼えた。 ヒイロ「(ラストチャンス…)」 誰もがシャイニング・ガンダムの姿に驚いていた中で、 ヒイロだけがシーマ奪回の隙を伺っていたのである。 ヒイロ「(相手がシャイニング・ガンダムなら、無傷と言うわけにはいかないか…)」 手足の一つ二つ…それはパイロット自身も含む…失う覚悟で突進するヒイロ。 不意に、視界の隅に捕らえていたシャイニングが姿を消す。 ヒイロ「!!」 両の手足と背中のバインダーを振り回し、AMBAC機動で無理矢理進路を捻じ曲げる。 剛! シャイニングが振り下ろした拳の衝撃で、大地に小さなクレーターが出来た。 直撃こそ避けたものの、地面に叩きつけられたウィング・ゼロは勢いを失ってしまう。 ヒイロ「想定より30%以上早いっ!」 シュバルツ『DG細胞かっ!』 手裏剣型爆弾・メッサーグランツを放ち、ヒイロの離脱を援護しつつ、 最悪の事態にシュバルツが唸る。 アムロ『全員、退けっ! カミーユ!シロー!援護をっ! マイはコウを回収!!』 シン『でもシーマさんが!』 アムロ『想定外の事態が多すぎる! シーマを救うためにも、一度後退しろ!』 フィンファンネルと、キュベレイのファンネルがビームの雨を降らせ、 メガビームランチャーが、180mmキャノンが、GNスナイパーライフルが吼える。 シュバルツ「退くぞドモン!」 ドモン『だ、だけど、シャイニングが…』 シュバルツ「ええい、突発事態に弱いのは相変わらずかっ!」 ロラン『手伝います!』 シュバルツ「すまん、ロラン君!」 ラクス「援護を!」 バルトフェルド「主砲、ミサイル、斉射三連!」 ウッソ『ヒイロ兄さんが食いつかれた!』 ヒイロ「構うな! 行け!」 ウッソ『でもっ!』 アスラン『退くんだウッソ君!』 ヒイロ「アスラン、ウッソを頼む」 アスラン『判った!』 ウッソ『兄さん!』 ウッソの声を無視することに決めたヒイロは、アムロたちが切り開いた脱出路から外れる “道”へとウィング・ゼロを飛び込ませる。 常人なら気を失ってもおかしくないその機動に、難なく追いつくシャイニング・ガンダム。 ヒイロ「もう少し付き合ってもらうぞ!」 ゼロ・システム起動、同時に、リミッターのレベルを“機体の限界”に設定する。 ヒイロ「ぐっ!」 ゼロ・システムから流れ込む膨大な情報量と、全身を締め付けるG。 だが、それでもシャイニング・ガンダムは振り切れない。 ヒイロ「チャンスは一度…フッ、いつものことか…」 樹木を、岩を、Gヘッドを回避しながらの追撃戦だったが、元々がそう大きくない島である。 あっという間に目の前に黒々とした海原が広がる。 ヒイロ「今っ!」 ウィング・バインダーを開いて急減速。 その衝撃でMSに数倍する高さの水柱が起立した。 星空へ向かう大瀑布にまぎれて上昇、ツイン・バスターライフルを起動! 水飛沫を割って肉薄するシャイニング・ガンダムであったが、 その鼻先に、一撃でコロニーを崩壊させるツイン・バスターライフルの銃口が突きつけられた。 ヒイロ「チェックメイトだ、シャイニング!」 豪! マイ『やった? ……っ!!』 ヒイロ「………そこまで…」 ビームの閃光に備えて、感度を落としていたメインカメラに一つ、輝く手のひらが映る。 流石にビームの圧力に押されて距離は開いていたが―ツイン・バスターライフルの ビームを、シャイニング・フィンガーで弾き飛ばしたのである。 僅かな距離を稼ぎはしたものの、次弾のチャージが出来るほどの時間はないだろう。 ヒイロ「(すまない、リリーナ…)」 身構えるシャイニングに、ヒイロは自爆装置のカバーを外す。 ゼクス『お前の悪いところは、覚悟を決めるのが早すぎる点だ』 遥か高みから、ツイン・バスターライフルに劣らぬビームがほとばしる。 ヒイロ「メガキャノン…ゼクス!」 ゼクス『どうやら、出番には間に合ったようだな』 次はバトル無いかもー。 つづく。 インターバル トレーズ「やれやれ、バカンスのつもりがとんでもない事になってしまったなぁ…」 バルトフェルド「総帥殿、あの島はどういう経緯で?」 ホエール内のブリーフィングルームに、主だった顔ぶれが集まっている。 かつて“エメラルドの島”だった場所からおよそ30km。 ガンダム・ヘッドの群れは水平線の彼方である。 トレーズ「あの島は元々連邦軍が演習場として所有していた島だ。 ところがあまりに辺鄙な場所なので使い勝手が悪いらしくてね、 ここ何年も使われていなかったらしい。 で、この所の軍縮の煽りを受けて、逼迫した予算を解消するために 売りに出されたところを私…というか、OZ財団が買い取ったと言うわけさ」 偽ディアナ「事前に、その、調査といったものはなさいませんでしたの?」 トレーズ「お恥ずかしい話ですが…衛星軌道上の、バルジから撮影した写真だけで 安全と判断してしまいました。 赤外線や磁気写真で見た限りでは不振な所は無かったそうなのでね」 アムロ「連邦軍が黒幕なのか、それとも連邦軍があの島を売りに出すとは 考えていなかった第三者の仕業なのか…」 ゼクス「そちらについては現在プリベンターで調査している。 レディ・アンが張り切っていたから、成果の程は期待してもらっていいだろう」 バルトフェルド「やれやれ、連邦軍もお可愛そうに…」 トレーズ「レディも無茶をしなければいいが…」 痛む腹、痛くない腹、ともども纏めて微に入り細を穿ってとことん探られる事であろう。 ラクス「ともあれ、我々の成すべきことは決まっています」 偽ディアナ「シーマさんの奪回、そして…」 アムロ「デビル・ガンダムの殲滅、ですね。 まぁ、シーマを助け出せればデビル“ごとき”に手こずりはしませんが」 レイン「ごときって…女性を生体ユニットとして取り込んだデビルは、 あと数時間で完全体へ成長するはずです! いくら皆さんでも…」 アムロ「大丈夫だよ、レイン。 侮っているわけじゃない。 でも、強大だとは言え、ヤツは一つの機動兵器でしかない。 そんなモノで世界は変えられないのさ。 むしろ問題は、シャイニング・ガンダムの方だな…」 東方不敗「そうか…アレはシャイニング・ガンダムであったか…」 シュバルツ「外見は損傷が激しいものでしたが、動きそのものはゴッドに匹敵するかと」 東方不敗「DG細胞…」 シュバルツ「レインの話では、ギアナ高原で放棄されたシャイニングは、 デビルともどもネオホンコン政府が回収したそうです。 ネオジャパンのカラト委員長が返還を求めていたらしいのですが、 デビル騒動でうやむやに…」 東方不敗「何者かの手に渡ったとしたら、その時か」 ドモンがゴッド・ガンダムを得た、ギアナ高原での戦いにおいて、 シャイニング・ガンダムにトドメを差したのは、 マスター・ガンダムのディスタントクラッシャーだった。 当時のマスター・ガンダムの前腕部――それはすなわち、DG細胞の塊である。 東方不敗「それが今回のデビルの元、だな。 ウォンめ、まったく不用意な…」 シュバルツ「取引相手が、それほどの存在だった、とも考えられます。 あの島は元々連邦軍の所有だったそうですから…」 東方不敗「やれやれ、市民を守るための軍がそのありさまか。 余も末じゃのう…」 ジュドー「でも、ウチの格納庫にシャイニングあるよな? ドモン兄の」カチャカチャ カミーユ「あれは、予備用のパーツを集めて組み上げた2号機だってさ。 イベントやなんやで必要になったからって、急遽組み上げたものらしい」ジジー ジュドー「ふ~ん…でも、シャイニングってAIとか積んでなかったと思うんだけどさ? パイロットも乗ってなかったのに…どうやって動いてるんだ?」チュイーーーン カミーユ「知らないよ。 後でレインさんにでも聞け」ピッピッピッ 刹那「ガンダムだ!」 ジュドー「はい?」 カミーユ「ん?」 刹那「シャイニング・ガンダムは、ガンダムだ!」 ジュドー「いや、うん…そうだよな?」 カミーユ「またか…」 刹那「ガンダムだから、闘うんだ」 ロックオン「はいはい、みんなの整備の邪魔しない」 東方不敗「ガンダム…そうか!」 シュバルツ「まさか…」 東方不敗「いや…お主の例もある。 確かに、ありえるやもしれん…」 シュバルツ「―――だとすれば…ヤツは…」 東方不敗「うむ。 わしか、お主か…」 ティファ「ガロード…」 ガロード「げっ! ティ、ティファ」 ホエールの医務室。 まさに戦場そのものといったMSデッキに比べると、こちらはまったく静かだった。 冷却パッチを額に張り、点滴を受けていたガロードだったが、 空いた左手でMS情報誌を読みふけるほどの余裕はあるようだ。 ファ「軽い脱水症と熱中症よ。 コクピットの温度が相当上がったみたいね」 ガロード「いや、だから、大げさなんだって。 こんなもんすぐに…いいっ!」 ファ「ぁ…」 はらはらと、ティファの大きな目から涙が零れる。 ティファ「ごめん…なさい…」 ガロード「ええええっ! な、なんで?」 ティファ「私が、もっと早く気付いてたら…シーマさんも、 ガロードがこんなことにもなら…はうっ!」 額に弾けた痛みに、ティファが顔を上げると、憮然としたガロードが左手を上げている。 ファ「デコピンは無いと思うわ、ガロード…」ボソッ ディアナ「まったくです」ヒソヒソ ファ「え?」 クリス「そうですよね、そこは、こう…」コソコソ チェーン「やさし~く…」ポショポショ ベルトーチカ「力いっぱい…」ヒソヒソ チェーン&ベルトーチカ「「む…」」 アイナ「抱きしめてあげるべきですよねぇ…」コショコショ ファ「みなさん、いつの間に…」ボソボソ ついたての裏に避難したファの背後から、エターナルに運ばれたはずの面子が顔を出す。 ディアナ「しっ! みなさんお静かに」ヒソヒソ ガロード「ティファの悪い癖だぜ、それ。 いくらNTだからって、神さまじゃないんだ。 悪いのはデビル・ガンダムのヤロウだし、あんな所にデビル・ガンダムを隠したヤツ! 逆に、ティファが知らせてくれたお陰で、セレーネ姉とか助けられたみたいなもんだし!」 ティファ「でも…」 ガロード「でもは無し! もう一発いっちゃうぜ?」 ぐぐっ!と指に力を込めるガロード。 思わず額を両手でかばうティファ。 ガロード「ドモン兄だってデビルに取り込まれたレインさん助けてるんだ。 俺たち兄弟がそろってて、シーマさんを助けられないなんてことはない! ぜったいに!」 ティファ「ガロード…」 ガロード「…ひょっとしたら、コウ兄のハズカシイ大告白が聞けるかもしれないし? ちょっと楽しみじゃね?」にぱっ☆ ティファ「……もう、ガロードったら」 セレーネ「むにゃむにゃ…ろらーん…おかわりぃ…zzz」 メイリン「接近するMS一! …シャイニングですっ!」 ダコスタ「第一級戦闘態勢! 迎撃戦用意!」 アムロ「来たか…」 シン「来たかって…どーするんだよ! なんか対応策あんの?」 キラ「いつもドモン兄さんを相手にしてる時と同じで充分でしょ?」 カミーユ「そういう事だ。 ヤツの間合いに入らせないで、アウトレンジから攻撃する。 今回は人質も居ないし、お互い援護しあえば死角も無い」 シン「…あ」 ジュドー「前回の状況が特殊すぎたんだよ。 ガチの殴り合いオンリーでMFに勝てるわけないじゃん」 ヒイロ「………」 ゼクス「また、自爆して動きを止めれば、とか考えてるな?」 ヒイロ「ゼクス…」 ゼクス「兄弟を傷つけたくない気持は判らんでもないが…もう少しみんなを信頼してやれ」 ヒイロ「む…忠告には感謝する」 東方不敗『あいや、待たれい!』 ウッソ「東方先生?」 ドモン「師匠…」 東方不敗『ちとわしに思うところがある。 この場は任せてもらえんか』 シュバルツ『何かあれば、私が必ず食い止める。 ガンダム・ファイターとして、どうしても確かめねばならぬ事なのだ』 ざわざわざわ… 刹那『刹那・F・セイエイ、ガンダム・エクシア。 マスター・アジアとガンダム・シュピーゲルの援護を開始する…』 ロックオン『おい、せっちゃん?』 カミーユ「なんだ?」 ふわりと宙に舞ったエクシアが、接近する光に背を向け、三隻の戦艦に向き合う。 介入を許さない…無言の宣言がその姿に見て取れた。 ジュドー「ドモン兄ならともかく…なんで刹那兄が?」 アムロ「何か、あるのか? ブリッジ!」 バルトフェルド『了解した。 お隣さんとそろって、皆さんにお任せします、とのことだよ』 ダコスタ『迎撃中止! ただし、警戒態勢を維持! 第一目標が囮の可能性もある! 周辺警戒を怠るな!』 うぐぐ…話がすすまん… つづくぞー。 ガンダム サーチライトの光りを受けながら、シャイニング・ガンダムはゆっくりと しかしまっすぐにエターナルの上甲板へと舞い降りる。 ウッソ「傷が治ってる…」 アムロ「デビルが生体ユニットを取り込んだことで、再生能力があがってるんだな」 ロックオン『こちらロックオン・ストラトス。 デュナメス、配置についた』 アムロ「ご苦労さま。 だけど」 ロックオン『わかってる。 攻撃はギリギリまで待つよ』 シーブック「…ホントに、東方先生の所へ行ったな」 セシリー『どう言うことなのかしら?』 シーブック「わからない。 刹那は何か知ってるみたいだったけど…」 東方不敗「わしに何か用かね!」 朗々とした声で東方不敗、マスター・アジアが話しかけると、 シャイニング・ガンダムは抱拳礼を返した。 中華圏で武を嗜むものには、日本人の土下座にも等しい最敬礼である。 カミーユ「…なんだ?」 東方不敗「―そうか…おぬし、やはり…」 感極まった様子で星空を仰ぐ東方不敗。 東方不敗「あい判った!」 ジュドー「判り合っちゃってる!」 東方不敗「この老いぼれにどれだけのことが出来るかわからぬが、 義によっておぬしに手を貸そう!」 まさに驚愕。 驚く一同の目の前でシャイニング・ガンダムが膝をつき、恭しく右手を差し出すと、 東方不敗は一瞬の躊躇も無くその上に乗った。 ドモン『し、師匠!』 東方不敗「お、来おったか、バカ弟子が」 ドモン『いったい何を…』 ドモンの言葉に、苦虫を噛み潰した顔で額に手を当てる東方不敗。 東方不敗「まぁだ判らんのか、この愚か者!!」 ロックオン『アムロにいさん?』 アムロ「もう少し待ってくれ」 東方不敗『ドモン! そもさん!』 ドモン『せ、せっぱ』 東方不敗『ガンダム・ファイターとは何ぞ!?』 ドモン『ガンダム・ファイトを戦う者です!』 東方不敗『ならばガンダムとは!』 ドモン『ガンダム・ファイトを為すもの…まさか!』 東方不敗『ようやく判ったかこの阿呆! ガンダムが、ガンダム・ファイト以外の何を望むと言うのか!』 「「「「えええ~~~~!!」」」」←色々と納得のいかない人たち 東方不敗『答えよドモン! ガンダム・ファイト国際条約、第三条!』 ドモン『破壊されたのが頭部以外であれば、何度でも修復し決勝リーグを目指すことが出来る…』 東方不敗『しかるに! シャイニング・ガンダムは頭部を破壊されたか!』 ドモン『いえ…損傷著しく…継戦は無理と思われましたが…』 ぎしり、とドモンの拳が鳴る。 ドモン『頭部は破壊されておりません!』 東方不敗『ならば! …シャイニング・ガンダムの無念、いかほどのものであったか…』 レイン『でも! ゴッド・ガンダムの中には、シャイニングから受け継いだプログラムが… 魂が宿っています! それなのに…』 ドモン『いや、レイン。 それはちがうんだ…確かに、ゴッドはシャイニングの魂を受け継いだ。 だが、それは、ネオジャパンのモビル・ファイターとして、だ。 シャイニングの、ガンダムとしての魂は、未だここにあるんだ…』 レイン『そんな…』 東方不敗『ガンダム・ザ・ガンダムを前に、真のガンダムが取るべき道は一つ!』 ドモン『真のガンダムを前に、ガンダム・ザ・ガンダムの取るべき道もまた一つ!』 東方不敗『ガンダム・ファイト国際条約、第七条!』 ドモン『地球がリングだ!』 アムロ「いかん! 総員退避っ!!」 東方不敗『ガンダム・ファイトォ!』 ドモン『レディー…』 東方不敗&ドモン&刹那『『『ゴーーーーーッ!!』』』 ルー「えー、突如始まりましたガンダム・ファイト! 実況は私、なぜか担ぎ出された宇宙世紀の最強アイドル♪ ルー・ルカがお送りします。 解説はネオドイツのガンダム・ファイター、シュバルツ・ブルーダーさん」 シュバルツ「よろしく」 ルー「ゲスト解説者として、ドモン選手のアシスタントを勤めていらっしゃる レイン・ミカムラさん」 レイン「よ、よろしく…」 ルー「そして、放送席特別ゲストとして、刹那・F・セイエイさんにお越しいただいています」 刹那「ガンダムだ」 キラ「仕事早っ!!」 ラクス「ウチのスタッフは優秀ですから♪」 エル「だぁれがアイドルだー!!」ブーブー ルナマリア「ぶーぶー!」 ビーチャ「えー、おせんにキャラメル、ポップコーンはいかあっすかー」 ジュドー「コーラいかがっスかー」 アムロ「き、緊迫感が…」orz ルー「さて、本来ならドモン選手とのプライベートを、 レインさんに根掘り葉掘り伺いたい所ですが…」 レイン「えっ? ええっ?」 ルー「この勝負の行方を握る鍵はどの辺りにあるのでしょうか、解説のシュバルツさん」 シュバルツ「うむ。 DG細胞の力で強化されているとは言え、 スペック的には多少ながらゴッド・ガンダムに分がある。 パワー、スピード、ともに勝る相手に、老練なマスター・アジア選手の 技術がどこまで対抗できるのか。 その一点に尽きると思います」 ルー「おおっとぉ!! などと言っている間に、両者、激しい拳の応酬! 能力で劣るといわれたシャイニング、一歩も引けをとりません! というか、押してる?」 シュバルツ「マスター・アジア選手の位置取りがうまいですね。 ドモン選手の内側へ内側へと遷移して、常に距離で優位に立っています。 これは見事だ」 ドモン「くっ! 流石は師匠…ならばっ!」 ルー「こっ!これはっ! ドモン選手、ここでいきなり大技の体勢!」 シュバルツ「技で勝る相手に、力押ししかないとは言え… いや、ここで必殺技を繰り出す思い切りの良さがドモン選手の身上ですね」 ドモン「俺のこの手が真っ赤に燃える!」 東方不敗「ふ…ならば! わしのこの手が光って唸る!」 ルー『すかさずマスター・アジア選手も必殺技の体勢! ですが、右手のドモン選手に対し、マスター・アジア選手は左手! これはどういうことだ~』 ドモン「!! …勝利を掴めと、轟き叫ぶ!」 東方不敗「貴様を倒せと輝き叫ぶ!」 ドモン「ぶぁあくねつ!!」 東方不敗「ひっさぁつ!!」 ドモン「ゴォォォッッド…」 東方不敗「シャイニングゥゥゥ…」 ドモン&東方不敗「「フィンガーーー!!」」 燃える右手と、輝く左手がぶつかり合う。 レイン『無茶です! いくらなんでもゴッド・フィンガーに、 シャイニング・フィンガーで対抗しようなんて…』 均衡は一瞬。 東方不敗「すまんシャイニング…」 シャイニング・ガンダムの左手を粉砕したゴッド・フィンガーは、 そのまま前腕部を、上腕部を破壊して、シャイニング・ガンダムの頭部を捕らえる。 ルー『ああっと! これは、早くも決着か~~~!!』 ドモン「獲った!」 背中のジェネレーターに蓄えられたエネルギーが最高潮に達し、一層の輝きを見せる。 ドモン「ヒィィィトォ…」 東方不敗「(まだじゃ…その“時”を見極めろ…)」 ドモン「エンドォッ!!」 東方不敗「勝機ぃ!」くわっ!! ゴッ! “右手”のシャイニング・フィンガーが、ゴッド・ガンダムの右前腕部を貫く。 ドモン「なっ!!」 爆発! ドモン「ぐああぁぁぁぁっ!!」 ルー『…ゴッドです! ここで倒れたのはゴッド・ガンダム! いったい両者になにが起こったのかーーーーー!!』 つづく♪ 光輝、星天に散る 激しい爆炎をほとばしらせ、ゴッド・ガンダムがさんご礁の上に倒れる。 ドモン「ぐああぁぁぁぁっ!!」 ルー『…ゴッドです! ここで倒れたのはゴッド・ガンダム! いったい両者になにが起こったのかーーーーー!!』 東方不敗「ふはははは! 最大の技を放つその瞬間! それこそが最大の隙よ!」 哄笑と共に言い放つ東方不敗。 だが、シャイニング・ガンダムからフィードバックした左腕と頭部の痛みは、 歴戦の彼をして、ありったけの気力を注がねば気を失いかねないものだった。 東方不敗「(あやつを呼び込むにはこれしかなかったとは言え…老骨には堪えるわい)」 ドモン「くっ…さ、さすがは師匠…」ギギギギギ… ピピピッ… レイン「エネルギー伝達系全体に重度の損傷? まさか、そんな…」 ルー「あの~、いったい、何が、どうなったんでしょーか…」 シュバルツ「…おそらく、ゴッド・ガンダムの背部ジェネレーターで増幅されたエネルギーが、 ゴッドの右腕に流れ込んだ瞬間、 シャイニングがエネルギー・チューブを破壊したのでしょう」 ルー「ははぁ…」 シュバルツ「判りやすく言えば…水鉄砲を最大の力で発射しようとした寸前に、 水の出口を塞いでしまったと思えばよろしい。 行き場を失った水の圧力は、水鉄砲そのものを破壊してしまったと言うわけです」 レイン「ありえない…エネルギーの逆流を防止する安全装置も備えてるのに…」 シュバルツ「僅かでもタイミングが遅ければ、シャイニングは頭部を破壊されていたでしょう。 そして、僅かでも早ければ、今度はゴッドの安全装置が作動して、 右腕に多少の損傷を与えただけで終わっていた… 数百…いや、数千分の一秒のタイミングを見極めたマスター・アジア選手… まさに、絶技と言うしかありません」 ルー「なんと! 解説のシュバルツさん大絶賛! まさに武神! 生ける伝説は、未だ健在だったーーー!!」 刹那「ガンダムだ…」 東方不敗「さて、どうするドモンよ。 まさかこれで終わりというわけではあるまいな?」 ドモン「無論!」 ダメージ・コントロール・システムが、エネルギー経路を迂回、あるいはショートカット することで回復させようとしているが、いかんせん被害が大きすぎた。 立ち上がりはしたものの、ゴッド・ガンダムの動きはいかにも重い。 ルー「ここで試合は再び乱打戦! ですが利き腕を失い、エネルギー伝達系にダメージを 受けたゴッド・ガンダム、やはり旗色が悪いか!」 レイン「ドモン!」 シュバルツ「いや…この期に及んで、まだ何か企んでいるな…」 ルー「どういうことでしょうか、解説のシュバルツさん!」 シュバルツ「ドモン選手は…ゴッド・ガンダムは確かに打たれてはいますが、 致命傷はギリギリでかわしています。 何か時間を稼いでいるようですね…」 東方不敗『どうしたドモン! ガンダム・ザ・ガンダムが亀の真似事か! (こやつ…何を狙っておる?)』 ドモン「(70…75…)」 ルー「おおっと! 強~烈なシャイニング・ガンダムのローキックが決まった! たまらず膝を着くゴッド・ガンダム!」 レイン「!!」 東方不敗『もらったァ!!』 シャイニング・ガンダム渾身のミドルキックが、ゴッド・ガンダムの頭部を襲う。 直撃すれば、間違いなく頭部粉砕の一撃である。 ドモン『なんのっ!!』 回避など不可能と思われたその一撃を、ドモンは踏み込むことで―と言うより、 シャイニングの脛に頭突きを喰らわせる勢いで受け止める。 ドモン『ぐうっ…』 東方不敗『こやつっ!』 アンテナブレードが折れ、右目のセンサーが砕けるが、ゴッド・ガンダムの頭部は健在。 シュバルツ「蹴り足が伸びきる前にぶつかりました。 威力は本来の半分もありません!」 ドモン『まっ…まだまだぁっ!』 背部スラスターまで使って立ち上がり、その勢いでシャイニングの頭部にもう一撃。 東方不敗『ぐおっ!』 ドモン『チャージ完了! 俺のこの手が真っ赤に燃える…』 東方不敗『なにっ!』 踏みとどまり、ノイズだらけのモニターを睨む東方不敗に、 ゴッド・ガンダムは左手をかざしていた。 ドモン『勝利を掴めと、轟き叫ぶ!』 東方不敗『この期に及んで、ゴッド・フィンガーのエネルギーをっ!』 だが、肝心のゴッド・ガンダムの機能はまだ回復しきっていない。 東方不敗『(技を出す前に、潰す!)』 肉薄するシャイニング・ガンダム。 対して、ドモンは右前方…シャイニングの左側へ倒れるように飛び込んだ。 東方不敗『しまった、死角にっ!』 ドモン『ヒート・エンドは決まらなかったが、 ゴッド・フィンガーの直撃を受けて無事ですむはずはないっ!』 前回り受身で投げ出した体を、背中のゴッド・フィールドの推進力で跳ね起こす。 ドモン『爆熱!』 東方不敗『なんの、必殺!』 ルー「燃える指と輝く指! 再び激突かーーー!!」 シュバルツ「いかん!!」 東方不敗「しまった!」 ドモンの読み通り、最初のゴッド・フィンガーを受けたシャイニングの左半面は、 センサーがほとんど全滅していた。 そこに飛び込まれた焦りから放たれたシャイニング・フィンガーは、 まっすぐゴッド・ガンダムの鳩尾…つまり、コクピットへと向かう。 シュバルツ「シャイニング・フィンガーの破壊力なら、ゴッドの装甲とて貫くぞ!」 レイン「ドモン!!」 だが。 バシュゥゥゥゥ… 突如シャイニング・ガンダムの掌を覆う液体金属が飛散、その一撃は、中途半端な 張り手のようになってしまう。 東方不敗『ドモンを護った…いや』 倒し、倒されは武人の常。 その道理がわからぬ筈がない。 東方不敗『ガンダム・ファイト国際条約、第二条…』 シュバルツ「相手のコクピットを攻撃してはならない…」 東方不敗『過失による攻撃は認められておるというのに…あくまでMFとしての矜持を守るか。 主に似て、不器用な漢じゃのう、お前は…』 そして、ゴッド・ガンダムの左手は、再びシャイニング・ガンダムの頭部を捕らえていた。 ドモン『ガンダム・ファイト国際条約、第一条…』 東方不敗『頭部を破壊されたものは失格となる。 良き闘いであったな、シャイニング・ガンダムよ…』 ドモン『さらば、友よ…ヒィィィィトォ・エンドォ!!』 爆!! ざばーーーーん… 倒れようとするシャイニング・ガンダムを、突如海から現れた黒い影が受け止める。 東方不敗「おお、やっと着いたか…」 マスター・ガンダム。 東方不敗、マスター・アジアの愛機である。 シャイニング・ガンダムのコクピットを出た東方不敗は、マスター・ガンダムの肩へと飛び移る。 東方不敗「そういえば、おぬしもシャイニングには因縁があったのう」 直接拳を交えた数では、ゴッド・ガンダムよりも多いのだ。 マスター・ガンダムのフェイス・プレートを濡らす海水が、別のものに見えるのは感傷であろうか? ぎ…ぎ… ドモン「シャイニング?」←こっそり男泣き中 ゆっくりと、シャイニング・ガンダムが立ち上がる。 その動きはいかにも頼りなく、つい先ほどまでゴッド・ガンダムを追い詰め、 その前には兄弟たちのガンダムを蹴散らした時の精彩は無かった。 レイン「エネルギー反応が急速に弱まってる…融合炉が限界なんだわ…」 自己進化、自己増殖、自己再生…究極のマテリアルとも言うべきU細胞―DG細胞であったが、 エネルギー消費の大きさが唯一の欠点でもあった。 アルティメット・ガンダムが大型MAサイズである理由もそこにある。 そして、MFの動力炉は膨大な出力を誇る一方で、消耗も激しい。 何しろ最大でも一年稼動すれば用は足りるのである。 シャイニング・ガンダムはこの時点で、稼働時間を半年以上超過していた…。 ぎ…ぎ… 頭部と左腕を失ったシャイニング・ガンダムは、残る右腕を、 右手の人差し指を、ゆっくりと星空に伸ばす。 ルー「シュバルツさん、あれは…」 シュバルツ「あれは…シャイニング・ガンダムからのメッセージです。 天を目指せ、さらなる高みを目指せと言う…」ハラハラ 刹那「ガンダムだ…」滂沱 ドモン『ああ、判っているとも… 俺は、お前に…お前の魂に恥じないガンダム・ファイターになる。 あの星々の世界から、静かに見守っていてくれ… シャイニング・ガンダム…』 つづく。 戦ニ臨ム メイリン「リリー・マルレーンより発光信号!」 ダコスタ「諸兄の奮闘と無事の帰還を祈る、です。 あ、追伸ですね…シーマ様になにかあったら、ただじゃおかねー…(汗」 ザンジバルが海上を滑走してゆく。 バルトフェルド「愛されてるねぇ…」 ラクス「うふふ、シーマさんって、とってもステキな方ですもの。 ね、キラ」 キラ「え…う、うん。 でも、ラクスにはあんな風にはなって欲しくない、かな…」ボソ アスラン「なられてたまるか」 フェルト「クリス、そっちはどう?」 クリス「ん、ばっちり。 さすがはガンダム家のおねーさんが組んだAIねぇ… すっごい優秀なフレームだわ」 フェルト「でも、良かったんですか? 勝手に弄っちゃまずかったんじゃ…」 アムロ「可愛い子には旅をさせろって言うしな。 これでスターゲイザーの経験値はかなり上がるはずだ。 研究施設で箱入りに育てるばかりがAIのためになるとは限らないさ」 クリス「私ってば、スターゲイザーちゃんをたぶらかす悪女ってカンジ?w」 アムロ「せいぜい痛い目を見せてやってくれ。 それじゃあ、後は頼むよ」 クリス「は~い♪」 マイ「スターゲイザーにデータ通信管制をやらせると言うアイディアは、 非常に面白いと思いますが…良かったんですか? 姉さんが知ったらまたむくれるんじゃ?」 アムロ「この非常時に寝こけてるヤツが悪い。 ………エンジニアとしての、興味が無かったとは言わんが」 マイ「あの規模のAIって、まだ無いですからね。 アマクサはまた少し違うし…」 アムロ「ヤツと同列にしてやるな。 それこそセレーネが泣くぞ」 マイ「はいはい」 スメラギ『なるほど…そっちの状況は判ったわ。 デビル・ガンダムか…CBとしては放っておける問題じゃないけど…』 ロックオン「ああ。 今からティエリアとアレルヤ呼びつけても、こっち着くのは とっくに終わった後だと思うしな。 さすがはガンダム兄弟、頼りになること」 スメラギ『刹那のお兄さんたちですものね。 それじゃあ、本来なら休暇中の所悪いけど、そちらは任せるわね』 ロックオン「了解! そっちもお仕事がんばって頂戴!」 スメラギ『こっちは球技場と公園の整備だから、気楽なものよ。 アル君によろしくね♪』 シロー「コウ!」 コウ「ああ、シロー兄さん…」 シロー「…なんだ、元気が無いな…頭は大丈夫か?」 コウ「…『頭の傷は』でしょう。 なんか、変な人みたいじゃないですか」 シロー「すまんすまん」 コウ「傷はたいしたことありませんよ。 ちょっとぶつけただけだから…」 言いつつ触れた包帯には、血が少しにじんでいたが、出血そのものは既に止まっている。 がしっ! シロー「じゃあ、どうしたんだ、不景気な顔しやがって!」ギリギリ コウ「あだだ! 開く!傷が開く!」 シロー「あ、悪い」 ヘッドロックを解かれると、コウはそのまま床に尻餅をついてしまった。 コウ「シロー兄さん」 シロー「うん?」 コウ「シロー兄さんは、アイナさんのこと、好きですか?」 シロー「無論!」←即答 コウ「…いいなぁ……」 胸を張るシローを、まぶしいものを見るような目で見上げるコウ。 シロー「なんだ? どうした?」 コウ「俺、そんな風に、胸を張って『好きだ!』って言える相手、居ないんですよね」 シロー「そうなのか? …その、シーマさんはどうなんだ? あと、確か、ニナさん、とか言ったっけ? 彼女はどうなんだ?」 コウ「よく…よくわから無いんです。 好きか嫌いかって言われれば、そりゃ、 す、す…好き(小声)…ですけど…兄さん?」 シロー「ああ、聞いてるよ」 背中で応えたシローは、近くの自動販売機で紙コップのコーヒーを2つ買い込んで戻る。 シロー「ほら。 こういう話は、酒の方が良いんだが… まさか、俺が未成年に酒を勧める訳にはいかないからな」 コウ「あ、ありがとう…苦っ! って、ブラック?」 一口すすった後で、あまりの苦さに顔をしかめるコウ。 シロー「なんだぁ? お前、コーヒーに砂糖入れてるのか?」 コウ「あっ、当たり前ですよ! 好き好んでこんな苦い物飲んでる人の気がしれません!」 シロー「馬っ鹿、砂糖なんか入れたら、砂糖の味しかしねぇじゃねーか。 コーヒー飲むならコーヒーの味をだな…何の話をしてたんだっけ?」 コウ「ちょ! 人が真面目に…」 シロー「ああ! いや、うん、今思い出した。 さ、続けてくれ。 …ホントだって」 コウ「………」 シロー「どうした? お兄ちゃん、これでも職場じゃ頼りがいのある上司として、 相談事も良くされてるんだぞ? …恋愛相談は少ない気もするが」 コウ「とにかく、です」 シロー「うむ」←いつの間にか正座 コウ「アムロ兄さんが、シーマさんを助けるのは、俺がやれって…」 シロー「いや、普通、そうだろ」 シーマがコウを気に入っていると言う事もあるだろうが、縁があるのは確かだし、 パイロットの腕前、機体の特性から考えても、シーマ奪還の任務はコウが相応しいと、 シローも判断する。 コウ「…俺が、アレ…やるんですか?」 シロー「アレ?」 コウ「去年の、ドモン兄さんがレインさん助けた時の…」 シロー「おーおー! アレな!w」 コウ「笑い事じゃないですよ! …俺、あんな風に言えるほど、シーマさん好きかって言うと、違う気がするし… だからって、適当なことを言うのも、間違ってると思うし…」 シロー「いや、そりゃそうだろう。 そもそもあの時のドモンのこっぱずかしい台詞も、 心の底から出た言葉だから、レインに届いたんだ。 適当に調子を合わせた言葉じゃ、相手の心には届かないよ」 コウ「あ、兄さんにもあれは恥ずかしい台詞なんだ…」 シロー「なんだよそれ、人を恥知らずな人間みたいに」 コウ「いや、実際シロー兄さん恥ずかしいことしょっちゅう言ってるし」 シロー「なんだと! 俺をドモンと一緒にするな!」 コウ「(自覚なかったんだ…)」 シロー「はっ!…ゴホン… とにかくだ、アレは、ドモンが心から必要だと思ったから、 起こったイベントであってだな、そっくり真似たから今回もうまくいくとは限らん」 コウ「はぁ…」 シロー「て言うか、二番煎じだと、かえって逆効果だろうな。 お前、シーマさんを助けたいと思ってるか?」 コウ「そりゃぁ…もちろんですよ」 シロー「じゃあ、その気持をまっすぐにぶつけりゃ、大丈夫だろ。 ただし! 変にカッコつけようとか、良く見せよう、なんて考えるなよ? お前くらいの歳だと、一番エエカッコしたがる頃だからなぁ…」 コウ「エエカッコ、ですか」 シロー「世間体とか、男のプライド!とか、そんなモン全部うっちゃって、 お前がやりたいようにやればいいさ。 いよいよとなれば、俺がコア部分ごと引っこ抜いて…」 コウ「Ez-8じゃ無理ですから!」 メイリン「偵察のプロフェッサー・ガーベラから入電! デビル・ガンダムの本体が現れたそうです!」 アスラン「なんだって!」 バルトフェルド「おやおや、いよいよお出ましかい?」 メイリン「映像、出ます!」 増感映像がメインスクリーンに表示される。 無数のGヘッドが乱立する地面を割り、歪な、巨大なガンダムが現れる。 が。 ラクス「あらぁ?」 キラ「なんだか、小さくない?」 レイン「完全体じゃ、ない?」 ドモン「ランタオ島で見たヤツ…よりも小さいな」 東方不敗「ふむ? これがスケールか? …確かに、ギアナ高原でお前と戦った頃のサイズじゃな」 シュバルツ「…なるほど…」 アムロ「あっはっは!」 マイ「に、兄さん!」 映像を見るなり、いきなり笑い出した長兄に、その場にいた兄弟たちが目を丸くする。 カミーユ「兄さんが、壊れた…」 アムロ「失礼なことを言うな。 しかし…デビルもとんだ不運だったなぁ…」クックックッ ジュドー「いったい、何なのさ。 もったいぶらずに教えてくれよ」 アムロ「キョウジ君がデビルに取り込まれた時と同じさ」 シュバルツ「シーマ女史は、その強靭な精神力でDG細胞を…不完全とは言え、制御しているんだ。 そのために、ヤツは完全体に進化できずにいる」 レイン「そんなことが…」 アムロ「よりにもよって、女性陣の中じゃ、精神的に一番タフな彼女を取り込んでしまったんだ。 デビルに運が無かったと言うしかないだろう」 その時、デビル・ガンダムの映像を見ていた全員が、その背後に胸を張り、 腕を組んで高笑いするシーマ・ガラハウの姿を幻視していた。 シーマ(幻)『あたしを誰だとお思いだい!』 シーブック「あー、なんか、すっごい納得…」 アムロ「もっとも、このままでは当時のキョウジ君同様、心身のダメージが測り知れん。 今度こそ、彼女を助け出すぞ」 兄弟一同「「「「はいっ!」」」」 スレまたぎケテーイ! orz アレはどうするかまだ悩みつつ、続く。
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MSZ-006 Zガンダム 性能 Zガンダム COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 30200 530 M 13800 132 27 27 27 6 B - B - B ウェイブライダー HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 13800 132 27 27 29 7 A A - - - 武装 Zガンダム 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ロングビームサーベル 3800 16 0 1~1 BEAM格闘 85% 5% ウェイブライダー突撃 4500 22 20 1~2 特殊覚醒 50% 5% 水中×特殊覚醒だが、射程は固定 グレネードランチャー 3000 12 0 2~4 射撃 80% 5% ビームライフル 3600 16 0 2~4 BEAM射撃 85% 5% ハイパーメガランチャー 4900 24 0 4~6 貫通BEAM 75% 5% ウェイブライダー 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ビームライフル 3600 16 0 2~4 BEAM射撃 85% 5% ハイパーメガランチャー 4900 24 0 4~6 貫通BEAM 75% 5% アビリティ Zガンダム 名前 効果 備考 シールド防御可能 「防御」コマンド使用可能防御時、敵から受けるダメージを40%軽減 バイオ・センサー 覚醒値+5 反応値+5 変形可能 「変形」コマンド使用可能 ウェイブライダーに変形 支援防御可能 支援防御可能 ウェイブライダー 名前 効果 備考 バイオ・センサー 覚醒値+5 反応値+5 変形可能 「変形」コマンド使用可能 Zガンダムに変形 開発元 開発元 5 メタス 4 メタス改 4 百式改 5 量産型Zガンダム 4 ZII 3 Zプラス 3 Zプラス(テスト機カラータイプ) 3 ZZガンダム 3 フルアーマーZZガンダム 4 バウ 3 リ・ガズィ(B・W・S) 3 リ・ガズィ・カスタム 5 リゼル 5 リゼル(隊長機) 3 デルタガンダム 5 Zガンダム(ベーシック) 設計元 設計元A 設計元B ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)フルアーマーガンダムMk-II リック・ディアス(赤)ディジェシュツルム・ディアス 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 開発先D 2 メタス 3 量産型Zガンダム 3 Zプラス 4 ZII 捕獲可能ステージ ステージ ブレイク詳細 C4暁の宇宙へ オーバーインパクト C5ダカールの日 オーバーインパクト D3宇宙を駆ける オーバーインパクト CORE FINALアプロディア ブレイクトリガー1 シークレット 備考 登場作品『機動戦士Zガンダム』 エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社による「Z計画」で開発された機体のひとつ。主人公カミーユ・ビダンの後期搭乗機として活躍、ウェイブライダーと呼ばれる巡航形態への変形機構を備えた高性能MS。 特殊覚醒武器ウェイブライダー突撃が追加された。このためニュータイプ等を活かせる機体となった。また、突撃はMS形態でしか使えないため空中ステージでは使用できない。どうしても使いたい場合はミノフスキードライブやテレストリアルエンジンのテコ入れが要る。 覚醒値をMAXにしたカミーユに星を継ぐ者+ニュータイプ+精神感応を習得させて超強気以上にすると尋常ではないダメージを叩き出せる。 ウェイブライダー突撃以外はBEAM系武装が多く、BEAMジェネレーターOPで強化しやすい。 Mk-IIやZZとともに水中適性Bとなり、変形せずとも場所を選ばず戦える。
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WD-01 ∀ガンダム 特徴 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 29600 600 L 13200 150 27 27 26 6 B - B - C 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ビームサーベル 4000 18 0 1~1 BEAM格闘 100 6 ビームライフル 3100 18 0 2~4 BEAM射撃 85 10 ハイパーハンマー 5000 20 0 5~5 格闘 60 3 アビリティ 名前 効果 備考 シールド防御可能 ダメージ30%軽減 ナノスキン装甲 毎ターンHP5%自動回復 支援防御可能 支援防御可能 設計元 設計元A 設計元B フェニックスガンダム(能力解放) Hi-νガンダムダブルオーライザーダブルオーライザー(最終決戦仕様)0ガンダム(実戦配備型)ユニコーンガンダムダブルオークアンタ 開発元 Lv EXP 機体 2 1000 ∀ガンダム(能力解放) 3 1330 ゴールド・スモー 4 1605 シルバー・スモー 5 1800 ∀ガンダム(ベーシック) 3 2000 ターンX 開発先 Lv EXP 機体 2 600 ガンダム 3 1200 シルバー・スモー 5 2400 ∀ガンダム(能力解放) 備考 トルネードガンダムから簡単に開発できる。 安価だが早く高性能の∀ガンダム(能力解放)に開発できる。複数を開発すれば戦力が一気に増強される。 尤も∀ガンダム(能力解放)を育てて売れば資金面で困る事は無くなるが。
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ガンダムアストレイレッドフレーム改GUNDAM ASTRAY RED FRAME CUSTOM 登場作品 機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY 型式番号 MBF-P02KAI 全高 18.0m 重量 62.0t 所属 ジャンク屋組合 搭乗者 ロウ・ギュール 武装 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」ガーベラ・ストレートタイガー・ピアスタクティカルアームズIIL 特殊装備 ヴォワチュール・リュミエールパワーシリンダー 【設定】 ガンダムアストレイレッドフレームの改修機。 ライブラリアンのネブラブリッツとの戦闘で破損したのをターンデルタのパーツを組みこんで修復した。 ロウ・ギュールが知っている技術を「全部盛り」した機体で、コズミック・イラの様々な機体の特徴的な武装が満載である(*1)。 しかし、ロウの本業はジャンク屋なので、資材の切断や溶接作業に使うなど修理用の工具としての意味合いの方が強い。 ターンデルタから追加されたヴォワチュール・リュミエールやマガノイクタチなどを追加したタクティカルアームズIILが最大の特徴。 ビームを曲げて撃つことができるアローフォームや投げて戻すブーメランのような運用もできる。 また、パワーシリンダーも内蔵しており、鋏(ハサミ)状態にして敵機を挟み潰し、切断する事も可能であり、ドラグーン・システムも兼ねている。 マガノイクタチはフィールド状に発生させることができて、ゴールドのように直接触れずとも電力回収ができる。 そのパワーはロウいわく「10倍に跳ね上がっているぜ」というように核エンジン搭載機をフェイズシフト・ダウンさせる程。 また復活した蘊・奥(カーボンヒューマン)から譲渡された新しいMSサイズ日本刀「タイガー・ピアス」を装備している。 これらの要素から機体自体は古いが、装備や中身は最新の状態となっていて新型機にも引けを取らない性能となっている。 なお、これらをフル稼働させるには核エンジンが必須なのだが、当人は搭載する予定はない模様。 ドラグーン・システムもロウに空間認識能力がない為、扱う事が出来ない。 【武装】 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 頭部に2門設置された近接防御用機関砲。 ガーベラ・ストレート 日本刀型の実体剣。 改修前からのレッドフレームの主兵装。 タイガー・ピアス 日本刀型の実体剣。元々は蘊・奥(カーボンヒューマン)が搭乗していたレッドフレーム(レプリカ)が装備していたもの。 ガーベラ・ストレートとの二刀流で用いる。 名前の由来は近藤勇が所持していたといわれている刀「虎徹」から(実際には偽物らしい)。 タクティカルアームズIIL ロウ・ギュールが製作した多機能装備。 グリップ部分は溶接や切断などの作業に使用できるビームトーチとなっている。 【ゲーム内での活躍】 EXVS.MB. コスト2500の機体として新参戦。 普通のライフル、下誘導が強い2段CS、反則級の誘導性を持つアローフォーム、当てればブーストゲージを回収でき、さらに機動力低下を与えられるプレッシャー型のマガノイクタチ、そしてそれらから急速接近できる特射派生のフライトフォームなど、格闘への布石となる武器が多い。 格闘も強力なものが多数そろっており、生で当てれば大ダメージを狙える。特格のタクティカルアームズも並の覚醒技を超える高威力である。 ただしBRは全体的に性能が低く、アローフォームも当たるまで時間がかかり、特射もスパアマがなく、特射派生もへたすれば隙だらけになると欠点がある。 格闘もN、横、前、後のカウンターともにカット耐性が0で突進速度もそこまで早くなく、特格も発生が遅いとさりげない、かつ重大な欠点が多い。 それらを補うのが覚醒と、覚醒技の時限強化のVLである。格闘関連のカット耐性以外を全面的に克服できるためかなり重要。ただし解除モーションがCS以外ではキャンセルできないので注意がいる。 これらを一まとめすると「ピーキーになったX1改」。見られているのではまず仕事ができない。相方との連携が非常に重要である。 ドライブはF、Sともに有効。Sだと継続火力が上がるので安定性がかなり増す。Fだと逆転が安易に狙える。Fドライブ、覚醒、VLがそろえば火力は全機体トップクラス。当てやすいこともあってかなりの脅威となる。ジャンク屋並みの知識と悪運があれば敵なしである(冷静に対処されればおしまいであるが)。 アップデートにより基本性能が向上し、さらに瞬間火力が上昇した。 N格特格派生の赤い一撃はキャンセル不可だが、なんとシャイニングの覚醒技と同じ235(赤い一撃部分だけで)、各特格で230(N特格は311)と一発逆転を狙えるほどの性能になった。 こちらのロウはアストレイ勢は勿論、GNドライヴやAGEシステムなど様々な機体に興味を示す。 MBON 全体的に強化された。 特に横特格が火力は据え置きで発生が大幅に上がり、それにより横特しか使わないプレイヤーが大量発生したため「横特改」という俗称ができてしまった。 さすがに調整されたが、なんとこれがGセルフやデスティニーなどの環境トップを差し置いて単独で、しかも横特だけ調整… 結果として前作程度に戻り、これ一本で圧倒できるものではなくなった。 EXVS2 特射の発生保障追加以外にそんなに大きな変化は無く、(他のレッドにも言えることだが)カウンター持ちや誘導切りの増加など環境的に辛く、使用率が高いわけではなかった。 しかし、2019年3月にレッドフレームやアストレイ関連に新しい動きがあったわけではないのにツイッターのトレンドに唐突に名前が上がり、それに関連してか使用率も91位から32位と大幅に上昇した。ガンダムと全く関係ないのでここでは触れないが、詳細は各自グーグルあたりで調べてほしい。 その甲斐あってか上方修正を受けることになった。 各種特格のSAが入力した瞬間に付与に変更、フライトフォームからサブ、特射へのキャンセルルート追加による無限ループ追いの強化、特射の発生が目に見えて早くなるといった強化を受けた。 物足りなかった赤ロック距離も延長されたので、以前より増してキャンセルルートを生かして敵を追いかけ回す機体となった。 EXVS.2 XB サブがレッドフレームとモーションの異なる光雷球投擲になり、アローフォームが特射に、プレッシャーが後格闘に、カウンターが弾切れ中後格闘にコマンド変更となった。また覚醒技の解除硬直も消え完全な出し得技に。 全機体共通調整のオバヒ時の特殊移動の性能低下を受けたことで無限ループ追いは弱体化してしまったものの、射撃を起点とした攻めの手数は増えた。 【勝利・敗北ポーズ】 勝利ポーズ 通常時 右の刀振り下ろし→左の刀振り下ろし→右の刀を逆手に持ちなおす サブ「モーション中」時 タクティカルアームズIILアローフォームをビームを発振させた状態で構える 特格使用 タクティカルアームズIILソードフォームを血振りするように後ろに構えた後、切っ先を前に向けて水平に構える 覚醒技時 両手に刀を持ったまま縮こまり、手足を広げると同時にTAIILがデルタフォームに変化する 敗北ポーズ 2刀を持ったまま両膝をついて上を見る 【その他の活躍】 ガンダムビルドダイバーズRe RISE 第4話に名前も含めてトレンド入りしたVTuberが元ネタとしか思えない緑色のレッドフレーム改(というかグリーンフレーム改?)が登場してしまった。 劇中の描写から名称は「ガンダムアストレイエターナルミラクルフレーム改」と思われる。
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武装解説についてはガンダムナタクへ コンボ 戦術 僚機考察コスト3000 コスト2000 コスト1000 VS.対策 外部リンク コンボ ( はNDでキャンセル、→はそのままキャンセル) 入力 威力 備考 メイン始動 メイン メイン 232(166) 非強制ダウン。()内はダウン追撃の場合 サブ始動 サブ NN NNN 280 サブ NN NN メイン 292 サブ NNN メイン 307 アシスト始動 アシスト メイン N格闘始動 NNN メイン 270 NNN NN 244 NNN NN(1hit) メイン 290 横格闘始動 横 NNN メイン 263 横N 横NN 234 基本コンボ 横N 横N メイン 253 ダメージ底上げ 横N→後NN 229 横N→後N(9hit) メイン 261 横N前 NNN 253 横N前 NN メイン 267 戦術 僚機考察 コスト3000 ウイングガンダムゼロカスタム コスト2000 コスト1000 VS.対策 武装解説についてはガンダムナタクへ 外部リンク 非公式掲示板 - ガンダムナタク Part.1
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ASW-G-01 ガンダム・バエル 性能 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 防御 SFS 121400 820 M 17000 170 350 315 365 7 A B A - C ○ ○ 武装 名前 射程 威力 EN MP 属性 命中 CRI 武装効果 使用適性 対応適性 備考 宇 空 地 水上 水中 宇 空 地 水上 水中 バエル・ソード 1~1 4500 28 0 物理格闘 85% 15% 会心 ○ ○ ○ ○ ○ レールガン 2~4 3500 16 0 物理射撃 80% 0% ○ ○ ○ ○ ○ アビリティ 名前 効果 備考 ナノラミネートアーマー BEAM属性を持つ武装によるダメージを3500軽減する。 阿頼耶識システム 搭乗キャラクターがアビリティ「阿頼耶識(オリジナル)」を持っている場合、反応値+50、命中・回避率+5%。 開発元 開発元 3 ガンダム・バルバトスルプスレクス(阿頼耶識リミッター解除) 7 ガンダム・キマリスヴィダール 9 グリムゲルデ 10 ガルバルディリベイク 設計元 設計元A 設計元B アヘッド近接戦闘型(サキガケ) フェニックスガンダム(能力解放) マスラオ スサノオ 騎士スペリオルドラゴン EWACリーオー 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 開発先D 2 シュヴァルベ・グレイズ(マクギリス機) 4 オルトリンデ 4 グリムゲルデ 5 ヘルムヴィーゲ・リンカー GETゲージ ステージ 出現詳細 彼等の居場所 前哨戦/初期配置 備考 登場作品『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 アグニカ・カイエルの魂が宿るとされる伝説のガンダム・フレーム1号機。 ギャラルホルン及びセブンスターズの象徴のような機体であり、後のパイロットであるマクギリスはこの機体を錦の御旗としてクーデターを成功させようとした。 本機の生産登録は、そのマクギリスのスカウト登録条件となっている。 本機は秘密裏に保管されていた事もあり、設定担当によると「近代化改修されていないから(ルプスレクスやキマリスヴィダールに比べると)弱い」との事。 上記の設定に反して、機体性能は最高峰。 攻撃・反応はルプスレクス(リミッター解除)の次、防御はハシュマルの次と、それぞれ2位につける数値を誇る。 ただしルプスレクス(リミッター解除)は防御がグレイズ並であり、ハシュマルよりも機動が100以上上回るなど、数値のバランスで考えると本機が最優と言える。 地形適性も良好で、宇宙・地上Aに加えてP.D.の機体の中では唯一の空Bと、SFSが無くても戦場を選ぶことなく戦える。 ユニットアビリティを無駄なく活かすにはパイロットに阿頼耶識(オリジナル)のアビリティが必要。 反応が上がり命中率・回避率に直接ボーナスがつくが、元々命中率・回避率が安定しているならば覚えさせる必要はないだろう。 同じく最高峰のガンダム・フレームであるルプスレクスやキマリスヴィダールとは阿頼耶識システムが異なり、それぞれ一長一短。 こちらに必要な阿頼耶識(オリジナル)は無料DLCのグループ派遣で容易に量産できるので、パイロットを乗せ替え易いのは利点と言える。 武装は高威力高消耗会心持ちの物理格闘に標準的な物理射撃の2つだけとグレイズリッターやグリムゲルデと同じパターン。 ただしバエル・ソードは圧倒的な性能を誇り、クリティカル率は本作最高値の15%、POWはダブルオーライザーのTRANS-AMと同値と、他の機体の必殺技レベルにまで性能が上がっている。 物理知識Lv2・格闘知識Lv2・阿頼耶識(オリジナル)が揃うとテンションが普通でもバエル・ソードの格闘のクリティカル率が驚異の70%となる。 更にアビリティを覚えさせる事で常時100%も目指せるが、超強気になると途端に腐るので無駄も大きい。 平時のクリティカル率は下がってしまうが、格闘知識Lv2ではなく物理知識Lv1にしてレールガンの射程を6にする方が戦いやすい事もあるだろう。 ルプスレクスやキマリスヴィダールと比較するとテンション制限無しかつ底力をアテにしなくても常に最大火力を叩き出せるので、平均的なダメージに優れるのとステージ開始直後から全力で戦えるのが利点。 その分最大ダメージが劣るのと、貫通を持たないので高難易度ではダメージが伸び悩む。 底力を気にしなくていいので完全無欠との相性に優れるが、2機よりも最長射程が短くなりやすいので射程外から戦うのは苦手なタイプ。 フェニックスガンダム(能力解放)とミスター・ブシドーの機体で設計が可能。 ミスター・ブシドー系はフラッグを開発して行くか、劇場版00のステージ2でGETゲージによる生産登録が可能なブレイヴ一般用試験機からマスラオを開発するのが手っ取り早い。 ただし劇場版00のステージをクリアできる戦力が必要な他、フェニックスガンダム(能力解放)の入手が容易なので開発タイミングを揃えにくい問題はある。 開発元は4種類あるが、入手難易度を考えるとほぼグリムゲルデ一択となる。 キマリスヴィダールからも開発できるが、本機以上に高難易度適正があるのでレベルが上がった機体を手放すのは勿体無い。 開発先はマクギリスに関する機体が3種とグリムゲルデと同じヴァルキュリア・フレームのオルトリンデ。 開発としてはここが終点となる。 グリムゲルデから開発したならばヘルムヴィーゲ・リンカーからオルトリンデを開発し、月鋼のガンダム・フレームに進む道がある。 とは言えそのルートに進むとしても、この機体から開発するよりはこの機体を売却してグリムゲルデを再生産する方が少しだけCOSTが浮き、必要経験値が少なくて済む。
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GN-0000 ダブルオーガンダム ダブルオーガンダム パーツデータ GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー ダブルオーライザー パーツデータ GN-0000GNHW/7SG ダブルオーガンダムセブンソード/G ダブルオーガンダムセブンソード/G パーツデータ GN-0000 ダブルオーガンダム 分類 BBR 購入価格 腕部攻撃 移動タイプ パーツアビリティ オプション装備 HG 30 100000GP 格闘 飛行 サーベルマスタリEカーボン(GN粒子コーティング)クラビカルアンテナGNコンデンサーGNドライヴ×2 GNビームサーベル MG 81 300000GP TVアニメ「機動戦士ガンダム00」に登場するMS。主人公である刹那の2ndシーズンにおける愛機となる。ソレスタルビーイングの第4世代ガンダムで、ガンダムエクシアの後継機。2基の太陽炉を同調稼動させることで、粒子生成量を2乗化するツインドライヴシステムを初めて搭載した機体であるが、ダブルオーガンダム単体ではツインドライヴシステムの同調が不安定でトランザムシステムが上手く起動できない。この欠点は、のちにオーライザーとドッキングすることで解消される。 劇中設定通り、ダブルオーガンダム単体を組み上げてもトランザムできない。バグや設定ミスではなく設定準拠である。 ダブルオーガンダム パーツデータ 頭部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 反応速度 アビリティ オプション HG Lv01 9080 1 3010 0.55% 0.55% 100% Lv1 サーベルマスタリLv3 Eカーボン(GN粒子コーティング) --- Lv★ % % % MG Lv01 33770 1 11664 2.14% 2.14% 100% Lv1 サーベルマスタリLv?? Eカーボン(GN粒子コーティング) Lv★ 61880 4 21625 4% 4% 103% 胸部 機体耐久度 スロット キャパシティ 物理耐性 ビーム耐性 スラスター アビリティ オプション HG Lv01 27260 1 10580 1.65% 1.65% 7400 Lv3 Eカーボン(GN粒子コーティング)Lv1 クラビカルアンテナ --- Lv★ % % MG Lv01 101330 1 39230 6.43% 6.43% 10600 Lv?? Eカーボン(GN粒子コーティング)Lv1 クラビカルアンテナ Lv★ 185630 4 71880 12% 12% 15880 腕部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 外し補正 格闘攻撃力 アビリティ オプション HG Lv01 9080 2 3010 0.55% 0.55% 0% 7290 Lv1 サーベルマスタリLv3 Eカーボン(GN粒子コーティング) --- Lv★ % % % MG Lv01 56300 3 18876 3.34% 3.34% 0% 44730 Lv1 サーベルマスタリLv?? Eカーボン(GN粒子コーティング) Lv★ % % % 脚部 機体耐久度 スロット キャパシティ 物理耐性 ビーム耐性 移動速度 アビリティ オプション HG Lv01 27260 1 10580 1.65% 1.65% 100% Lv3 Eカーボン(GN粒子コーティング)Lv?? GNコンデンサー GNビームサーベル Lv★ % % % MG Lv01 101330 1 39230 6.43% 6.43% 100% Lv?? Eカーボン(GN粒子コーティング)Lv?? GNコンデンサー Lv★ 185630 4 71880 12% 12% 103% 背部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 ブースト速度 アビリティ オプション HG Lv01 18170 1 2580 1.1% 1.1% 100% Lv3 Eカーボン(GN粒子コーティング)Lv1 GNドライヴ×2 --- Lv★ % % % MG Lv01 % % % Lv?? Eカーボン(GN粒子コーティング)Lv1 GNドライヴ×2 Lv★ 123750 4 18500 8% 8% 119% 武装 名称 系統 HG MG 30 81 GNソードII ダブルサーベル 30 81 GNソードIIライフルモード ダブルライフル 30 81 GNシールド(ダブルオー) 中型シールド デベロップ一覧 派生元 対応部位 派生先 対応部位 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 ガンダムエクシア ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ダブルオーライザー --- --- --- --- ◯ --- --- --- --- --- --- ダブルオーガンダム セブンソード/G --- --- --- ◯ ◯ --- --- --- --- --- --- ダブルオークアンタ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー 分類 BBR 購入価格 腕部攻撃 移動タイプ パーツアビリティ オプション装備 その他固有装備 HG 36 100000GP 格闘 飛行 サーベルマスタリEカーボン(GN粒子コーティング)クラビカルアンテナGNコンデンサートランザムシステムツインドライヴシステム GNビームサーベルGNマイクロミサイルGNフィールド EX トランザムBURST トランザムバーストBURST ライザーソード MG 91 300000GP 備考 背部パーツ以外は、ダブルオーガンダムと兼用 TVアニメ「機動戦士ガンダム00」に登場するMS。ダブルオーガンダムに支援機であるオーライザーを合体させた形態。オーライザーに内蔵された安定制御装置の作用によってツインドライヴシステムの完全な同調が可能となる。 余談だが収録パッケージは「ダブルオーライザー + GNソードIII」のもの。このため、本作での武器はGNソードIIIとなっているが、劇中では終盤以外はGNソードIIを使用している。 ダブルオーライザー パーツデータ 背部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 ブースト速度 アビリティ オプション HG Lv01 21560 1 3090 1.32% 1.32% 100% Lv03 Eカーボン(GN粒子コーティング)Lv01 トランザムシステムLv01 ツインドライヴシステム GNマイクロミサイルGNフィールド Lv★ 121500 3 18200 8% 8% 117% MG Lv01 98770 1 14700 6.34% 6.34% 100% Lv02 Eカーボン(GN粒子コーティング)Lv01 トランザムシステムLv01 ツインドライヴシステム Lv★ 123750 3 18500 8% 8% 119% 武装 名称 系統 HG MG 36 91 GNソードIII サーベル 36 91 GNソードIIIライフルモード ライフル 30 81 GNソードII ダブルサーベル 30 81 GNソードIIライフルモード ダブルライフル 30 81 GNシールド(ダブルオー) 中型シールド デベロップ一覧 派生元 対応部位 派生先 対応部位 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 ダブルオーガンダム --- --- --- --- ◯ --- --- --- --- --- --- GN-0000GNHW/7SG ダブルオーガンダムセブンソード/G 分類 BBR 購入価格 腕部攻撃 移動タイプ パーツアビリティ オプション装備 その他固有装備 HG 61 100000GP 格闘 飛行 GNビームサーベルGNビームサーベル+GNカタールGNソードIIロング/GNソードIIショートGNバスターソードIIGNフィールドGNソードIIブラスター EX トランザムBURST トランザムバーストBURST ライザーソード MG 95 300000GP 備考 脚部、背部パーツ以外は、ダブルオーガンダムと兼用 「機動戦士ガンダム00」のMSVにあたる「00V戦記」に登場するMS。イノベイター勢力との最終決戦後、新たなガンダムが完成するまでのダブルオーの延命策として製作された、エクシアを強く意識した武装強化仕様。GNバスターソードIIには、オーライザーと同様のツインドライヴ安定制御装置が搭載されている。 ダブルオーガンダムセブンソード/G パーツデータ 脚部 機体耐久度 スロット キャパシティ 物理耐性 ビーム耐性 移動速度 アビリティ オプション HG Lv01 59680 3 25220 4.09% 4.09% 90% Lv?? ?????Lv?? ????? GNビームサーベル+GNカタールGNソードIIロング/GNソードIIショート Lv★ 190500 4 80500 13.5% 13.5% 91% MG Lv01 % % % Lv?? Eカーボン(GN粒子コーティング)Lv?? GNコンデンサー Lv★ 195000 4 81250 13.5% 13.5% 93% 背部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 ブースト速度 アビリティ オプション HG Lv01 39780 2 6060 2.73% 2.73% 90% Lv?? ?????Lv1 トランザムシステムLv1 ツインドライヴシステム GNバスターソードIIGNフィールドGNソードIIブラスター Lv★ 127000 3 19750 9% 9% 102% MG Lv01 114190 2 17616 7.86% 7.86% 90% Lv?? ?????Lv1 トランザムシステムLv1 ツインドライヴシステム Lv★ 130000 3 20125 9% 9% 105% 武装 名称 系統 HG MG 61 95 GNソードIIショート / GNソードIIロング ダブルサーベル 61 95 GNソードIIブラスター 大剣 61 95 GNソードIIロングライフルモード ロングライフル 61 95 GNソードIIブラスターライフルモード ロングライフル デベロップ一覧 派生元 対応部位 派生先 対応部位 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 ダブルオーガンダム --- --- --- ◯ ◯ --- --- --- --- --- ---